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2021年2月の振り返り

先月に引き続き、四追いチャレンジを続けていました。いくつか気づいたこともあり、レーティングは2170付近->2351で大躍進でした。とても満足しています。この話は後述します。

「運を加速させる習慣」

今月はバックギャモンプレイヤー・矢澤亜希子さんの「運を加速させる習慣」を読みました。タイトルを見ると何やら胡散臭いような気もしていたのですが、私の信頼するぴえこ先生の激推しであることから興味があって読みました。

最も印象に残っていることは矢澤さんの「1年に10個新しいことをする」という目標です。私が10個新しいことをしていないなぁと感じた一方で、新しいことに触れることはとても大切なことだと感じる面はありますので、これは私も目標の中に取り入れたいなと思いました。

他にも印象的だったのは(おそらく明確に定義していなかったと思いますが)「運」の捉え方です。本書ではこの「運」というものはその本人にとって主観的なものであるという捉え方をしています。私にとっての運はサイコロそのもので、理論的に出目が6となる確率は1/6、という捉え方でした。このために、これを「加速させる」ということはどうも胡散臭いと冒頭のように私は判断していました。

しかし、本書で指摘されている通り、「今日は運が悪かった」と思う日はあるわけで、そういう日は私も運を主観的に捉えているわけです。なるほど私はこれまで「運」に対して矢澤さんのように繊細に考えてはこなかったのだなと感じました。

また、仮説検証が大事であるという考え方が随所に現れていた点も印象的でした。この点は他の世界で優れた成果を残す人と考え方が共通しており、説得力があると思います。

四追いチャレンジ

今月特に感じたのは、俗にいう「廃人プレイ」はうまくはいかないということです。

「廃人プレイ」とはとにかく時間を使うスタイルだと思っています。しかし、ふと思うのですが、私たちは歯磨きを何十年もやっているはずなのに、結構下手で歯科衛生士さんに怒られたりします。ただ時間をかけるだけでは上手くにはならない好例ではないかと思います。

ではどうすればいいのかというと、しっかり復習するということになります。この点は先月のnoteにも書いていましたが、今月はその復習の仕方にも工夫が必要だと感じました。より具体的に、私のスタイルは以下の形に落ち着きつつあります

1. 四追いチャレンジのプレイ中は、ざっくり振り返る程度にして、復習が必要な問題は、正答と問題をスクショする

2. プレイ中とは別の時間の中で、なぜ解けなかったのか、もしくはなぜ解くのに苦戦したか振り返る

3. さらにその中でも自分が読みづらいと感じる形やポイントを見つけて、それをノートに書きだす(例えば次の写真のような感じです)

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(これらはすべて四追いでちゃんと詰むようなものですが、ページによっては、「次の一手で剣先二つと連が一つできる」ようなパターンになっている場合もあります。)

ところで、以前は四追いといえば、五目クエストの白禁手5手の問題集を周回していました。昨日は去年の今頃に出したタイムアタックの自己記録を一発でちゃんと超えることができましたので、ちゃんと成長できたのだと思います。

しかし裏を返せば、これまでの勉強は誤りだったということです。何が誤りだったというと、ここまで不得意な部分にフォーカスできていなかったというところに尽きると思います。つまり、解くのに時間がかかった理由をここまで深くは考えることはできなかったということです。「より早く見えるためには何が足りていないのか」を深く自問自答ができていませんでした。

四追いチャレンジではレートによってその能力が可視化されてしまうため、言い訳が効かず、このような自問自答につながったのかなと思います。(MindWalkさん、本当にありがとうございます。)

ただ、このことに気付くまでに私も酷い廃人プレイをしてしまい、「時間だけはかけているはずなのに全然伸びない、納得いかないからもう一回」とプレイを繰り返していました。一番ひどいときは9時間連続でプレイしていたのではないかと思います。

しかし、この最中にレーティングは伸びず、後でやる復習が大変になるだけでしたし、私はあまり効率が良くないのではと思いました。こういった理由で、この節の冒頭のように、廃人プレイはこれからはやらないようにしようと思ったのでした。


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