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【ネタバレなし】映画って本当にいいものですね⑤:天国から来たチャンピオン(1978年)
「亡くなった人が天国から戻ってきて別の体に乗り移る」映画の走り
「ゴースト」にしろ何にしろ、「死んだ人が現生で別人に乗り移る映画なんだ」と聞くと、つい「ああ、天国から来たチャンピオン系統の映画なんだね」と思ってしまう。そんな映画です。
※元々は1940年代のある映画のリメイクのようなのですが、まだそちらは見たことがなく、この設定が市民権を得たのはこの映画からなので、こんな風に思っています。
【ネタバレなし】映画って本当にいいものですね④:カッコーの巣の上で(1975年)
※以下、ジャケットに書かれているくらいの話は書いてあります。
第48回アカデミー賞で、主要5部門独占作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞と主要5部門を独占。1934年に受賞した『或る夜の出来事』以来、実に41年ぶりの快挙。
映画協会選出の各種名画ランキングに上位ノミネート・映画史に残る演技ベスト200 1位(2012年 英『Total Film』誌)
・アメリカ映画ベスト100 20
映画って本当にいいものですね③:ゴッドファーザーⅢ(1990年)
【ネタバレなし】
※ジャケットに書かれているくらいの話は書いてあります。
映画史に燦然の輝く傑作であるゴッドファーザー、ゴッドファーザーⅡ。そして、それに比べて1段劣ると評価されがちなゴッドファーザーⅢ。
決してそんなことはない!
Ⅰ、Ⅱと違うのは、ゴッドファーザーⅢが「Ⅰ、Ⅱを観た人に向けた映画である」ということ。
ゴッドファーザー・マイケルのサーガを見てきたものへの帰結として、叙事詩
映画って本当に良いものですね②:道(1954年)
【ネタバレなし】
※ジャケットに書かれているくらいの話は書いてあります。
貧乏な家に産まれた器量の悪い(頭が弱い)娘ジェルソミーナが、死んだ姉の代わりに旅芸人ザンパーノに買われて旅芸人一座に入って旅をする。イタリア映画の巨匠、フェリーニの傑作。映画の余韻がニーノ・ロータによる挿入曲とともに心に残り続ける・・・
借金を理由に買われていく、という戦後の混乱期のイタリアを描いた映画。
ジェルソミ
映画って本当に良いものですね①:セントオブウーマン
【ネタバレなし】
※ジャケットに書かれているくらいの話は書いてあります。
個人的には、アル・パチーノといえばゴッドファーザー三部作よりもこれ。「アル・パチーノに圧倒される」映画。
1990年代のアメリカを舞台にした映画。アル・パチーノは、怪我により失明した気難しい傷痍軍人:フランク中佐(中佐は偉い)として登場する。
ボストンのエリート大学に通うチャーリーは、田舎出身で奨学金をもらって大学生