見出し画像

「考える」ことができれば、才能で負けている人間でも戦える

皆さんは、
「この人すごいなぁ」
「自分とは才能が違うなぁ」
と思わされる経験をしたことはないでしょうか?

私はあります

特にスポーツの世界では、
絶望するような才能
対峙しなければならない場面が
幾度となくやってきます

もちろん、
現役時代にも何度もありました

そんな「才能」と戦うために
当時は無自覚でやっていたことが
最近なんとなく言語化できるように
なってきた気がするので
ここで共有させて頂きます

◆ちゃんと考える

「考えて行動しろ」とか
「ちゃんと考えろ」とか
言ってくる人は結構いますが
「ちゃんと考える」方法
教えてくれる人はあまりいません

ここで考えたフリをして
なんとなく過ごしてしまうことと
ちゃんと考えて行動することで
大きな差が生まれると思っています

私が思う「ちゃんと考える方法」は
簡単に言うと、
自分や相手の持っているものを
細かく分けてみることです

因数分解みたいなイメージですかね?

自分は何を持っていて
何が人より優れているのか

つまり、
勝てる部分を探す
という作業になります

これは逆に、
通用しない部分、勝てない部分を
探す作業でもあります

当然、通用する部分で戦う方が
勝てる確率は高くなるので、
これがあるのと無いのとでは
この後の努力の質が
圧倒的に
変わってきます

◆すぐできることをすぐやる

考えた結果
自分の強みを生かすために
必要なことの中で
すぐできることをすぐやります

当たり前に聞こえますが
「すぐできること」にフォーカスすることが
結構重要だったりまします

考えていると

「あれもあったら」「これもあったら」

と、無いものねだりになりがちです

なので、これによって
「あるもので戦う」こと
「後天的に手に入れやすいもの」に的を絞って、
結果に直結しやすくなります

スポーツで言うと、

「足が速くなること」は難しいですが
「最初の1歩を早く動く」ということは
すぐにできそうですよね

その積み重ねや、意識づけが
大きな結果を呼び込んでくれます

◆忘れてはいけないこと

ここで忘れてはいけないことは
才能のある人も努力している
ということです

そこが見えない人、
見ようとしない人は
かなり多いと思っています

既に才能のある人が
凡人にはできない努力をしている

だから、一流の中から
超一流が生まれる訳です

まずはその事実を理解することから
はじめた方が良いのかも知れませんね

なので普通に努力しても
差は開く一方です

ちゃんと考えて
自分のやるべきことをやる
覚悟が必要ですね

◆結局勝てなくても

考えて
行動して
ようやく戦えるようになります

でも、結局才能には勝てない

そんなこともあります
むしろ、それがほとんどかも知れません

ですが、
その経験は無駄だと思いますか?

私はそうは思いません

少なくともその時点では
自分を最大化できていて
何もしなければ見るられない景色
みることができるはずです

その経験は、
今後の何かにつながるかも知れないし
自分が勝てる競技が見つかるかも知れない


◎おわりに

私は、転機となる場面で
しっかり考えて行動してきた結果
突出した才能がなくても
社会人までラグビー選手として
プレーできていたのだと思います

「あの人は出来が違う」
「才能があっていいよねぇ」

そう言いながら
自分で考えることを放棄するの
勿体なくないですか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?