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図書館司書の密かな趣味

こんにちは、ハシモト トショカンです。
本日も数ある記事の中からこの記事を閲覧していただき、ありがとうございます!

私はお休みの日にお散歩したり、プラッとお出かけするのが好きなんですけど、その際に図書館を発見すると、まるで吸い込まれるかのように入館してしまいます。

そうすると、まず見てしまうのが、スタッフさんのエプロンや制服や名札。

「ここってどこの業者が運営してるのかな~?」

って、つい気になってしまって、大体エプロンや名札を見ると会社のロゴとか名前が入っていますし、図書館業界では有名な「あの会社」とか「あの会社」なんかは、制服を見れば一発で分かりますね(笑)

あと、市の職員さんがレファレンスカウンターに座っていたりすると「あ、ここは業務委託で職員さんいるんだ!」とか「ここは指定管理かな?」とか、まあ余分な所に目が行ってしまいます。

次にフロアマップを見て、「児童コーナーは3階か」とか「新聞・雑誌が2階なのね」なんて思いつつ、とりあえず館内をぐるぐる回って、蔵書構成や展示の仕方、掲示物、配布物を見たり、書架と書架の幅の広さを確認して「ここ車椅子の方は通れるのかしら?」とか余計なお世話なことを考えたり、一番低い棚に本を置かないようにしているのを見て「お年寄りの方とかが取りにくくないような工夫されてて素晴らしい!…でも、この棚を潰しても大丈夫って、閉架とか外部書庫とか、置き場に余裕があるのかな??」なんてことも考えています。勝手に。

書架を眺める時には請求記号ラベルを確認して、十進分類の数字と著者名以外に、その館(もしくはその自治体)が独自で付けていると思われるアルファベットの記号とか、「モモ」とか「アオ」とか色が書いてあるのを見て、それが何を意味しているのかを推測するのも楽しいです。

…こうやって、色んなことに思いを巡らせながら館内をぐるぐる回るのが、本当に楽しいんですよね~♪

それと、スタッフさんの利用者対応や動きもよく観察します。館内で何か気になったことがあったら、様子を見て質問をしてみたりもします。

その時に、笑顔で親切に対応してくださると、「あ、いい図書館だな!」って印象を受けますし、逆に面倒くさそうにブスッと対応されると「あらー、ここはちょっと感じ悪いな…」って思ってしまうので、たった一人の対応が館の印象を決めてしまうことがあるし、自分も気持ちのいい利用者対応を心掛けないとなって、改めて思うことができます。

…というのを、同僚のスタッフさんに話すと、

「ああ、分かる分かる!他の図書館行った時って、色々気になるよね~」

と仰っていたので、みんなとは言いませんけど、結構そういう図書館員さんもいるのかもしれません。

…図書館見学、私の密かな趣味の一つです♪


本日も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!


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