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こだわりのものづくりで、ファンが自然と集まるコミュニティへ (Social Mirai Design)

 コミュニティがテーマの連続講座Social Mirai Design、第6回ゲストは、IKEUCHI ORGANICの池内計司さんでした。
 講座開始時点で第6回ゲストは「推薦枠」として決まっておらず、参加者の声を聞きながら、「ファンコミュニティ」分野からきていただきました!

イケウチオーガニックのタオル

 イケウチオーガニックさんは、今治タオルを作られている会社で、一言で言うとどのタオルもいいお値段なのです。が、ものづくりの背景を聞くと納得!という感じです。
 1999年にはすでに「最大限の安全と最低限の環境負荷」としてオーガニックにこだわったタオルづくりがはじまり、「風で織るタオル」と言われる通り風力発電で織っていたり、有機農業で育てられたフェアトレードのコットンはトレーサビリティでどの畑で作られたかがわかる。これでもか!というこだわりの詰まったタオルなんです。

ファンベース

 そんなこだわりのタオルを作っているイケウチオーガニックさんは、「ファンベースなひとたち」という書籍の中でも紹介されているそうです。
 こだわった本当によいタオルだからこそファンが集まって支えられているようです。

 そんなイケウチオーガニックさんでは、お客様説明会とメディア発信でものづくりの考え方を伝えづけているとのこと。オンラインZoomストアなど面白い取り組みもあるそうです。
 

コミュニティへのづくりへのTips

▶︎来るもの拒まず去るもの追わず
 社員さん自身もこだわりのものづくりに惹かれて入られる方が多いそうですが、方向性が合わなくて辞める方がいても良好な関係という話が印象的でした。コミュニティの「流動性」はこれまでの講師の話でもでていてリンクする話でした。

▶︎正直でいること
 お話の端々で、自分自身に正直でいること、また正直に伝えていらっしゃるんだなあという印象でした。また、社員さんのSNSなども統一ルールはないそうですが、マイナスなことを書かないこと、思ったことを素直にかくことで、よりファンが集まるようになっているようです。

▶︎モノがない時のファン作りは?
 今回は「こだわりのタオル」という、一度使えば伝わってファンになってもらえる媒体がありましたが、通常のコミュニティづくりはそういった確固としたモノがないことも多いかもしれません。逆にいうとモノはなくてもどう共感を集めるのかが重要なのかなと思いました。

📖過去記録
第2回 やわらかなコミュニティ になっていくのか?
第3回 コミュニティでハテナソン
第4回 動きながら変えていく コミュニティ × ティール組織
第5回 身近な地域で健康と安心を実現する「コミュニティナース」

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