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野球少年は永遠なり

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プロ野球観戦が趣味のパパの影響を受け野球を始めた息子、その野球生活についてつらつら書きます。
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#野球

少年野球⑩:選抜チーム結成!

少年野球⑩:選抜チーム結成!

秋の最後の区大会が終わると、6年生は所属チームからは引退し代替わりとなり、卒業までの間は所属チームから選抜チームに活動の場が移る。
この期間は、様々なチームから数名ずつが寄せ集められたチームがたくさん結成され、その選抜チームどうしの対抗戦が数多く組まれるのである。
慣れ親しんだチームを離れ、これまでライバルだった子たちが同じチームに集まって共に戦うのは、面白い企画である。

選抜チームは諸々あって

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少年野球⑨:優勝より価値ある3位

少年野球⑨:優勝より価値ある3位

秋の市大会・区大会が終わると、息子を含む6年生が引っ張るチームで臨む公式戦は終了となり、卒団までカウントダウンとなる。
市大会は予選2回戦で涙を飲み、いよいよ最後の区大会に臨む。

区内の全15チームで争う区大会。全4ブロックの予選リーグに分かれ、各々上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
ここで、息子のチームは3チーム総当たりで2つの椅子を争うブロックに入った。
もちろん2勝できれば勝ち抜き

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少年野球⑧:キャプテンはつらいけど

少年野球⑧:キャプテンはつらいけど

キャプテンを引き継ぎ、そしてピッチャーまでやる。
息子がよもや、チームの中心として屋台骨を背負わされることになるとは、入団当時には思いもよらないことになった。

エース級2人が抜け、性格的にも個性派揃いの6年生と、ちょっと生意気だけど頼りになる5年生が集まる新生チームを、マウンドから、ファーストの守備位置から、時にはベンチから声を出し鼓舞し、投打に奮闘する。
キャプテンである以上、試合に負ければチ

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少年野球⑦:受験生と新生チーム

少年野球⑦:受験生と新生チーム

投稿を1年さぼっているうちに時は過ぎ、息子は小学校を卒業し中学校に進学、野球チームも卒団。
朝晩はグラウンドまで車で送り迎え、ママはお弁当作りと泥んこのユニフォームの洗濯、試合となれば必ず応援に駆け付けた毎週末。
大変だったけれど、終わってみると寂しいもので、少年野球オンリーだった週末が一気に暇になってしまった今日この頃。
記憶が薄れないうちに、卒団までの活動を書き残そうと思います。

ちょうど昨

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少年野球③:試合に出る子、出ない子。

少年野球③:試合に出る子、出ない子。

息子の所属する少年野球チーム、普段は6年生+5年生の「Aチーム」と、4年生以下の「Bチーム」の2つに分かれて活動している。

いずれのチームも、目指すことは試合で勝つことなので、当然ながら野球のうまい子が優先して試合に出られるが、そこは小学生。野球そのもの以外に大事なことがある。
普段の練習にどれだけ真面目に取り組んでいるか、が勿論大事であるが、もっと端的に言うと、どれだけ「声を出しているか」であ

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少年野球②:少年野球で教わるもの

少年野球②:少年野球で教わるもの

うちの息子、いまのチームに入団したのは小学校4年生の5月、野球歴は約1年半くらいになった。

プロ野球観戦が趣味のパパの影響で、野球は幼い頃から好きで、近所の公園でおもちゃのバットとボールで遊んでたし、ニンテンドースイッチでも「パワプロ」をやりこんでいたから、ルールも大体理解していた。

しかし、少年野球チームで、本格的に野球を習うのは全く初めて。
打撃や守備の個人的な技術向上に加え、場面を想定し

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