見出し画像

メンズエステが稼げないんじゃなくてマーケティング能力が足りないのが原因ですよ


メンズエステは、コロナによる自粛ブームが起きてから非常に収益率の高いホットな業界の一つです。



風俗業界が燻りを見せる中、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進したのがメンズエステ業界。

しかし、2021年に入ってからは市場の飽和が加速し新規店の乱立により

主要都市部は顧客の奪い合いという激戦区となっています。


読み手の皆さんの中には

メンズエステって儲かるの?と疑問視する方もいれば、売上が立たなくて頭を抱えている経営者の方もいるのではないでしょうか


そこで根本的な事業としての特徴と

【売れない理由】について理解していきましょう


メンズエステ事業の収益性の高さ


そもそも何故今になってメンズエステ業界に挑戦する人間が増えたのでしょう?


大きく分けて3つの経営側にとって嬉しいメリットがあります。


①元手が殆どかからない


今流行りのメンズエステはマンションの一室を借り簡単なHPを作るだけでも手っ取り早く始める事が出来ます。

外装や内観の工事も必要ないですし

無駄な経費は殆ど無し。

あるのは従業員の人件費と最低限の管理費だけ。

その参入障壁の低さが飽和に拍車をかける要因となっています。


②粗利率が高い


次に粗利率の高さが目立ちます。

1顧客辺りが支払う金額も比較的高く、

1人の顧客で数万の単価が付きます。

そこから従業員に50%の人件費を払い、

管理費に10%程度差し引いても凡そ40%が取り分です。


当然顧客の施術時間が長くなったりサービス内容が変化する事で単価も上がり、資本の速効性も速い。

回転数によってよや大きく変わりますから

単純な粗利率の良さだけでは測れない収益モデルの高さも魅力です。


③従業員や経営管理がある程度マニュアル化されていて比較的楽


マンション等の部屋の一室を従業員に切り盛りさせて稼働するので

無駄な管理を最小限に抑えられます。

また、一度覚えてしまえばイレギュラーな顧客を相手にする事も殆どありませんし

単純なマニュアルによるオペレーション一つですぐにでも始められます。

飲食やアパレルで実店舗を行う場合は従業員の教育〜仕入れ〜販促等やる事が際限なくありますが

メンズエステの場合殆どがBtCの1対1の業務となります。

経営といっても集客も人を雇う事でケア出来るので資本を出すだけでほぼ管理コスト0で稼働する事も不可能では無いのが

やはり経営者層からすると醍醐味と言えるでしょう。



【問題店】飽和しすぎて売れない店が増えた


メンズエステ事業的メリットを一度理解して仕舞えば参入者が多い理由も頷けるでしょう。


しかし、店舗の飽和により売れない店が増加している事もまた事実です。


そしてその殆どの場合、売れないのは市場が飽和したからというよりも


マーケティング能力の圧倒的欠如​

が理由となっている場合が多いです。


皆似たり寄ったりで競合他社との差別化も出来ておらず何の為に経営しているの?

と言いたくなるお店が後を経ちません。


原因①HPや集客導線の拙さ


多くのお店に言えることが

集客までの顧客の心理や受け手の気持ちをあまりにも蔑ろにしています。

何世紀前のHPデザインですか?

と目を覆いたくなる様なユーザビリティの低さは

業界特有なのではないでしょうか。


マーケティングとは顧客の立場に沿ってアプローチをかける事です。

いくらエステに行きたい、女の子と会いたい男性層と利害関係が一致していても


見込み顧客や潜在顧客からしたらその杜撰なデザインだけでもスマホを閉じたくなります。


サイト設計が分かりやすい良い例でしたが

費用を大きくかけてサイトのデザインを変更しなくても改善出来る事は沢山あります。

そのケースを枚挙していきましょう。


原因②顧客に全く価値のない営業文章


ネットでのビジネスを行う場合

文章とは相手の心を、相手の立場に沿って、

相手のメリットや価値のあるものを提供する

事を前提にビジネスを行います。

その一環として

店舗情報や従業員の女の子の情報、システムについて説明をしたり

お店に来てもらえるように請求をする設計をするのですが

この、マーケティング目線での文章制作が出来ていない店舗は数え切れません。



如何に顧客の意欲を沸き立たせる行動を起こさせる文章を作れるのか?

は集客率を高めるだけでなく

顧客層の良し悪しにまで影響を及ぼします​

文章とはセールスそのものです。


言葉で顧客を動かせるだけでネットでの集客は格段に変化するのです。

原因③SNS運用の仕方が下手


メンズエステは風俗店と違い従業員によるSNS運用が盛んです。


とりわけTwitterでの運用がメインとなる訳ですが

肝心の店舗側はSNSで何をしていますか?

或いは女の子に対してどういったSNS運用をする様に教育していますか?


顧客は例えTwitterであっても

自分のみたいものだけを見ています。

即ち自分に価値がなければ見る必要性すら感じない訳です。


Twitter以外にも今ではLINEによるステップ配信やBotによる自動応答での送信が可能となりました。


ステップ配信とは顧客に商品を成約させる為に
日時や時間を指定し、​等間隔でメッセージの配信を行い意欲
促進させる事です。​


現にどれだけの店舗が

LINEのステップ配信やBotを駆使して顧客を集客出来ているでしょうか?

Twitterを介して顧客に対して有意義な情報を日々流せているでしょうか?


良質な顧客層は良質なマーケティングがあってこそ


集客する上で大切な事の一つが

如何に見込み顧客と潜在顧客を獲得し、自発的に成約(=お店に来たい!)と思わせる事が出来るかです。


ここが何よりも1番重要です。


その為にデザインやライティングスキル、SNSの運営をしているといっても過言ではありません。


つまり退廃的でテキトーなマーケティングしか出来ていなければ顧客の質も悪くなって当然ですし、対照的にマーケティング能力が高く

潜在顧客を引き出す事が出来れば目に見えて集客に成果が出るだけでなく客層の向上にも繋がり

店のクオリティそのものが良くなる好循環を生み出せるのです。

【結論】差別化が容易な位市場のマーケティング能力は低いです


どの市場でもマーケティング能力は第一級の必須スキルで当たり前の基本のき!ですが

とりわけメンズエステ業界や風俗等の水商売は

競合他社のマーケティング能力の低さが際立ちます。

つまり自身で能力を高めるだけで直ぐに差別化を測る事が出来るのです。

売上が伸びない!メンズエステで稼げる様になりたい!

と頭を抱えた時は

結果から逆算して今の自分に何が足りないのか考え、マーケティングのスキルを取り入れる事から始めていきましょう。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?