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2020年8月~12月の振り返り

7月までは月刊で何かをnoteに残していましたが、書く気力が無く後回しにしていたら年末になっていました。

対局

コロナが下火になっているタイミングで、対面での対局をしました。ソーソロフ8ルールの局数もこなし、ようやく馴染んできたような気がします。

それ以外ですと、水曜日の夜のオンライン練習会に不定期で参加するようになりました。こういう練習では痛い目を見ることが大事だなと思わされます。

2021年もぼちぼち頑張ろうかなという感じですが、冬×コロナは怖いので、しばらくはリアルの例会には行かず引きこもる予定です。

練習

本当は棋譜並べを真面目に取り組むフェーズであると感じていますが、ほとんど手を付けていません。

冬休みに入ってから時間を取るようにしていますが、四追いの基礎トレをやっておなか一杯になります。こちらはこちらで、久しぶりに気付いたことがあり、収穫がありました。

なんというか、やることはたくさんありますね。

2020年の目標の清算

最初は赤本(連珠必勝法) と おいしい詰連珠を読破しようという目標を立てていました。前者は初段になってからフェードアウトし、後者は年末近くになり手を付けました。読破はできなかったものの、2019年に購入した時よりは段違いに理解ができるようになったので、達成感はありました。

心の中ではレーティングや段位の目標はありましたが、これらは達成できたので年初と比較すると満足度が高いです。

今年初めの段階では「超一流になるのは才能か努力か?」をオススメしていましたが、「究極の鍛錬」という本があることを知りました。

この「究極の鍛錬」は多くの部分を「超一流になるのは才能か努力か?」で示されている実験結果に依存しているため、これらはかなりベクトルが似ている本だと言えます。この「究極の鍛錬」のいいところは、もう少しビジネス寄りの話題との関連付けがなされている点で、より幅広い話題を取り扱っていることかなと思います。オススメです。

ツールの作成

この期間で私が使う用のツールを増強していました。

1つ目はAnki用のプラグインで、これは下図のように、Yixinのプロトコルで使う文字列を表面/裏面に与えれば自然な盤面として見た目を変えるツールです。

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比較的お手軽に作れる割にはいろいろな(例えば五林のようにアプリを起動しないと見れないような)問題を収録できるので作ってよかったなと思います。最近サボっているのでこのツールはそんなに使ってはいないですが...


2つ目は局面の自動掘削です。モチベーションとしては未知の局面を予習するためにYixinをポチポチするのが嫌になってきたので、そういうのは機械にやらせたいなぁというものでした。

中山さんに伺ってみたところ、どうも中国ではこの発想のツールが出回っているようで、そのツールを用いることで最近の超高難度A(=必勝になることが確認された黒の5手目)が発見されているとのことでした。このツールはEmbryoベースで掘削をしているようです。

高難度Aの手順の全解析はやれると面白いとは思いますが、私の目的とは少しズレがあります。したがって、私のツールではYixin評価値ベースで探索を行い、Embryoですぐ詰むかどうかだけ判定させることにしました。Yixinの方がバランスがとれているという評判だからです。

結果、下記のような変化の木を出力して満足していました。

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(ところでこういうツールがあるとどんどん凝った方向へ流れるのですが、そうやって序盤に凝るのは泥沼なんですよね。。。)

このツールは結局のところYixinの評価関数に依存するので、これが過大評価したり過小評価したりする局面が存在することで歪みが出ます。そういった点でも完璧を目指すとキリがないですが、やっていて楽しかったです。

さいごに

今年は無理にならない程度に色々なことをできましたし、Twitterなどを通じてコミュニケーションを取れてよかったです。

みなさん、2021年もどうぞよろしくお願いします。

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