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子供の本気が大人の本気 Part.2

先日、長野県にお邪魔してきました。

目的は、審判としての技術を磨くべく長野県での大会にお邪魔してレフェリーをさせていただきました。

長野県の県総合ハンドボール選手権大会という大会は、その年度末の3月に開催される長野県でもっとも出場チーム数の多い大会だそうです。2週に渡って開催されるこの大会、非常に盛り上がっているように感じました。

新潟県よりチーム数ははるかに多くて、羨ましく思えた。

そして、もう一つ素敵だなと思ったことは各高校のOBOGが応援やら選手やらで会場に集まり、お世話になった先生方に挨拶してお話して、ハンドボールという競技の繫がりがそこにはあった。

こんなこと他県では当たり前なのかもしれないが、この「当たり前」が意外にもそのスポーツを続けていくことの魅力だったり、関わり続けていくことの目的だったりすると思う。

審判としても、大会スケジュール終了後の練習試合まで笛を吹かせていただき、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

長野県の皆様、ありがとうございました。


さて話はかわって、以前に、新潟県の女子中学生ハンドボーラーとその指導を任されている大人たちをめぐって、本気という言葉をキーワードにまとめた記事がある。

ここで書いた問題について、少し進展があった。

けれども、壁はまだまだある。この壁もある程度は予測できていたことだけれど「それでも自分たちが本気になれば変わる!」そう信じて行動する人がいる。

具体的に、どんな進展があったのか??

まずもって、今年の夏に開催される大阪でのクラブカップに女子中学生チームは出場するということになった。(ここで宣言した以上、やっぱり出ないことにしました!は無し。)

これは前回の投稿で多くの反響をいただいたことで、結果的に「人数が揃っていなくとも合同チームでの試合も可能だから、是非出場を!」と言ってくださる方がいた。

そして、もう一つは来年の春の全中に出場すべく夏のクラブカップという大会出場経験をもってして、より大々的にメンバー集めをするということ。

この二つを前提とした上で、4月からの来年度以降に何が必要なのか?ということをはっきりさせる!ということになったようだ。

そこで、まずは女子中学生ハンドボールチームを指導させようとなり、単独での練習が可能な場所の確保に努めることになった。

これまでは女子中学生の練習場所と練習時間は、小学生・中学生男子・高校生女子が同じ体育館で反面ずつ分け合って、週二回(うち高校生女子は週一回)練習するというものだった。

少しずつではあるが、小中の全体の人数も増えてきて女子中学生が満足に練習できるような状況ではなくなってきた。

そこで、女子中学生のために週一回、あるいは月二回だけでもいいから、個別の練習環境を整えてあげることにしようということになった。

この意図するところは以下の通り。

1.従来の週二回の練習よりも週一回の女子中学生単独の練習会にすることで、中学の部活動や塾など行っている仮の新規メンバーの負担が軽減され、週一回だけなら面白そうだし行ってみようかなと、より参加しやすいような呼びかけをするため。

2.従来の練習は中学生男子メインとし、参加希望の女子中学生は参加してもよいが、それとは別にしっかりと女子中学生メインの練習環境を整えてあげるため。

3.単独の練習環境ができることによって、男子中学生チームに混ざった女子中学生ハンドボーラーという認識から、きちんと新潟県の女子中学生ハンドボールチームとして確立してあげる。

これらを速やかに遂行すべく、早速練習場所の確保に努めた。

そして、ここが難航しているらしい。

練習場所の候補地は、まず私が現在指導に携わっている高校の体育館を夜間に借りるというもの。しかし、これは以前から働きかけていたところであり、その都度跳ね返されてきた。

結果から言うと、この候補地を使わせてもらうことは非常に難しいという状況である。

ただ、ここで終わりというわけではなく希望はある。それは市立の地元小中学校の夜間開放を利用して行うというもの。これも以前から目をつけていたところではあったが、実際動き出すということはなかった。

これを利用するための条件は、まず個別の団体として確立され(メンバーが一定以上揃った状態で)市に団体登録していること。

この団体登録は、仮にも女子中学生3人しかいないとしても中学生全体のハンドボールチームとして団体登録さえすれば可能である。

今は、もう3月。

来年度から始動するとすれば、今すでにある程度固まっていなければならない。ここからさらに「大人の本気」の見せ所である!

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