電気回路

電気回路学(前編) 1-5 オームの法則

このページでは、オームの法則の定義とその歴史を説明します。
また、抵抗の抵抗率の概念と、抵抗体の原理を金属結合している原子の自由電子と正イオンのそれぞれの動き方から説明します。

直流回路の回路記号

図1.6 電気と抵抗の電気回路

乾電池と豆電球の回路は、電気回路で用いる記号を用いると図1.6のように表現されます。
豆電球は、抵抗Rとして働きます。
抵抗は、導体内の電気の流れを妨げ、導線を流れ

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電気回路学(前編) 1-4 電力と電力量

このページでは、電力の定義を式から説明し、直流電流における電力および電力量を例題を出して説明します。

電力の定義

電力の定義は以下の通りです。

電気エネルギーにより1秒間あたりにする仕事を電力と言います。
単位は、ワット [W]です。

電流が1秒間あたりに流す電荷量であり、電気的な位置エネルギーが電荷qと電圧Vの積であることから、電力は電流と電圧の積で与えられます。

電力量の定義

電力

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電気回路学(前編) 1-3 電圧と電位

このページでは、電圧の概念を水流モデルを用いて説明し、その物理的意味を位置エネルギー・クーロン力から説明していきます。

電位/電圧とは

電位と電圧はWikipediaでは、次のように定義されています。

電位(でんい、英: electric potential)は、電荷に係る位置エネルギーであり、静電ポテンシャルともいう。

電圧は二点間の電位の差として定義される。

上記定義にもありますよう

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電気回路学(前編) 1-2 電流

このページでは、電流の概念とその物理的意味を、電荷/自由電子との関係性から説明します。

電流とは

図1.1 電気回路例

図1.1に示した乾電池と豆電球で構成された電気回路は、導線に電気が流れることによって、豆電球が点灯します。
この電気の流れのことを電流と呼びます。

Wikipediaでは、電流の定義は以下となっております。

電流(でんりゅう、英: electric current)は、

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電気回路学(前編) 1-1 乾電池と豆電球の回路

このページでは電気の概念を水流モデルと対比させることで学びます。
乾電池と豆電球の回路は、水流モデルで表すとどうなるのか?電圧/電流とは?について、記述しています。

乾電池と豆電球の回路

図1.1 電気回路例

小学校で誰もが一度はやったことがある、豆電球を光らせる実験。
乾電池と豆電球を導線でつなげると豆電球が光るという実験でした。

この単純な回路の中に、電気回路学の大切なエッセンスが詰ま

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電気回路学(前編) 第1章 直流回路の要素

電荷回路学の第1章として、電気(電圧/電流/電力/抵抗)とは何か?とオームの法則に関して扱います。このページには、第1章のまとめと各項のリンクを貼っています。

第1章の導入

直流(DC; Direct Current)とは、

時間に対し、流れる大きさが一定で、流れる方向が常に一定方向である電流。

対して、交流(AC; Alternating Current)とは、

時間とともに流れる大き

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電気回路学(前編) 各章へのリンク

各章のリンク

1章 直流回路の要素 (オームの法則)
https://note.com/rf_engineer/n/nd95198c3f53a

2章 直流回路の解析 (キルヒホッフの法則)

3章 電圧源と電流源 (テブナン・ノートンの法則)

4章 正弦波交流の基礎

5章 交流の複素数表示 (フェーザ法)

6章 基本素子の交流回路 (R, L, C と インピーダンス)

7章 組み合わ

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電気回路系のおすすめ参考書

はじめに

このページでは、回路エンジニアになるために、これまで自分が学習してきた以下の各科目について、おすすめの参考書を紹介しようと思います。

・ 電気回路学
・ 電磁気学
・ 半導体デバイスと増幅回路
・ CMOSアナログ回路
・ スイッチング電源
・ 高周波回路

各科目のリンク

電気回路学(前編)
https://note.com/rf_engineer/n/n5fc1ceee7a13

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はじめに

こんにちは。初めまして。電波系エンジニアです。
このページでは、自己紹介およびブログの背景と目的を書きます。

自己紹介

米外資系企業に勤めるエンジニア。電気・情報系学部を卒業後、国内半導体企業にてアナログ回路設計に3年従事した後、現在は電気分野エンジニアとして働いています。製品の技術部分について顧客に説明したり、本社エンジニアに顧客要望を伝えるなどの橋渡し的な仕事をしています。

背景・目的

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電気回路(交流)の理論計算について

以前に「ネイピア数」について記事にした際に、応用例として電気回路の話をしたのだが、必要なことを省いて書いてしまったと反省していた。

高専の時に学習した内容だが、その時の記憶をそのまま書いていたため、専門的な用語ばかりで理解しにくい内容になってしまったのだ。この手のことをうまく伝えらえる人は本当にすごいと思う。

今回は電気回路の計算に関する入門編と位置付けて、これから知識として必要な人に向けて書

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あまり無理せずに。着実に1日を積み上げていこう🦜🍃
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