アナタだけの習慣の創り方 セルフオーサーシップと喜怒哀楽#感情
『 Step20 日常生活の中での基本的な感情/怒哀 』
アナタ自身の感情を【 意識的 】に扱う
日常生活における喜怒哀楽をセルフオーサーシップの観点での具体例
豊かな体験により、自己理解を深める
1. 喜(喜び)
趣味の時間を設ける
実践方法 週に一度、自分の好きな趣味(絵を描く、音楽を聴く、料理をするなど)に集中する時間を作ります。カレンダーに予定を入れて、他の予定を入れないようにすることで、意識的に喜びを感じる瞬間を確保します。
大切な人との時間
実践方法 友人や家族と過ごすための時間を設ける。例えば、月に一度の食事会や遠出の時間を計画し、楽しむことで喜びを育みます。
2. 怒(怒り)
感情の内省
実践方法 怒りを感じたとき、なぜその感情が生じたのかを日記に書き出す。具体的に「何が自分を怒らせたのか」「その背後にはどんな価値観があるのか」を考えることで、感情を整理します。
冷却時間を設ける
実践方法 怒りを感じた瞬間に即反応せず、深呼吸や短い散歩をすることで冷静になる時間を持ちます。これにより、感情を冷静に見つめ直し、適切な対応ができるようになります。
3. 哀(悲しみ)
感情を受け入れる
実践方法 悲しみを感じたとき、その感情を否定せず、ゆっくり過ごす時間を作ります。例えば、映画を観たり、本を読んだりして、感情を自然に流れるままに受け入れます。
サポートを求める
実践方法 信頼できる友人や家族に自分の気持ちを話すことで、感情を共有します。感情を言葉にすることで、気持ちが軽くなることがあります。
4. 楽(楽しさ)
楽しむ活動をリスト化
実践方法 自分が楽しさを感じる活動(映画鑑賞、散歩、料理など)をリストアップし、週に一度その中から一つを選んで実行します。
新しいことに挑戦
実践方法 これまで挑戦したことのない趣味(ダンス、陶芸、スポーツなど)を試してみることで、新しい楽しさを発見します。友人を誘って一緒に行うと、さらに楽しい時間が増えます。
ということで。。。
MK怒哀を鍛える「 本 資料館 講義 散歩」の紹介です。
◆暇と退屈の倫理学 / 國分功一郎(著)◆
↓ 本の中で印象的だった言葉です ↓
◆平和記念展示資料館 / 新宿◆
◆『白熱教室』 / マイケル・サンデル氏◆
◆散歩 / 紙の地図◆
ネガティビティバイアス(Negativity Bias)
人は、ポジティブな情報よりもネガティブな情報に反応し注意を向けやすい傾向があり、ネガティブな経験や情報は記憶に残りやすく、私たちの感情や判断に影響を与えることがあります。
これは、心理学用語でネガティビティバイアス(Negativity Bias)といいますが、大昔に人類が進化する過程で災害や事故などの身の危険から守る防御としての役割を果たし、命を奪いかねないさまざまなリスクに特別な注意を払い、敏感になり、結果として記憶に長く留めておく脳の機能が発達したのです。
大昔ヒトが生きていくためにさまざまなリスクを回避するために進化の過程で身につけたものではないかといわれています。
生物が生き抜くために目の前のリスクやトラブルに注意を向けることが重要だからであり、生命の危険から身を守るための役割を果たす=進化の過程で危険を避けるためにネガティブな感情が役立ったと考えられています。
生物学的、心理学的、社会的な要因が複雑に絡み合っていますが、危険や脅威に対する強い反応は生存本能に基づいています。
米国の心理学者ダニエル・カーネマン氏らは、ネガティブな変化に敏感な人の性質がさまざまな経済行動に影響を与えていることを明らかにし、2002年のノーベル経済学賞を受賞しています。長い人類の進化の過程で、ヒトの脳が「ネガティビティバイアス」を進化させてきたのは、不定期にふり掛かってくるさまざまな危険から身を守るためには「必然」だったともいえるでしょう。
現代は、その時代とは大きく環境が異なります。衣食住など基本的な欲求が充分に満たされうる環境にありながらも、その中でポジティブな体験が多くあるにもかかわらず、ネガティブなことばかりに意識をとらわれてしまうのは本末転倒と言えるかもしれません。
著名人が長年どれほどいい仕事を続けていてもそれほど世間の関心を集めることはありませんが、
スキャンダルや失言には世間の関心が集まりやすいものです。
メディアもよくわかっているため、視聴率などのためにあえて著名人のゴシップを流すのです。
「潜在記憶」に「ネガティビティバイアス」がかかると、かつて味わった恥ずかしさは倍増され、不快な体験は記憶不覚に蓄積されます。
努力を重ねてきた仕事が徒労に終わり、自分の至らなさを痛感した経験は無力感となって心に残り、自分自身を高める達成体験を打ち消してしまいます。
ネガティブな出来事から生まれた感情記憶に対抗し、自信を感じられるようになるためには、自分が有能だと思える体験を何倍も味わう必要があるのです。
しかし、ネガティブな感情が全くないと注意力や洞察力が散漫となり、どこかで大きな失敗をする確率は高くもなる。ネガティブ感情は、さまざまなシーンで何らかのリスクを察知し回避する適切な行動をとるためには必要不可欠でもある。
ネガティブな気持ちを持っているからこそ、人は危険に敏感になり、制御された行動することができる。
人間本来の特性を考え、喜怒哀楽をバランスよくを心掛けるとすると、基本的に日々マイナス要素を感じてしまう習性であるため、【 意識的に 】プラス要素を取り入れてみてください。
ということで。。。MK喜楽②
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