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数字やリーダー経験がなくてもOK!営業職で書類通過する職務経歴書の書き方

こんにちは。
キャリアコンサルタント 佐渡治彦です。

営業職の転職の際、応募でよく求められるのは、売上実績やリーダーシップの経験です。
しかし、すべての営業パーソンが大きな数字を残したり、リーダーとしての経験を持っているわけではありません。

それでも書類選考を突破するための職務経歴書の書き方があります。
ここでは、そのポイントを具体的に解説します。

1. 📈「数字がない」なら「プロセス」を強調する

大きな売上や目に見える成果がない場合、営業活動のプロセスに焦点を当てましょう。
どのような取り組みをし、どんな工夫をしてきたかを詳しく書くことで、あなたの努力や成長をアピールできます。

NG例: 「新規顧客開拓に注力。」

OK例: 「新規顧客開拓のために、毎日20件の訪問営業を行い、独自の提案資料を作成して商談成立率を向上させました。」
現代ですと、いかにSNS、AIをビジネスに活用したのかも具体的に言えると良いですね。

成果が大きくなくても、そのプロセスを詳細に描くことで、前向きで努力を惜しまない姿勢が伝わります。

2. 🤝「信頼関係構築」の力をアピールする

営業職では、顧客との信頼関係を築くことが何よりも重要です。
信頼を得るためにどのようなアプローチをしたか、具体的なエピソードを挙げて説明しましょう。

NG例: 「既存顧客へのフォローを担当。」

OK例: 「既存顧客への定期的な訪問とメールフォローを通じて、顧客満足度を向上させ、リピート契約率を維持しました。」

信頼を築いた具体的な方法やその結果を記載することで、顧客との長期的な関係を築く力がアピールできます。

3. 💡「問題解決能力」を具体的に示す

営業職は顧客の課題を解決する仕事でもあります。
具体的にどのような課題を発見し、どのように解決したのかを記載することで、問題解決能力をアピールしましょう。

NG例: 「顧客の要望に応える。」

OK例: 「顧客のコスト削減ニーズに応じて、複数の製品プランを提案し、最終的にコスト20%削減を実現しました。」

課題解決のプロセスを具体的に描くことで、企業側はあなたが顧客のニーズに応える力を持っていると判断できます。

4. 👥「チームワーク」や「協力姿勢」を強調する

リーダー経験がなくても、チームで成果を出すための協力姿勢やチームワークを強調することができます。
特に、他部門との連携やチーム内でのサポート役としての役割をアピールすることが有効です。

NG例: 「チームの一員として業務に取り組む。」

OK例: 「他部門と連携し、納期遅延を防ぐための調整業務を行い、チーム全体のパフォーマンスを向上させました。」

チームの一員として貢献した具体的なエピソードを示すことで、リーダーシップがなくてもチームに欠かせない存在であることを伝えられます。

5. 🚀「自己成長の努力」を伝える

数字やリーダーシップがない場合でも、自己成長やスキルアップへの努力を伝えることは重要です。
具体的な学びや改善策を示すことで、成長意欲があることをアピールできます。

NG例: 「自己啓発を行う。」

OK例: 「顧客のニーズに応えるため、営業トークのスキルを向上させるために定期的にロールプレイングを実施しました。」

自己成長に取り組む姿勢を具体的に示すことで、ポテンシャルの高さを感じさせることができます。

6. 🔍「適応力」や「柔軟性」をアピールする

特に営業の現場では、顧客の状況や市場の変化に柔軟に対応する力が求められます。
自分がどのように変化に対応してきたかを具体的に書くことで、適応力の高さをアピールしましょう。

NG例: 「柔軟に対応する。」

OK例: 「市場の変化に応じて、新しい営業戦略を導入し、顧客ニーズに合わせた提案を行いました。」

柔軟な対応力や変化に対する適応力を具体的な事例で示すことで、企業はあなたがどんな環境でも成果を出せると感じるでしょう。


まとめ

数字やリーダー経験がなくても、書類選考を突破するための職務経歴書は書けます。

ポイントは、あなたのプロセス、信頼関係構築力、課題解決力、チームワーク、自己成長の努力、そして適応力を具体的なエピソードでアピールすることです。

これらのポイントを抑えて、企業に「この人と一緒に働きたい」と思わせる職務経歴書を作成しましょう。
もちろん、営業職は、仕事の契約を獲得すること(受注)がミッションであることは、忘れないようにしましょう。

自分らしい職務経歴書を作成し、次のステップへ進んでください!
ファイト!


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