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【107】10月本棚ストーリー「Ars Nora(アルス・野良)」


10月本棚は、本日開幕の #さいたま国際芸術祭 と 21日開幕、#野良の藝術 を意識して
「Ars Nora(アルス・野良) とわたし+たち」

ストーリーとリストです!

ぐんぐんのびる葉っぱ
ひらひら舞う蝶の鱗粉
せせらぎと香ばしい風

自然は
自ずから「ある」
だけでなく
つくっている、つくり続けている
人の想像をこえるアーティストだ

いくつかの規則(Ars)と、動的な平衡で。
それを読み取れば、一冊の大きな
「自然という書物」になる

人の仕事の始まりは、耕すこと(Colere)それが「文」と「化」した(Culture)、
「農」(Agri・Culture)は、自然と協働するアート(Ars)だった

多様に見えた都市(ウルス)は、「農=野良」をはじいていた
「野良」(Nora)にこそ、人間だけではない「わたし+たち」、生物の「多様性」を回復する鍵がある。

Ars Nora(野良の藝術)
は現代の
Ars Nova(藝術の多声化)となる。

ぐんぐんのびる葉っぱ
ひらひら舞う蝶の鱗粉
せせらぎと香ばしい風

「永遠には続かないよ、そういう時間は。」(「キリエのうた」)
「地球の沸騰」「地獄の扉」(グテレス国連事務総長)

来年の夏はどうなるだろうか、地球は、人類は

《本棚リスト》
〈アートと野良/自然〉
☆『文化からの復興 市民と震災といわきアリオス』いわきアリオス、ニッセイ基礎研究所 編著、水曜社、2012
☆『Artsightama さいたま国際芸術祭since2020記録集』さいたま国際芸術祭、2021
☆『野良の藝術』社会芸術 Vol.5 社会芸術 / ユニット・ウルス、埼玉新聞社、2022
☆『切り身になった今ー根元に立ちかえり創造性を共有するー』社会芸術Vol.4 社会芸術 / ユニット・ウルス、2021
☆『幻の野外アート展 パンデミック下の表現者たち』社会芸術Vol.4 社会芸術 / ユニット・ウルス、2021
☆『野良に叫ぶ―渋谷定輔詩集』渋谷定輔、勁草書房、(初版、万生閣、1926)
☆『見沼を商う25選』村上明夫、関東図書、2022
☆『変容する都市のゆくえ 複眼の都市論』三浦倫平・武岡暢編、文遊社、2020
☆『連詩 地形と気象』暁方ミセイ・管啓次郎・大崎清夏・石田瑞穂著、ジェフリー・ジョンソン訳、左右社、2016
☆『環境倫理学入門 風景論のアプローチから』菅原潤、昭和堂、2007
☆『典雅と奇想 明末清初の中国名画』板倉聖哲・ 実方葉子・野地耕一郎編、東京美術、2017
☆『中国の盆栽』中国人民美術出版社、1981
☆『詩経植物圖鑑』潘富俊著、呂勝由攝影、猫頭鷹出版、2001
☆『楚辞植物圖鑑』潘富俊著、呂勝由攝影、猫頭鷹出版、2002
☆『自然の理・天地の理 漢詩漢文に学ぶ』鈴木 修次編、東京書籍、2011
☆『神の植物、神の動物─J.K.ユイスマンス『大伽藍』より─ 』野村喜和夫訳 、八坂書房、2003
☆『自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート』図録、町田市立国際版画美術館、2023
☆『エコゾフィックアート 自然・精神・社会をつなぐアート論』四方幸子、フィルムアート社、2023

〈☆特集☆岩井俊二×小林武史 映画「キリエのうた」公開〉
☆『A sense of Rita小林武史 対談集』小林武史ほか、ap bank、2021
☆『キリエのうた』岩井俊二、文藝春秋、2023
☆『リップヴァンウィンクルの花嫁』岩井俊二、文藝春秋、2015
☆『石巻学』vol.1 創刊号、石巻学プロジェクト、2015
☆『大津波襲来 ー石巻地方の記録』三陸河北新報社、2011
☆『リボーンアート・フェスティバル公式記録集』アートダイバー、2019

〈ZINEなど〉
☆『東京ヘテロトピア ガイドブック』PortB、2013
☆『大分メディアコレジオ ドキュメント』Port都市リサーチセンター、2015
☆『前橋聖務日課 ドキュメント』、Port都市リサーチセンター、2015
☆『製本と編集者』笠井瑠美子、十七時退勤社、2022
☆『連句懷紙』2022
☆『言葉だけの地図〜本屋への道のりエッセイ』宮崎智之・山本ぽてと、双子のライオン堂出版部、2022
☆『未来の男性へ』Zawameki、Creatibe Studio REING、2023
☆『怒りZINE』げじま・小沼理・佐山聡子・鄭優希・渡辺愛知・宮川真紀、gasieditorial、2023
☆『三人が苦手vol.1』黒田編集・皆本夏樹、2022
☆『Neverland 二度と行けない名古屋のあの店で』黒田杏子・黒田義隆、ケンエレブックス、2021
☆『MOMENT_issue02』リ・パブリック、2020
☆『武州路 2023年9月号  創刊50年』冨士フォルム
☆『いわてのZINE Acil no.12 場をつくる 2』2019
☆『アルテリ 5号』アルテリ編集室、2018
☆『japanese folktoy rabbit motif』atlier futo?
☆『#壁通信』ミニ スイカ舎
☆『民俗学は好きですか? vol.5「渋沢敬三 ~渋沢栄一を土下座させた男~」』ノンバズル企画、2021
☆『僕と私が考えた本を僕と私が書評をする本』ヤギG
☆『この広い世界を知るための10皿 中東編』比呂啓
☆『MY FAVORITE A to Z in JAPAN』Chai
☆『ニッポン移民の町ガイド① 埼玉県の「カワグチスタン」(トルコ・クルド料理店ガイド)』比呂啓著 星野藍デザイン
☆『BEACON VOL.2』BEACON 編集部、2022
☆『material object』suzuki hayato


好音本棚についてはこちらにまとめています


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