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月経は身体からのメッセージ📬
森林浴セラピー
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5月を迎えGW期間となり、五感に蓋をしがちな”すべき”スケジュールから離れて余裕や余白から自然的に生まれてきた感情のままに選択していき、今という時間を楽しんでいきたいものです。
写真は先日立ち寄った京都御所でのものです。
歴史ある御所に根付く森林に癒され、疲れた心身が健やかな状態になっていくのを体感しました。
覚悟と心の燃料があれば、仕事や家事など日々のタスクを実行していくことはできると思います。しかし、自然摂理(生理、気候など)の影響で調子が良くない時や理由はよくわからないがなんだか調子が良くない時など誰しも個人レベルで体調の波があると思います。
身体の状態と心の状態は密接に関係していて、心と身体の両方が健やかであることで健康でいられます。
現代人は、心身の負担を置いておいて仕事や家事などの責務を頑張ったその分
自分の心身を気にかけてあげるように心身を愛してほしいものです。
心身の健やかさにフォーカスした記事として
今回は東洋医学の観点から女性の一ヶ月の状態を表す月経を書いていきます。
月経は身体からのメッセージ📬
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月経の周期、経血の状態は1ヶ月の健康状態を教えてくれます。
ある意味身体の状態を毎月教えてくれるものだとも捉えることができます。
月経期、卵胞期、排卵期、黄体期と4つの周期があり、それぞれの時期ごとに気をつけたいポイントがあります。
✔︎月経期ー子宮内膜を排出する時期
→血行の巡りを良くしてスムーズな排出を助けると良い。
✔︎卵胞期- 卵巣内で卵胞が発育する時期
→月経後に不足しがちな血を補い、卵の質に関わる腎臓(腰)を養生する。
✔︎排卵期-卵子が排卵される時期
→血行を促し、血と気の巡りをよくして身体を温める。腎臓(腰)を養生する。
✔︎黄体期-子宮内膜を整え、妊娠しやすい時期
→血を補い、特に身体を冷やさないように気をつけたい時期。
人によっては胃が油っこいもの辛味などの刺激物を受け付けない。
基礎体温も指標となります。
目覚めてすぐなど活動による体温変化がない時に
基礎体温を測ってみることで身体の状態がわかります。
一般的に低温期(月経期、卵胞期)の体温は36.2~36.4度ぐらいが正常範囲です。
排卵が起こって高温期(排卵期、黄体期)に移行する時には、2~3日でスムーズに上がり、高温期の体温は36.4~36.8度ぐらいが良いです。
低温期の体温と高温期の体温の差は、0.3~0.5度が正常範囲です。
経血の量が少ない、月経期間が短かったり長すぎたりと不安定な場合は、無排卵月経の可能性を疑うことができます。
○低温期(月経期、卵胞期)と高温期(排卵期、黄体期)の期間バランスが取れているか?
○低音期又は高温期の期間が長すぎたり短すぎていないか?
○低温期、高温期に応じて体温が適正か?
上のポイントを意識して日々の体温を知ることで身体の状態がわかります。
血液の状態=身体の状態
血の状態は健康状態であり、冷えと密接な関係にあります。
一般的な正常範囲は、月経周期日数は25〜38 日
月経日数は、3~7日(3日以降から経血量減)
1周期あたりの総出血量は、20~140mL
(1日3~4回ナプキンを換える程度)
○周期、日数、量は正常範囲か?
○排卵時、月経前、月経時に痛みがあるか?
○血液の量が多すぎたり少なすぎないか?
○レバー状の塊があったり、明るい赤色以外の色が
多く出ていないか?
痛みがなく、サラサラで適量の明るい赤色なのが身体と子宮が健やかなサインです。
生理の始め頃や終わり頃の紫色、黒色はとどまっていたり、ゆっくり流れ出ている間に空気にふれて酸化したためです。
生理以外の時に黒色の血が出たり、黒色の血が長く続いたり、ピンク色(エネルギーと血不足)、茶色は身体からの注意メッセージです。
東洋医学には、『通じざれば則ち痛む』と言う言葉のように、スムーズではないために、生理痛が起こってくるということです。
血流悪化などの血が滞っている状態の瘀血(おけつ)や冷えが月経時の精神的・身体的な不調を招きます。
食からの治法として血行をよくする(活血)と気を巡らせる(理気)食材を取り入れます。
そして、日常的に食べるものを冷えたものよりも身体を温めるものを取り入れることがとても大切です。
活血:ニラ、アジやイワシなどの青背魚、黒豆、黒酢、サンザシ、当帰
理気:ニラ、紫蘇、みかん、玫瑰花(まいかいか)、サンザシ、陳皮(乾燥したみかんの皮)
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私自身がそうなのですが、仕事や残業などで料理をする時間がない日々になると
パン・うどん・パスタなどの小麦や砂糖類や生野菜・生果実と身体を冷やすものを多く食べがちになります。
お肉、お魚、発酵食品などの身体を温めてくれる食材や温かく調理したご飯を準備する気力と時間がなくなり、食べる機会が減っていきます。
毎日が難しくとも週単位で調整してみたりと身体に目を向けて食べるものを選択することが大切です。
甘いデザートを週1・2回に回数を減らしたり、
毎日飲む物を珈琲(冷やす)から紅茶(温める)に
飲酒はビール(冷やす)からワイン・日本酒(温める)にできるだけ常温のものや温めたもの取り入れたり休日など時間のある日は主菜と炭水化物を身体を温めるものに変えたりすることが冷え対策になります。
ちなみに私は、日本の薬局で取り扱っている十全大補湯という漢方を錠剤で飲んで血流の状態を整えています。
十全大補湯は四物湯という「補血剤」に四君子湯という「補気剤」が加わっており、当帰・桂皮・人参などが含まれています。
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冷えが子宮の血管の収縮・血流状態悪化につながります。
頭痛や痛みは当たり前にあるものではなく
胃腸や腎臓と身体を温め、血流状態を良くすれば、月経のトラブルは改善されます。
集中力が低下したり眠気がすごかったり
黄体ホルモンの影響でPMSのような頭痛やイライラがあったりと個人レベルで月経は苦しいことかもしれませんが、毎月の身体の状態を教えてくれるものでもあるので月経を通して身体からのメッセージを知り、学んだことを食と生活習慣に反映させて
大切な自分の心と身体を本当に大切にしていきましょう。
in good health🐈🌸
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