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番外編~特支教育に関わって~ その1; 「目の前で見る現実に…」
皆さんこんにちは
ExWのトラです。
もう10月も最終日ですね。
2022年もあと2か月になりました…はやいですね。
と
先日知人に伝えたら
「全然はやくないよーさっさと終わってほしいわよ!」
と半分笑いながら半分怒りながら言われました…(-_-😉
人によって、「月日の流れ方」の捉え方、異なりますね…
「早いなー…」と伝えてくれたひとが圧倒的多数を占めていたこの時期。
久しぶりに、「あ、そっか」と。
異なる視点で見るのを忘れそうになっていたなーと
ちょっと反省です。
そういえば、
子どもたちがまだまだ小さかったころ…
子どもの成長発達にむきあってたとき、
早い、遅い、を交互に感じる複雑な感情にみまわれてたなーと…。
なんか益々反省でした(-_-😉
で、みなさんは「早いなー2022年もあと2か月か~」ですか?
それとも
「ようやく…もう少しで終わるっ!😊」ですか?
…
さて。
今回はちょっと番外編です。
*リョーサンが私や学生さんたちに教えて下さったことが今目の前で生じ…😿
*自由教育の堀さんの教育の視点が素敵
*リョーサンが私や学生さんたちに教えて下さったこと、が今目の前で…
はい、それは、発達障がいの子どもたちへ生じやすい
「二次障がい」について
です。
私たちに伝えてくれた中でも特に私が「あ、ここものすごい重要かも…」
とおもっていたんです。
なぜなら。
ただでさえ彼ら、
自己肯定感が異常なまでに低いのに…
彼らに追い打ちをかけて、学校にこられなくなってしまうほどの強烈なインパクトをもたらすのがこの二次障がいだから、です。
しかも、
教員が追い込んでいるケースも大変多く
って…
なんだかなーという思いでおりまして。
ただ、どの程度現場でこれらが横行しているのか。
私は本当の意味での、がちんこの詳細は認知してませんでした・・・。
聞きづてばかりで、実際にそこまで酷いことがあるのか・・・?
実をいうと…正直半信半疑でした。
知人も教員が多く、皆真摯に向き合っているケースが多かった、というのも
どこか強烈に感じられなかった理由かもしれません。
それに…
自分の知る範囲(が狭いことにこの時は気づいていない…恥)
では、大変な学校とそうじゃない学校はどこか教員の力量の違いでは?
くらいにしかとらえていなかったんです…_(._.)_
しかしながら………
これが今目の前
で まさに生じています。
このたった1か月の間に…何度も何度も遭遇しました。
そして
発達障がいを抱えた子どもたちは苦しそうに、辛そうにしていました。
そのたびに…私も心苦しく………。
あ…あ…はい。
んっと…なんでこんなことを記載しているかというと…
実は今、とある効率中学校の特別支援学校の学習支援スタッフ
として働いているんです。
しかし、私は現場にでなければいけないかも、
という思いに少しかられていたんです。
…自分が教授していたインクルーシブ教育の利点はほんとに現場で生かされてるのか?
…机上の空論を学生に対して 堂々としゃべってしまっているんじゃないか?
…知人が相次いでやめたり病気になったりしている(一昨年は自死しようとして…未遂に終わりましたが…ほんとに…悲しかったです…中学校現場って今どうなってるのか?)
…通級、特支、言葉の意味やその実態調査の論文は読んでいても…現場との乖離はどの程度なのか?
…自身の子どもたちが中学校でどうも教員の威圧的態度に縛られている…これって何なのか…?
…色々な疑問が浮かび上がりまして…
この際、大学やめちまったし、チャンスかな、とおもいまして。
養護教諭免許を私は持っていたことから、すぐに採用が決まり、
半年間の勤務に至りました。
そして、
上記のようなことがあったんです…。
「二次障がい」をまざまざと、深く…見せつけられたのです。
・教員が特支の子の交流(通級)時に、授業を乱すことに対して、思い切り説教する…
・相当な勢いで怒鳴りつけ、感情で100%ぶつかってくる…
・力いっぱい首に手をまきつけて首絞め作業に取り掛かる…(ほんとにあったんですよ…半分暴力行為です。でも、全然全然…お咎めがない…)
・「いい加減にしろ!煩いんじゃこのボケ!などと…あまり聞きづてならない言葉などを、ひたすら繰り返し、叱責し、感情任せにこどもたちへ暴言を繰り返す…
これらを教員が率先して行うと……
他のちょっとずるがしこい生徒は悪戯的にその対象の子供さんへ
攻撃を始めます。
これ、
DVの再生産
にもつながりませんか?
![](https://assets.st-note.com/img/1667206965409-W2AmVdIblF.jpg?width=800)
ただでさえ毎日怒鳴り散らされて怒られて…肯定感がずたずたなのに…
他の生徒が同じように怒る、怒鳴りつける、物を壊す、頭を叩く、肩をどつく、
足をひっかけようとする、鉛筆で腕をさす…
私を含め教員のいる前で平気で行う子もいます。
でも、
主軸の先生(通常級)が、あんまり怒らない…。
彼らにまるで「加勢して怒ってくれたらたかりますよ」といっているかのように。
だから、彼らはやりたい放題。
さすがに鉛筆やボールペンをむき出しにしたときは注意を厳重にしました。
それでも
彼らは今度…私たちの見えないところで発達障がいの子へ攻撃してます。
悪口をいったり、
陰口をたたいたり、
物を隠したり、
手をだして叩いたり殴ったり…
酷い状況。
こうした二次障がい的な流れが何度も続くと…
学校へ行くのをやめてしまったり、中断したり、ということに繋がってしまいます。
特支の教室は穏やかで、時間もゆるやかに流れ、
みんな笑顔が絶えません。
でも交流の時間になると、3分の1くらいの子は、暗い表情で
教室を出ていきます…
現実。
この環境には、インクルーシブ教育理念や多様性、生きるということ、
いのちの育み、というものは存在していないかのようです。
(ここは次回、「番外編その2;ゆこさんの教育が何一つ浸透していない現場に遭遇した…」でお話します…)
そう、この二次障がい、きっとここだけではなく、色々な場所であるのかも…と。
そもそも
教員の差別的発言や、発達障がいへの理解が乏し
すぎます。
全然連携が取れていない印象も否めず…
なんだか苦しい日々ですが、
いつか少しずつ動くといいなーとおもいながら。
…でもやっぱりいつか「学校つくりたいな」という思いが
頭から消えません…。
*自由教育の堀さんの教育の視点が素敵
大阪にある堀信一郎さん(79歳)が立ち上げた
「自由教育;テストも校則もない学校」
の記事が専一15日に朝日新聞朝刊で紹介されていましたが、
本当にみんなの笑顔がこころから、という印象がまず飛び込みました。
そして
今では九州地区や中部地区にまで輪が広がっていき…
30年間の歴史の重さを感じずにはいられません。
多様性の言葉を、丁寧に受け止めて実践教育に移している形態…
おしえない、自ら編み出すことを「待つ」姿勢…
本当の意味での自己決定を尊重する空気感…
「木のくに子どもの村学園」という場所です。
(http://www.kinokuni.ac.jp/nc/html/htdocs/index.php)
今度見学してこようとおもいます。
こういう場所で、子どもたちと関わりたいです。
そしていつか自分の手で学校を立ち上げられたら…
でもその前に政治家にならないとだめなのかしら?とか?(-_-)笑…
いや、
その前に、今一度研究ですね~😊。
今は女性と健康の問題点についてたくさん
述べてきていますが、、、、
健康教育の不備とセットで記載しているものはまだとても少ないのです。
著書にしろ、論文にしろ、
なにしろ多くの人に知ってもらいたいたい現実がそこにあります。
ほんと、
いつかみんなが笑顔でいられる学校に携わりたいのです。
でも今は修行も含め、
この荒んだ現場で何ができるか、、、、
子どもたちの笑顔を守るためにどうしたらいいのか、、、、、
真摯に考えたいです。
あーそれにしても。
教員の人も余裕がないくらい多忙、忙殺、なんですよね…
ほんとにお疲れ様ですが…
二次障がいを齎さないでほしいです…
なんだか悲しすぎますから…。
本日も一読頂きまして、
まことにありがとうございました_(._.)_
とら
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