泉ハナ

禍話 呪いの話

この件は、私自身が体験したことで、すでにたくさんの人に話している。
そして、まだ終わっていない話でもある。

以前、台湾人の友人がいた。
資産家の息子で、アメリカの大学に留学もしている。
帰国後起業して、小さいながらも社長となった彼は、出張でよく日本を訪れた。
ある時、その出張に小柄な女性を同行してきた。
恋人だというその女性は、彼の取引先に勤める女性だった。
「彼女との結婚を、両親含む親族一同か

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仲間はずれの生きる道

先日SNSで、「アメリカから戻って日本の大学に通っていた女性が、泣きながら訴えてきた。女性が日本で生きるのは難しい。かわいい女の子であることを強要されるし、男性陣らの好みじゃないと、和からはずされる。そうなると、友達もいなくなるし、むやみに侮蔑されたり、いじられたりするようになるという。日本は相変わらずそういう国なので、アメリカに帰国することを進めた。女性が自由にリスペクトされて生きるには、海外に

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騙る人々

学生時代、当時人気を博していた作家の方と懇意にさせていただいていた時期がある。
気さくなその方は、関係者を自宅に招く時、私にもよく声をかけてくださった。
そのうちファンクラブも出来、その関係者が出入りするようになったが、そこでとても驚く事があった。
ファンクラブの中枢にいた人たち(概ね当時の私と歳が近かった)の多くが、その作家の方の近くにいれば、何らかの形で自分も世にでることができると思っていて、

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学歴自慢の落とし穴

何年か前に、某大手日本企業様のとある部門で、新卒入社二年目の社員男女三十名相手にスピーチをしたことがある。
テーマは、外資系企業と日本企業の違いについてだった。
その後、召喚してくださった重役数名を含め、参加者との懇親会が催された。
そこで、私と話したいという男性社員がひとりずつ私の前に座る形になったのだが、彼らの挨拶に私は面食らった。

「慶應大学卒業の山田といいます」
「斎藤です、中央大卒です

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危険認識能力は男女で違うのだ

先日、SNSで「女として生まれた者は、その生涯で性的被害にあわなかった者はいない」という記述をみて、言われてみれば確かにそうかも・・・と思った。
痴漢被害にあったことがないという人はかなり少ないだろうし、物理的な被害にはならなくても、危険な状態になったことがないという人は恐らくいないと思う。

以前勤めていた会社で、28歳の男性が蒼白な顔で外出先から戻ってきたことがある。
周囲の人たちは、体調

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スピリチュアルな世界は私たちを救えるか?

数年前に席捲していたスピリチュアルブームの時、その真っただ中にいた。
たまたまその頃、アロマセラピストの資格を取るために学校に通っていていて、先生にも生徒にも、どっぷりその世界につかり切った人が山ほどいたからで、私自身は興味はあったものの、もともと超ロジカルなうえに辛辣な思考をしてるため、遠目に見ている状態だった。
ハイアーセルフ、高次元、インディゴチルドレン、過去世回帰、前世、天使、リーディング

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夢を叶える、そのために

友人のひとりに、ハリウッドで活躍するクリエイターがいる。
そちらの分野に詳しい人ならすぐに誰だかわかる人物で、ジェームズ・キャメロンやスピルバーグから、指名で仕事が来るような人だ。
彼と知り合ったのは、ロスに住む日本人の集まりで、その後、私と私の友人と彼の三人で、深夜コーヒーを飲みに行った。
彼はその仕事にあこがれ、高校卒業後で渡米、英語にも不自由で、何ひとつできないところから着実に歩みを進めて今

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いたって個人的なLGBT関係体験

LGBTについて、何かと話題になることが増えたように思うが、それが良いことなのか、そうではないのかは個人的にはよく理解できていない。
なので、これはあくまでも私個人の意見と経験に基づく考え方として書くが、私にとってはいかなる性的嗜好であろうと、スイカが好きか、メロンが好きかの違いと同じという認識なので、ヘテロもゲイも、個人的な好みの違いという認識だ。
なので、世に存在するゲイヘイトな人たちを見ると

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外国人と結婚したい女たち

外国人と結婚したいと願う女たちは、昔も今もたくさんいる。

知り合いの日本人女性に、アメリカ人男性と結婚しようとしている人がいる。
四十代後半の彼女は、一度離婚を経験している。
彼女が探すのは、老後の心配がない程度に資産を持つ人で、ハワイに住みたいという夢をかなえるために、ハワイ在住アメリカ人男性に限定されている。
「老後、経済的に心配したくないのよね」と彼女は言った。
日本で生活している彼女

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私達は差別される

差別というのを体験することは、日本で生活していると遭遇することはほとんどない。
だから、実際何かの折にそれを体験すると、その衝撃は大きい。
昔、外国で差別された経験を集めた本が出版されたことがある。
知らない、気づかないだけで、我々日本人も、差別される側の人種だ。

ロスに住む日本人の友人一家と、はいったレストランでテーブルに案内されなかったことがある。
金髪のウェイトレスは、私たちを完全に無

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