記事一覧
寒星明星共通Aの勝ち方の別案
従来方針と手順案寒星明星共通形は難しい5珠が多いことで知られている。白6までの形は2022年1月の岡部-神谷戦の前例がある。 https://www.renju.net/game/search?moves=h8h…
連珠初段昇段の記(0.お礼の言葉)
はるまきと申します。実力不相応ではありますが、連珠で初段をいただける運びとなりました。
本編の前に、連珠を初めて一か月の間に接していただいた皆様にお礼を言いたいと思います。特にこの初期段階ではみなさんのおかげでモチベーションを維持することができました。
おさむさん : 連珠のルールのインストラクションをしていただきました。私が初めて会ったのは「どうぶつしょうぎカフェいっぷく」に初めて伺ったとき
寒星明星共通Aの勝ち方の別案
従来方針と手順案寒星明星共通形は難しい5珠が多いことで知られている。白6までの形は2022年1月の岡部-神谷戦の前例がある。
https://www.renju.net/game/search?moves=h8h9h10i7j10g7
この形に対して、私がこれまでに聞いたことがあった方針は次のような方針で、最終的に左辺に展開する順だ。
この順は途中で呼手相当の(あるいはそれ以下かもしれない)手
寒星-恒星共通の異着筋
本日のお題初見では黒で十分打てそうなのに指南書では推奨されない黒5といえば図1である(しかも指南書に載っているのはこれの盤端違いの手だ)。しかしこれはすぐに白が良くなるような感じもしない。
図2の黒15までで、白に連は残っていて攻めは続きそうだが、白の攻め筋に黒の連や三が生じやすい。このまま白が勝てるかもしれないが、黒が白の攻めを抑えきれても不思議ではない。次の白16はどこに打つのだろうか。
瑞星-明星-遊星-流星共通形で現れる追い詰め無効化手順
テーマ図での L7 点の意味図1が今回のテーマである。いろいろな形から合流するものの、本譜まで白10や黒17で多くの変化があるので頻出と言うほどでもない図である。
この図でのポイントは白がパスした場合に黒19をL7として、ここから追い詰めの速度で勝てることだ。図2がその手順である。
Pinsky-Kamiya戦での L7 点さて、図3は 2023年 AT のPinsky-Kamiya 戦の途中図
金星明星共通形7題目の改良手順案(失敗)
背景上記動画で次の図の手順紹介がされている。黒が手抜いて以降、白のフクミ手連打の手順が相当長くて大変だ。もう少し理解しやすそうな手順はないだろうか。
改良手順案(?)改良案では黒43を変化させている。
一見白44で両ミセが決まってしまうように見えるが、黒53までで四ノリが発生する図に持っていける。この図以降も左上で白が攻める余地が残っているので、元の動画の手順と比較して付き合わされる手数自体はそ
銀月・雲月・雨月共通形の序盤の変化
図1は銀月雨月雲月で登場する形で、白8まで定石で黒9で三を逆止めした形だ。定石を外しているのだから白が勝てるはずだが、どうやったら勝てるだろうか。
renjunet で過去の対局記録を見ても白勝ちがそこまで多くないので、簡単というわけでもなさそうだ。
この局面を強いソフトで調べると複数の勝ち筋を提示してくるが、一番わかりやすそうな勝ち方を必ずしも提示しない。以下では人にとって理解がしやすそうで、
いわゆる燕返しの変化図 (連珠世界2024/1 変化図)
経緯
2024年1月号の連珠世界に図1の局面が参考譜として掲載されている。
Katago (Katagomo) によるとかなり一本道に近い展開らしい。白28のような突飛な手や、途中出てくる詰み筋・防ぎ手は実戦では思いつきづらいもの多数であり面白い。
しかし、白42までで右辺の黒の働きが弱いにしても、白石の大半は上辺にあるからこれも働いていない。そういった事情でも本当に白がいいのか疑問に思える。この
2021年3月の振り返り
今回のアイキャッチの画像、なんとなくポエムっぽい雰囲気が出ててよいかもしれません。ちなみに『流浪の夢』は定石の名称です。「の」と「夢」の間に空白をもっと入れるべきでした。
先月まで取り組んでいた四追いチャレンジの問題には「勉強」の「四追い問題練習」に常設されている四追い問題と同様の問題が多くある印象です(少なくとも2月までは)。そこで、四追いチャレンジではなく、改めて特定の手数の問題に取り組んで
2021年2月の振り返り
先月に引き続き、四追いチャレンジを続けていました。いくつか気づいたこともあり、レーティングは2170付近->2351で大躍進でした。とても満足しています。この話は後述します。
「運を加速させる習慣」今月はバックギャモンプレイヤー・矢澤亜希子さんの「運を加速させる習慣」を読みました。タイトルを見ると何やら胡散臭いような気もしていたのですが、私の信頼するぴえこ先生の激推しであることから興味があって読
2021年1月の振り返り
読書 : 習得への情熱
「ボビー・フィッシャーをさがして」のモデルとなった人物による著書です。著者の辿ってきた経験の広さと深さがともに、常人の達するところのできないところだと感じるので、そこが面白い本だと思います。
また、これは訳者による指摘にもあることですが、私は冴えていたという出来事は再現不可能だというスタンスでいました。しかし、著者に言わせればそれはまだまだであり、いかにしてその冴えていた
四追いチャレンジの取り組み方
四追いチャレンジとは、MindWalk社が開発されているアプリ「五目クエスト」に(現状では)iOS版で提供されている機能を指します。(MindWalkさん、リリースいただきありがとうございます!)
私はこの機能がリリースされてから一ヵ月で四追いに関する解像度が上がった感触を持っています。その内容を整理・公開してみたいので、この記事で文章化してみました。
この四追いチャレンジ、おそらく人によって
2020年8月~12月の振り返り
7月までは月刊で何かをnoteに残していましたが、書く気力が無く後回しにしていたら年末になっていました。
対局コロナが下火になっているタイミングで、対面での対局をしました。ソーソロフ8ルールの局数もこなし、ようやく馴染んできたような気がします。
それ以外ですと、水曜日の夜のオンライン練習会に不定期で参加するようになりました。こういう練習では痛い目を見ることが大事だなと思わされます。
2021
2020年7月振り返り
イベントいっぷく主催の「7/10(金)の 中山珠王の連珠定石セミナー」
私は出席しなかったものの、大好評とのうわさを聞き、代金をお支払いして動画を送っていただきました。内容を拝見したところ、私がそれっぽい直感として扱ってきたものを筋よく言語化されている印象で、オススメ講座だと思います。
地力強化ソーソロフは食傷気味だったので特に実戦練習は少なめ。
月の後半になって詰連珠の習慣をつけるようにし
2020年6月振り返り
ソーソロフ8デビュー前回の記事で宣言しました通り、公式戦でソーソロフ8ルール(四珠交代打ち)を初めて打ちました。準備をして改めて分かりましたが、カバーすべき序盤の広さが突然拡大した印象です。
今回は公式戦参加としては初回なので、できるだけ即死しない、即死したとしてもその回数は減らしたい、という目標でした。結果、即死はしませんでした(!!!)。この結果には運はあったと思いますが、ひとまず土俵に立つ
2020年5月振り返り
5/10に五目クエスト 2000に到達しました!!!1950にタッチしたあたりから2000というのは相当意識していました。達成できてよかったです。
5月の残りは連珠以外でやりたいことを中心に片付けていました。読書以外は概ね片付けることができたような気がしています。
いっぷく連珠部
1月以来な気がします。久しぶりに参加できてよかったです。本当はいっぷく用に持っていくお土産のお菓子があり、そのうち
2020年4月 振り返り
今月は全然時間をかけていないです。他のやりたいことをやったり、脱線したことが多かったです。真面目な対局はほぼやっていません。定石もいわゆる赤本でやってはいますが、延々と最初の章の浦月をやっているくらいで、特に進展はありません。
特殊なタイプの四追い作成4月に印象に残っていることはこの四追いの作成です。https://renjuportal.com/puzzle/1956
前から作りたいと思って