森のユートピアを作りたい
おはようございます。
今日は、私が何を作ろうとしているのかをご紹介します。
みんなが幸せになる森をつくりたい
一言で言えば、そういうことです。
訪れる人にとって、
お気に入りの場所であり、特別な場所であり、とっても好きな場所。
そんなところになったらいいなと森作りを進めています。
きっかけは「やっぱり、田舎最高、自然最高!息子たちが可愛い!!」
東京子育て中に、もやもやした気持ちがマックスに達し、この先の人生を考えると暗い暗いトンネルの中に入ってしまった・・・・正直、本当にキツい・・・体も限界・・・・という時代を経て、
山形に帰省した時に感じたんです。
「最高」って。
田舎子育て最高すぎるって。
自然の中でまみれる子どもたち最高って。
彼ら「生きてる」なーって。「生命力全開だな」って。
Uターンした時の記事はこちら
→https://note.com/happytaka87112/n/nfc55a946da5c
そんな様子見ていると、こちらもどんどん心が解放されて、心地良くて、元気になる。心の底からリラックスすると、ゼロの自分に戻り、純粋無垢な自分が出てきて・・・
息子たちが生まれたあの瞬間を思い出した。ただただ愛おしかった。
その直前は、〜しなくちゃ、〜しなければって、思考ばかりが先にきて、純粋な可愛いって気持ちがその思考にかき消されている時もかなり多かった。
でも自然の中に共にいる時間は、
私の眼差しがただただ愛で溢れていた。
そしてそんな、何者でもなく、ただただ愛いっぱいに生きれる自分が心地よかった。好きだなって思った。心の底から豊かな時間だなって思った。
この感覚。この感覚だよ。みんなもそうなれるかもしれない。
現代は忙しいし、情報も溢れてる。どうしても人がすぐに不安な気持ちになる状況になりやすい。特にママはそう。ママが幸せじゃないと子どもにも影響する。
だから、子どもがただただ楽しくって、ママが開放感あふれて気持ちいいーーーって、そんな感覚を得られる場を作りたい、と思うようになった。
そして、そんなことをつぶやいていた、2021年の冬。ある出会いをきっかけに森作りが始まった。(これが森作りの中心人物・ツリーハウスデザイナーサトシさんとの出会い。これについてはまた今度書きたいと思います。)
森作りが始まってからも生き方や生業とのバランスを探り続ける
でもそれって生業として成り立つのか?というところもあり、
その後、セルフコーチングや呼吸法を学んで、まずはママや女性に「自分と向き合う時間を」と、セッションや講座をご提供してきた。こちらが驚くほどたくさんの方の変化や喜びの声をいただき、嬉しかったし、生業としても見込みが立てた。でも、そのやり方は、自分ど真ん中なのかなっていう疑問はあった。
立ち戻って・・・何がしたい?
数年間、何度も自分に問いかけてきたその言葉。
昨年、夫の仕事で一度日本を離れ、マレーシアに住んだ。日本の田舎とは全く別の世界にいて、様々な文化や人、そこから生まれる自分の感情に触れながら、「何がしたい?」を自分自身に問いかける時間はたくさんあった。
残るのはいつも一つだった。
純粋に、「私は、自然が好き。」
はい、私は自然が大好きです。だから守りたい。
森にいる時間が大好き。幼少期からずっとそう。切り株に座って木々を眺めたり、木の実を集めたり、森の空気を吸うこと。自由にたっぷりと自然の中で過ごすこと。あの何とも言えない豊かな時間が大好き。
思い返せば、将来の夢ってたくさんあったタイプで、ありすぎて、何かの職業につきたいというよりは、どういう人でありたいかって、いつも考えていたと思うけど、自然の中に「自分のお店を持つ」ということは、どこかでずっと思っていた(卒業文集に書いたその絵も覚えてる)。心地の良い「空間」や「場」を作ることが大好きなのも間違いない。大学院まで進学し、勉強もたくさんして、新卒でJICAに入って、様々な分野で色々なチャレンジをしてきたけれど、心の中にはそこってずっとあった・・・・
そう思って、帰省後、いざ周りを見渡したら、過疎化がすごくて、私が生まれ育った地域にはあまり子ども達がいなくて、しかも実家裏の森は放置されて、木も倒れて荒れていて。クマさんがどんどん里に降りてきていて。そんなことから、森を育む大切な存在であるクマさんが駆除指定になり・・・
目の前の美しい田園風景も、稲作農家の後継者不足等から稲から桜やデットコーンに変わってきていて・・・・・・あー、いやだ。
この素晴らしい景色を守りたい、って思った。
ここに流れる空気感と贅沢な時間、最高だよ。この地域に人を呼びたい。
自分ど真ん中でチャレンジしてみる
「見つけた」
って思いました。
純粋にこの先10年は登れそうだなって山を。
ママと子どもを幸せにしながら、地域課題も解決できる。
だから私はこの場所に人を呼べる場所(ユートピア)を作る。
遠回りにも見えるこれまでの歩みと、幼い頃から漠然と思っていたイメージ図がじわじわっと近づいてきた。
ママと子ども、家族のためでもあり、
地域のためでもあり。
自己実現の場でもある。
ということで、
生まれ育った土地に本格的にUターンし、
放置された森に魔法をかけて、
森を訪れた人が自分のことが好きになるようなそんな時間と空間
「もりもりの森」
をただ今作っています。
子どもの声がかなり少ないこの地域ですが、
昨年はイベントを定期開催して全国から300名を超える親子にお越しいただきました。森のくまさんもびっくりです。
壮大なイメージ図を完成させるには10年以上かかるかもしれない。
でも、何よりも、森作りを進める私たちの心地よさと楽しさを大切に進めていきたい。
これからも続く、もりもりの森の物語、ぜひ応援していただけると心から嬉しいです!!!
追伸:
今年は作りかけのツリーハウスも完成させていきます。
イメージ図はこんな感じ。
そしてその材料代を調達するため。
もりもり仲間のサトシさんとともちゃん、陽山先生が個展を開きます!かなりおしゃれで可愛いレザークラフトが100展も並びます。私ももういくつか目をつけてます(笑)
ぜひ遊びにきてね♪
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