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オウンドメディアは考え方一つで継続できる

こんにちは、GIRONの長谷川 @haseryooo です。

僕はGIRONでマーケティングや事業企画を中心に担当しています。

最近は新規事業に関わる書籍を中心に読み漁り、経営メンバーとホワイトボードにビジネスモデルを書いたりと、日々新規事業のビジネスモデルを考えています。

そうした中で、今後のマーケティング施策において重要視されているのがInstagramやTwitterなどの「オウンドメディア」の活かし方です。

企業として導入するハードルは非常に低く、積極的に導入している企業が多いですが、中々フォロワーが増えずに途中でやめてしまう企業が多いのが現状です。

そこで、本記事ではオウンドメディアをいかに継続的に続けるかや重要性について記載していきます。


そもそもオウンドメディアとは?

オウンドメディアとは、以下のように定義されています。

▼オウンドメディア(Owned Media)とは
「自社で保有するメディア」の総称のこと。本来はパンフレットや自社サイトすべてを指しますが、オンラインマーケティングの中では自社で運営・情報発信を行うブログのようなサイトを意味することが多いと感じられます。ペイドメディア(広告などを出稿する他社のサイト)・アーンドメディア(FacebookやTwitter、CGMなど自社からの情報を発信できるソーシャルメディア)と組み合わせて施策を行うことで幅広いユーザー層に接触することができます。

引用;5分で理解!オウンドメディアとは?

つまり、企業独自で持っている「所有媒体」のことであり、ユーザーが求める情報を発信することで自社のファンをつくり、ファンを獲得することで売上を増やすことが主な役割です。


どのくらい継続しているの?

オウンドメディアを継続する一つの指標として「3年の壁」があります。

以下の調査結果でも分かる通り、約80%の企業がオウンドメディア開始後2年以内に停止しています。

ほとんどの企業で、1~2年を目処に、オウンドメディアの運営を継続するかどうかを決定しているようです。

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引用;担当者によって「停止」するオウンドメディア/継続するのに必要なこととは

特にオウンドメディアは我慢勝負なところがあり、効果がでるまでに一定の期間がかかり、3年の壁を乗り越えられずに離脱してしまう企業が非常に多いです。

継続できない理由の大半が以下です。

▼継続できない理由
・記事材料やコンテンツの不足
・専任者の人手不足
・費用対効果の不足

だからこそ、オウンドメディアを運営するには企業や担当者が強い意志を持つ必要があるのです。


継続するために必要なこと

オウンドメディアは継続して投稿することに意味があり、単発で投稿しても一定認知は広がるものの、ほとんど効果が得られません。

効果がでないがために有料広告に頼ってしまう企業が多いですが、広告からコンバージョンしたユーザーの継続率は悪い傾向があります。せっかくコンバージョンして自分のプロダクトのファンになってくれたのにも関わらず、その後のユーザーとの接点がなくなり、解約してしまう事例をいくつも見てきました。

だからこそ、自社のオウンドメディアを充実させておくことで、コンバージョン前後において効果がプラスされていくのです。

そこで、オウンドメディアと広告との違いをよく「お祭り理論」として例えられることが多いです。

例えば、公式Instagramアカウントで投稿することは屋台で出店することと同じです。この時のユーザーの気持ちは「あったこやきがある!美味しそうう!」となるはずです。

まずは初回の接触で認知させることが重要です。この時は初回の接触なので購入する確率は低く、他の屋台を見てから購入しようとなる方が大半かと思います。

無題のプレゼンテーション

そして屋台を歩いているうちに、2店舗目のたこやきを発見。

この時のユーザーの気持ちは「やっぱり祭りといえば、たこやきだよな!もう少し見て良いものがなければ購入しようかな。。」となります。

この段階では、消費者は検討段階に入ります。しかし、この時はまだ他との比較が足りていない状態で、購入率は半分くらいです。しかも一瞬は迷ったものの、祭りの楽しさのあまり忘れてしまうケースがほとんです。

無題のプレゼンテーション (1)

そして3件目でようやく「あっそういえば、たこやきがあるんだ!ここで逃したら無くなりそうだから買っておくか!」と購入をする人が多いはずです。

つまり3回目で購入する方が多く、海外の大学院の研究でもこの心理を突き止めているはずです(※どなたかは忘れてしまいました)


無題のプレゼンテーション (2)

どこがオウンドメディアを表しているのか分かりましたか?

つまり、

・たこ焼き店;オウンドメディアの投稿頻度
・浴衣をきた人;ユーザー

を指しており、オウンドメディアは一度では認知に止まり、投稿を続けることによって、ユーザーが「そういえば〇〇はどこかで見かけたよね」と思わせることが重要。

そして、有料広告は看板のようなものです、

つまり、道に看板を立てることによって、ユーザーに興味を与え、意図していないタイミングで購入してしまうのです。

無題のプレゼンテーション (3)

しかし、広告を見てたこやきを購入したとしても味が悪く、店舗が少なければ継続してユーザーは購入しませんよね?

まさにこの考え方が、オウンドメディアと有料広告の関係を示している考え方で。


おわりに

いかがでしたでしょうか?

近年、注目を浴びるオウンドメディア。
その注目とは裏腹に継続することの難しさが日々SNS担当者から悲鳴のように聞いています。

だからこそ、ある程度継続できる仕組み化を考え、有料広告を打つ前にオウンドメディアを育てておくことが需要なんです。

これからオウンドメディアを開設し、途中挫折してしまいそうな人の参考になれば幸いです。


以上になります。
このnoteでもしオウンドメディアを頑張ろう!と思っていただけたら、是非スキをいただけると今後の励みになり、泣いて喜びます。

また「この部分をもっと触れてほしい!」等のお勧めがありましたらTwitterで教えていただけると嬉しいです。(お待ちしております)

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