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「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤②

みなさん、こんにちは。今日は随分前に書いた、「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤 その2、について書きたいと思います。

「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤① ⇩

摂食障害は、その言葉が表すように「食べること」に異常をきたす病気だと言われています。

ウィキペディア(Wikipedia)によると、

摂食障害は、食行動の重篤な障害を呈する精神障害の一種である。患者の極端な食事制限や、過度な量の食事の摂取などを伴い、それによって患者の健康に様々な問題が引き起こされる。主に拒食症と過食症の総称である。

となっていますが、私は「食べること」の病気というよりは、どちらかというと「痩せたい」病ではないかと思っています。

以前の私は、就活をきっかけにダイエットを始めました。それは、主に食事制限によるダイエットで、始めのうちは順調に痩せていきました。

しかし、食事制限がエスカレートしていくと、今までコントロール出来ていた食欲を、だんだん抑えることが出来なくなっていきました。

ある時、お酒を飲み過ぎて、気持ち悪くなって吐きました。

その時「吐いてしまえば、いくら食べても太らないのでは」と思いました。

そして、過食嘔吐を覚えて、本格的に「摂食障害」にどっぷりとはまってしまいました。

今振り返ってみると、きっかけは「ダイエット」つまり「痩せたい」で、そのために食欲をコントロールしようとしたのでした。

決して、きっかけは「食べたい」でも「食べたくない」でもなかったのです。

まず初めに「痩せたい」があって、それを達成するために「食べない」や、逆に食欲を抑え切れずに「食べたい」があったのです。

つまり「痩せたい」と思えば思う程、「食べたら太る」「食べてはいけない」「太るから食べたくない」という思いが強くなり、結果的に「食べたくて仕方がない」「食べ物のことばかり考えてしまう」となってしまったのだと思います。

摂食障害真っ只中のみなさんにとって「食べること」は「太ること」であり、極端に言えば「許されない行為」だったりするかもしれません。

ここからは、私が摂食障害(過食嘔吐)を克服したからこそ言えることかもしれませんが、食べなければ必ず痩せる訳でもありませんし、食べたら食べた分だけ太る訳でもありません。

あくまで私の経験上の話になりますが、ある程度の規則正しい食生活(回数、時間、量について)は、規則的な排泄に必要です。1日3回、ある程度決まった時間に、ある程度の量の食事を摂ることが、快適な排泄に繋がります。その循環がうまくいくと、体内に溜め込まれることが防げます。

また、体内の循環や、代謝を上げる活動が痩せることにも繋がります。こまめな水分補給や、腕や脚の付け根を効果的に動かすことで、基礎代謝が上がるのではないかと思っています。

摂食障害(過食嘔吐)を克服した今の私も、太りたい訳ではありませんし、健康的に痩せることが出来る(体脂肪率が下がる)のであれば、もう少し痩せたい気持ちは持っています。

ただし、食べることを我慢したり、お酒を控えたりすることで痩せようとは思っていません。痩せる方法は、それ以外にもある、ということを経験上、というか体感として知っているからです。

ですので、今の私の「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤は、

「痩せたい」けど「食べたい(と飲みたい)を我慢しない、そこは崩さずに痩せたい」ということになりそうです。


今日もありがとうございます。

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