詩「アルコール」
表の顔は社交的で愛想がいい奴
裏の顔は犯罪者で人相が悪い奴
居酒屋では絶対に無くてはならない
もしなくなったら少なくとも世の中から居酒屋という存在は消える
酒、と謳ってるしな
でもただの悪い奴ではない
人情派の一面がある
奴とは上手く付き合おう
良いところだけを見て
悪いところは見て見ぬフリをしよう
かわいそうじゃないか
飲まれた自分が悪いのにアルコールのせいにするなんて
単純に自分が弱かったくせに
ひどいじゃないか
焼酎と水を飲み間違えたくせに
わざと飲み間違えたくせに
いつもアルコールのせいにするなんて!
【了】
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