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2021年1月の振り返り

読書 : 習得への情熱


「ボビー・フィッシャーをさがして」のモデルとなった人物による著書です。著者の辿ってきた経験の広さと深さがともに、常人の達するところのできないところだと感じるので、そこが面白い本だと思います。

また、これは訳者による指摘にもあることですが、私は冴えていたという出来事は再現不可能だというスタンスでいました。しかし、著者に言わせればそれはまだまだであり、いかにしてその冴えていた部分を再現可能にするか、という観点が大事だということでした。つまり、その冴えていた部分から技術要素を見出し、それを特定できればそれを自分のものにするという過程を経て、次のステップへ行くということでした。この考え方はとても新鮮でした。

他の話題で言えば、例えば試合時の心理や直感に関する話題も随所にあります。直感といえば羽生さんの「決断力」にもある話題ですので、読み比べてみるのも面白いかもしれません。

この本は上記のように外的な要素から内面の要素まで、数多くのトピックを含んでいる点で読みごたえがあります。彼の半生を知るというパートだけでも面白いのでおすすめです。


四追いチャレンジ


緊急事態宣言が発令されたあたりで四追いチャレンジがリリースされました。それまで四追いは短手数の白の禁手に絞ってやっていたので、いろいろな手数のものが出題される・自分に合ったレベルが出題されるという点が面白かったです。これはいい機会だと思ったのでかなり力を入れてやりました。

結果、初期の時よりは読めるようにはなっている印象があり、かなり満足しています。具体的な数値で言えば、リリース直後は1990だったのが現在は2150程度、maxだと1月30日に2175になりました。

具体的な取り組み方や考えていた内容については別途、記事(四追いチャレンジの取り組み方) を書いてみました。

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