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Freeだった私に気づく ジャカルタの今

ジャカルタに戻って2週間が過ぎた。やっと、自主隔離期間が明ける。

とはいえ、「PSBB」という大規模社会制限中でもあり、
コロナの患者もまだ微増。
加えて、殆どの日本人家族がジャカルタを去り、人間関係が無くなって
子供達はオンライン授業で家にべったり。

こんな状況では、私の「ジャカルタの日常」はもう取り戻せないと思っている。

一方で、久しぶりに、主人と食事をする時間ができて、
半年間の一時帰国中に行った、転職活動の結果。
私のこれからのキャリアプラン
私がこれから取り組みたいこと
ゆっくり話してみる時間ができている。

その中で気づいたことはたくさんあるけれど、
前のジャカルタ生活では考えられなかった視点で
物事を捉えている自分がいるのが、はっきりとわかる。

そして、それは、きっときっと
「余計な人に、会えない」
副産物なのかもしれない。

ここの駐在家族の世界は、かなり狭い。
その中で、「自分」を保つためには、
みんなに「同調する」ことがとても楽。
自分と合う合わないではなく、「日本人と同調」するのだ。

でも、それは、私の考え方を大きく不自由にしていたのだということに、
今更ながら、気づいてしまった。

親しい人に会えず、
大好きな友人たちは日本に帰ってしまった。
ちょっと話を聞いてほしいという環境も無くなってしまった
(もちろんオンラインではつながっている)

でも、それは、自分と向き合って、自分に正直になれること
余計な、アクセスが入ってこないこと。
積極的に見たくない、風景がないということ。

シンプルに生きるということは、私が私をFreeにすることなのだ。

私はFreeであることに、気づいてしまった。


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