見出し画像

Kaigoに備えて今できるはじめの一歩


みなさん、「介護」にはどんなイメージをお持ちですか?
・遠い未来のこと
・まだ実感がない
・なんとなくネガティブ
・めちゃくちゃ大変そう
・介護は今はイメージできない。
私たち世代には、このような方が多い一方で、今まさに
家族の介護に直面している方もいらっしゃると思います。


日本は、世界一の長寿国と言われています。
戦後の高度経済成長期を経て、世界一の経済大国になった一方で、
「介護」が大きな社会問題になりました。
そこで、2000年に介護保険法が施行され、介護は社会で支えるものとなりました。

これは、公的なサービスの色が強かった介護に、民間事業の参入が認められ、
今現在の業界規模に成長する布石ともなりました。

それから、20数年が経ちました。一般的に、ネガティブニュースも多い介護ではありますが、私自身、日本の介護システムは、世界に類をみない、非常に優れたものだと思います。しかしながら、この素晴らしいシステムを使いこなせるか否かは、ユーザーである私たちのリテラシー次第であることも事実です

このコラムでは、

情報を制するものは介護を制す


介護が必要になるケースは、ほとんどが
「突然・いつの間にか・知らない間に・・」
心も体も準備期間がないまま、迎えることが多く突然暗闇の中に放り込まれるケースが多いように思います。

そして、当事者や家族は、相談する相手も場所もわからないまま、1人で悩んだり、家族だけで抱えてしまい、苦しんでしまうことが多くあります。
そうならないために、今、お伝えしたいこと。

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

介護は自分と家族だけが行うものでなく、介護サービスを使って行うものである

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

これは、とても一般的なことなのですが。しかし、いざ自分が、その問題に直面した時、特に親が介護が必要になることを直面するとどうしても自分だけで、家族だけで解決しようとする方が多く見受けられます。

もちろん、家族の力は必要不可欠です。しかし、家族だけではとうてい解決できない問題であり、介護サービスなどの社会資源を上手に活用するべきと思います。

そのためには、情報収集能力・情報リテラシーを高めておくことが、とても重要です。今すぐにそれを発揮する必要はないかもしれませんが、介護が必要になった時、なりそうな時。まず初めに、自分は誰に相談するのか、お住まいの地域の相談窓口はどこなのか?それをおさえておくこと。これが、初めの一歩かなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?