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映画鑑賞〜8番目の男〜
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『8番目の男』
韓国初の国民参与の裁判
日本でも始まっている陪審員制度
あくまでも参考程度の参加と言っても、人の人生を左右する局面に立ち会い何かを決めることは簡単なことではない。
冤罪を生むことも、犯罪者に無罪を言い渡すことだってゼロではない。
これは陪審員制度だから気をつけるべきことではなく、人が人を裁く以上、常に気をつけなくてはならないこと。
作中で陪審員の
読書感想〜ポイズンドーター・ホーリーマザー〜
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『ポイズンドーター・ホーリーマザー』
湊かなえ
6作からなる短編集
表題の「ポイズンドーター」と「ホーリーマザー」は連作短編になっています
どの物語もそうですが、立場によって見方が変わる
犯罪者も誰かに愛されている人であり、毒親だと子供に思われている親も我が子を想い、親を罵る子供に正義はあったのか…
誰の意見が正解なのか正義なのかが問題なのではなく、自分の判断は常に平
読書感想〜暗いところで待ち合わせ〜
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『暗いところで待ち合わせ』
乙一
これはすごい…
物語りは盲目のミチルの部屋に、同僚を駅のホームから突き落とし殺害したアキヒロが身を隠し生活をするという、何とも気味の悪い設定で進みます
読み始めた時は思いもよらなかった、読後のこの感情
感動という簡単な一言では表せない感情でした
境遇は違えど、1人でいることが幸せなんだ、傷付かない唯一の方法なんだと自分自身に言い聞かせ