ジェンダー・・意識は高くないけれど
日曜の朝、珈琲を飲みながら、本を読む時間が好きです。新しいものや、ビジネス書も読むますが、学生の頃に読んだ文語本の再読も好きです。
世代的に、学校教育を受けたのがずいぶん前で、私が小学校のころ、先生をされていた方々は、たぶん若い先生でも、1950年代生まれだったのだろうと思います。ちょっと年配の人だともっと上。
そういった世代の先生や大人たちに教育を受けた私の世代も、結構な古い考えが染みついているわけです。
私は、高齢者や、昔ながらの考え方、結構好きです。
例えば、子供のころ読んだ偉人の伝記や、童話に示されている道徳っぽいこと。それに、体育会系の考え方や、年長者を敬ったり、両親を大切にしたり、困っている人に手をさしのべたり・・・
けれども、そういったこととは別の意味で、時代とともに変わっていくことや、もう、今の時代には通用しないこと、昔ながらの考え方が誰かの不利益を生んでいたこと、誰かを貶めることになっていたこと、などがあります。それらを是正する動きは、大切だと思っています。
世代間で悪口を言い合いたくない。年長者を悪者扱いしたくない。もちろん、若い人たちが進めていることを妨げたくもない。
これらは、矛盾しないと思っています。
難しいけれども。
誰かを悪者にしたり、わかりやすい敵を示して、考えることをやめる方が、簡単だし、話は早い。
けれども、事実や実績を積み上げることで、新しい常識に適応していくことは、可能だと思うのです。
世代の違いも、性別による違いも。もっと話を拡げればダイバーシティとかも。
たぶん、時間を要すると思います。誰かを責めるのでなく、適応していく方法を考えたり、試したりしたいです。
昨日のニュースで、男性、女性、と区別する表現に、ちょっと考えさせられました。それほど、普段は意識していないのですが。
簡単に結果は出せませんが、自分が感じることを、まずは信じて、なにごともよく考えるようにしたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございます。再読した本のいくつかについて、思うところをkindleに書いたりもしています。ぜひ、よろしく!
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