Mayumi Ogino

Indonesia在住 LInkedInクリエイター、教育・貧困・妊娠出産等の社会問題…

Mayumi Ogino

Indonesia在住 LInkedInクリエイター、教育・貧困・妊娠出産等の社会問題に取り組みます。 Japanese Language Teacher(Kaigo)、International school mother

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最近の記事

専業主婦は、ブランクか?

専業主婦は、ブランクか? こんな議論が、最近巷で盛んです。皆さんは、どう思いますか? 私は、専業主婦期間は、ブランクだと思います。そして、実際にブランクです。 でも、ここで大事なことは、「何の」ブランクかということ。 私は、10年前にそれまで勤めていた会社を辞めて、専業主婦(駐妻)になりました。今、その会社で働くとしたら、私の10年間はブランクです。10年で会社も変わり、そこで働く人たちも変わりました。 これは、もう、どうしようもありません。だって、一度離れているんで

    • 専業主婦から見えるインドネシア

      専業主婦から見えることを、綴っていこうと思います。 第一回目の今日は、インドネシアのイオンモールについて。 インドネシアには、AEONモールが3店舗あります(2020年12月現在) 2015年の第一号店の出店時には、「え!あのAEONが来るってよ!」と、 在留邦人界隈では、ビッグニュースでした。 インドネシアは、日本の食材や日本クオリティの物資に乏しく、 AEONが来るってことは、トップバリューも来るのでは?!!と、その日を指折り数えて、待ち望んでいました。 開

      • ワークライフバランスってなんだっけ?

        昨日、娘の10週間に渡る、Term2のオンライン授業が終了した。 コロナ禍により、娘の通う学校(ニュージーランドスクールジャカルタ)は、 2020年3月から、完全にオンライン授業。 10月8日にジャカルタに戻り、ずーっと家にいてオンライン授業を受けている。 最初のうちは、英語も忘れ、久しぶりのオンライン授業に、親子共々疲弊した。 この2ヶ月間は、24時間、6歳の娘と3歳の息子とずーっとずっと一緒にいる。 私は、いくつかのコミュニティを運営しているので、毎日なんらかしらのMTG

        • 美しい強さとは、深い愛情から生まれる。

          ジャカルタキャリアカフェ 主催の「薄井シンシアさん特別セミナー」 を開催した。私の中では今年最後のビッグイベントだ。 今まで、シンシアさんのお話を聞くたびに、思っていたことがある。 シンシアさんの凜とする美しさと、暖かさと強さ。 それは、一体どこから来るのだろう。 専業主婦を経て、素晴らしいキャリアを歩んでいるシンシアさん。 どうやったら、シンシアさんのようになれるんだろう。 専業主婦の時は、どうやってモチベーションを維持していたんだろう。 専業主婦の今の私。家族のた

        専業主婦は、ブランクか?

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        • ジャカルタの今
          1本

        記事

          ジャカルタキャリアカフェ 特別セミナー

          駐妻の生活は、そのイメージとは、 裏腹に自分との対峙の時間がたくさんあります。 2011年に大好きな仕事を辞めて、パートナーに帯同。 仕事がないということ、その場所に居場所がないということ、言葉が通じないということ。人生で経験したことない、孤独感と不安感に包まれました。 そんな時代を3年経て、2015年に駐妻のキャリア支援を目的とした 「ジャカルタキャリアカフェ 」を立ち上げました。 今年で、5年目になる活動。 私は代表として、いろいろ模索しながら進んできました。 毎月

          ジャカルタキャリアカフェ 特別セミナー

          わたしについて

          ジャカルタで駐妻を初めて9年。 仕事はしていないけれど、いろんな仲間といろんな活動に関わっている。 たとえ、企業に属していなくても、社会に関わりたい。 お給料がもらえなくても、誰かの役に立ちたい。 そんな思いをずーっと持っている。 この活動は、最近知り合った友達たちと立ち上げた。 コロナ禍の恩恵の一つ。 世の中が力ずくでオンラインになったおかげで、叶うこともある。 私はわたし。私の人生は私のもの。

          わたしについて

          ジャカルタのクリスマス

          ジャカルタで迎える9回目のクリスマス この国は、9割がイスラム教徒であるにも関わらず、 クリスマスのイベントも、まあ、行う。 「まあ」行うというのは、私は、クリスチャンではなく、 正しい、クリスマスのお祝いの仕方はよくわからない。 *ショッピングモールは、クリスマスのデコレーションになる *レストランやホテルでは「クリスマスプロモーション」が始まる ジャカルタは視覚から入る、「クリスマス」はとても華やかだ。 子供達が通う学校でも(それがインドネシア人が経営していても)

          ジャカルタのクリスマス

          エール Vol,97を見て。

          NHKの連続テレビ小説「エール」。 音楽が題材でということもあり、毎朝楽しみに見ています。 本日、Vol.97。戦争に負けた日本。 農地解放で土地を失った主人公ゆういちの親友ひさしが、 ダメダメ人間になっている姿が描かれています。 そういえば、私の実家も、戦後の農地解放で多くの土地を失いました。 ひいお婆さんは、 「マッカーサーのせいで古財家(我が家の屋号)は、何もなくなった」と 嘆いていたことを、よく祖母から聞かされていました。 戦争は遠い昔に感じますが、私の子供の頃

          エール Vol,97を見て。

          Freeだった私に気づく ジャカルタの今

          ジャカルタに戻って2週間が過ぎた。やっと、自主隔離期間が明ける。 とはいえ、「PSBB」という大規模社会制限中でもあり、 コロナの患者もまだ微増。 加えて、殆どの日本人家族がジャカルタを去り、人間関係が無くなって 子供達はオンライン授業で家にべったり。 こんな状況では、私の「ジャカルタの日常」はもう取り戻せないと思っている。 一方で、久しぶりに、主人と食事をする時間ができて、 半年間の一時帰国中に行った、転職活動の結果。 私のこれからのキャリアプラン 私がこれから取り組

          Freeだった私に気づく ジャカルタの今

          介護技能実習候補生 ジャカルタの今

          インドネシアの今 コロナ禍で全て止まっていた、国家間の人の往来。 日本とインドネシアも例外ではなく、たくさんのビジネス客、観光客、留学生、 そして技能実習候補生が足止めされていた。 特に技能実習生については、日本語習得のために、都市部の日本語学校に入学し、たくさんの投資もしたにも関わらず、渡航できる見通しが立たない。 苦労して勉強した日本語能力の維持もままならぬまま、食べるために生きるために実家に戻りアルバイトで食いつなぎ、日本に行ける日を心待ちにしていた。(とはい

          介護技能実習候補生 ジャカルタの今

          コロナのせいで言えないこと ジャカルタの今

          息子が通っていた、プレスクールに行ってみた。 コロナ禍で学校は閉まっているが、マンツーマンの個別クラスをやっているというので、トライアルすることに。久しぶりの学校、息子も大喜びで行く前から、自分で制服を着る。 こんなこと、初めてだ。 はやる心を抑えて、校門をくぐる。懐かしい先生の顔ぶれに、息子もとっても嬉しそう。担任の先生を見つけると、私の手を振りほどき、振り返りもせず、先生とクラスに入って行ってしまった。 インドネシアでの彼の居場所はここなのだ。 子供達がいない学

          コロナのせいで言えないこと ジャカルタの今

          Savior の彼 ジャカルタの今

          ジャカルタに戻り、インドネシア人の友人(起業家)に会いに行った。 日本人コミュニティをターゲットとしていた、レストラン経営者の彼は、 ジャカルタでもコロナ禍の足音が聞こえ始めた4月の早々に、お店を移転。 移転先は、なんと、美容クリニックの待合室! センスの良い彼が作る空間は、病院の待合室とは思えないほど、おしゃれで居心地の良い場所になっていた。クリニックは、毎日2回、全館消毒を行うため、感染対策はバッチリだ。 「コロナと上手く付き合いながらビジネスを進めて行くしか無

          Savior の彼 ジャカルタの今

          もう秋になってしまった。

          コロナ禍で、インドネシアから、母子にて緊急一時帰国をしたのが、3月の末。 最初は、7月末までの予定が、いつのまにか秋になってしまった。 そう言えば、「秋」を日本で過ごすのは、2011年以来。子供達は、初めてだ。 少しづつ、冷たくなっていく空気。 少しづつ、短くなっていく太陽との時間。 少しづつ、夏の匂いが遠ざかっていく毎日。 そして、少しづつ、周りの色が秋色になっていく。 日本の季節は、尊いなと、改めて思う。 きっと、またしばらく、日本の秋を過ごすことはできな

          もう秋になってしまった。

          #社会人1年目の私へ

          今から、19年前の今日。 今頃、きっと、柏の研修所で、新入社員研修を受けている頃。 配属がまだ発表されず、東京に残れるか、地方に飛ばされるか、        きっとドキドキしているはず。 毎晩、同期とはその話で持ちきりのはず。自分がどんな部署になるかも、    本当にドキドキのはず。 安心して。あなたは、東京に残れます。職場の人は、素晴らしい人ばかり。   あなたを導いてくれるOJTや上司とも出会えるでしょう。 そして、あなたは、働くことの素晴らしさ、大変さ、   

          #社会人1年目の私へ

          ブログからnoteへ。

          初めまして。 ブログからnoteにやってきました。10年以上続けたブログ。 でも、なんとなく、飽きてきたブログ。 不特定多数の人向けに発信したり、自分の気持ちや何かを書いたりそれは、ここも変らないかもしれないけれど、 少し自分の文章に価値をつけてみたくなりました。価値があるかどうか。 価値になるかどうか。ここで、それをチャレンジしてみたい。そう思っています。 私は、主人の仕事の関係で、インドネシアのジャカルタに住んでいます。 住み始めて7年。駐在歴としたら、もの

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