営業はよく考えて。

私は、巷では大手とされる企業で働いています。

とあるものの賃貸業です。当然、競合他社もあるわけで価格競争もあるわけです。私も現場で実際の営業をしている初期の頃は、「安くしてよ」「他社よりも安くしてくれるのなら借りるから」挨拶の様に毎回言われるキーワードでした。その度に、価格を下げる許可を上司にとりお客様との交渉に臨んでいたわけですが、それでも借りてくれないお客様やその時限りというのが多く、価格のみの取引というのは長く続かないのだと考える様になりました。また、営業をしているとよく話をしてくれる方、全く話をしてくれない方…いろんなタイプの方がいらっしゃいます。その中でも仲良く話をしてくれているのに全く取引をしてくれない方というケースもあり、時が来たら取引してくれるのかと思ってもそういうわけでもなく…結果、そういう方というのは、こちらから情報を書き出し、取引している他社に話しているようでした。こういうタイプの方は、他社にも同様の対応をするので、自分にメリットがある業者が来るとそこに乗り換えてしまうという場合もあり得るという事です。しかし、逆の方もいて、何度顔を合わせてもほとんど話してくれる事もなく、こちらから話しかけても「うん」「はい」のみという方もいます。そういう方は実は、継続的に取引をしている業者がいて、いくら営業をかけても取引に結びつけるまでには相当な努力が必要なわけです。ただし、考え方を変えると自分が取引をしてもらえるようになれば、同様のことが発生し、他社が営業に来ても揺らぐ可能性は少ないという事になります。そこに気付き、前者は行きやすく、後者は行きづらいのですが、なるべく後者へ訪問する回数を増やしました。

それらの事にまず気付き始めてから、仕事への取り組みが変わっていきました。

これらの細かい話は後々させて頂きたいと思います。

#私の仕事

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