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京都巡り#26 岩船寺の紫陽花と初夏の植物園

アオイです。6月18日、紫陽花を見に行きました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🐸


岩船寺

岩船寺は京都府木津川市にある。京都府内だが一旦奈良に出る必要があった。近鉄奈良駅でバス停を探し、バスに乗り込んだ。そこまで混んでいなかった。バスはだんだん山あいの道になっていく。昨日寝落ちした私は、眠くなりながら景色を見つめていた。

車線がひとつしかないぐねぐねした山道をバスが通り抜ける。たまに飛び跳ねる。

岩船寺に到着した。オシャレなピクニックバスケットが出迎えてくれた。

静かで、鶯の鳴き声がして、たまにカエルの鳴き声もする。人は多いが、山深くて落ち着く。 

花手水を撮った。なぜかお茶漬けが頭に思い浮かんだ。

上りがあるということは、下りもあるということだ。忘れてはならない。怖かったのですぐ下った。石の階段はどことなく滑るので、そのまま転びそうな気がした。

それにしても境内は意外と広い。

休憩所のベンチ。レトロ満載な感じである。


ポートレートを撮るならば、この紫陽花道の間に誰かを立たせて撮影するだろう。誰が合いそうだろう?清楚ワンピースを着た女の子だろうか?誰かがいた方が写真が引き締まる時もある。景色には人がやっぱり必要なのである。

でも人1人しか通れない狭い道で、ポートレートされると困ってしまう……のが、正直な感想である。通ってもいいものか。強行突破して滑って転んだらと思うと、終わるまで端で待っているしかない。

と、思っていたら良い写真が撮れた。

紫陽花、どうしてこんなに心を惹き付けられる?書きたいけど、書くなら別記事の方が良さそう。なんて思ってたら、紫陽花の時期が終わってしまった……(このnote執筆時、7月末)。


赤が綺麗だったから、撮ってしまった。

帰り道、山深い道をバスで下っていく。楽しい。なぜこんなにも山は楽しいのか。

京都の話ではないのだが、神戸市立森林植物園への道のりを思い出す。車1台しか通れないような道でカーブが何回あるんだという凄まじい山道を通っていく。また行きたい。植物も見たいが、山道をバスで登りたい。ワクワクするのである。


京都府立植物園

植物園に行くつもりはなかったが、情報を調べているとタチアオイが見頃とか……。ならば、行こう!

「一歩引けば物事の全体が見える」


良い言葉が貼ってあった。オカメ桜を撮りに行った長徳寺だった。寺の前に良い言葉が貼ってありがちで、私の心に常に響く。

五分ほど待っているがバスが来ない……。土日はバスがよく遅れるのである。急ぐなら地下鉄の方が良い。

バラ、結構好きだ。京都の地名を名付けられたバラもある。衣笠、高尾、金閣、嵯峨野、嵐山、鞍馬、貴船、……、ありすぎて書けない。

京都地名のバラについて、このHPが詳しかった。例えば「金閣」は、いかにも金閣寺って感じの派手さがある。


あじさい園、かなり良かったのだが、人が密集しすぎて死ぬかと思った。

牡丹と芍薬のコーナーもあった。今年見ていなかった。来年行こう。京都巡りしながら、来年の年間スケジュールも立てられる。


北山方面の出入口付近に、十二支のオブジェがあった。何度も来ているのに気付かなかった。私の干支もおそらくこの中にあるだろう(無かったら何年なんだ)。

ユリが咲いていた。何でもあるな、植物園。京都にはユリ畑とかないのかな。以前、大阪は舞洲に大規模なユリ園があったのだが、今はネモフィラ畑になっている。

私は一度奇跡的にユリ園に行けた。あのユリ園を私はずっと忘れられなくて……。

忘れられないユリ園(大阪・舞洲)
現在はネモフィラ畑になっている



桔梗(キキョウ)も咲いている。桔梗スポットといえば、大河ドラマにもなるらしい紫式部のゆかりの寺、盧山寺(ろざんじ)がある。行きたい。行ったことない。今年行くかもしれない?


タチアオイ、発見した!薄いピンクの花が何ともさわやかで、涼しげだ。晴れてたらもっと良い写真だったんだろう。  


紫陽花、ここにも咲いていた。しかも色がいっぱい。私好みすぎて、写真を撮りまくった。今年度ベスト紫陽花かもしれない。

池。この辺りは木陰で涼しい。色も緑で光も柔らかい。つまり落ち着くということだ。


良い写真が撮れた。タイトルは「青鷺(アオサギ)の湖」。


レモンの実がなっている。黄色ではなく青いのか。


花菖蒲も咲いていた。今年は花菖蒲メインで見るつもりではなかったが、前回の嵐山・天龍寺に続き、見ることができて嬉しい。来年は平安神宮に行って、花菖蒲を見たい。庭園があってそこで見られるそうなのだが、実は入ったことがないのだ。来年が楽しみだ。



ヒョウタンも咲くのか。ヘチマも植えられてあった。夏に見られるのだろうか?


ここだけ木がモサモサしていて、パワースポットみたいになっていた。「この木なんの木?」と思ったら、シダレエンジュというそうだ。へぇ。


旧三井家下鴨別邸の紫陽花

旧三井家下鴨別邸では、あじさい苑の無料開放が行われていた。植物園を出て、行ってみることにした。


あじさい苑はそこまで広くなかったが、品種は多かった印象だ。

ちなみに別邸は有料である。外からどうにかして撮影した。



まとめ

書いていて思ったが、寝落ちして睡眠不足でストレスが溜まっている状態になっていたので、ネガティブな感想が出やすかった。人の話し声ですらイライラしていた時もあった。寝たいのだろうか……。やはり寝落ちは悪。

場所に行った時の感想も大事だが、あくまでも「京都巡り」なので、ネガティブな感想ばかりだと読み手に負担がかかる。そこは編集して調整している。


今年の紫陽花は見尽くした気がするなぁ。紫陽花巡りをする日程をそんなに空けてないからだろうけど。短期間で一気に見たので、食傷気味なのかもしれない。

でも、来年行きたい候補地ももちろんある。霊源院には行きたい。三室戸寺のあじさいアートも狙っている。

と、色々な場所に行きたいのだが、来年必ず行きたいと思うのはここである。

アジサイの小径、何としてでも行きたい。情報はオープン当初から知っていたはずなのに、すっかり忘れてしまっていた。


投稿がえらい遅れてしまって初夏どころかもはや真夏になってしまった。これからの京都巡りnoteの予定を下に書いておく。6月に順調に投稿していたが色々あって停滞してしまい、完全消化寸前だったストックがまたしても大量に増えた。消化していきたい。

今後の投稿予定
#27 東福寺 天得院の桔梗/鴨川の夕焼け
#28 夏の嵐山・祐斎亭、松尾大社など
#29 瑠璃光院・夏のライトアップ
#30 伏見稲荷大社・宵宮祭
#31 祇園祭(前祭・後祭)
#32 京都府立植物園・夏の早朝開園/東福寺・京の涼さがし
#33 伏見方面

私は植物園大好き人間なので、真夏にも行ってしまっている。嵐山も大好き人間なのでまた行ってしまった。また、普段は行かない祭りにも赴いた。早く書きたい!

7つも書き溜めがあるとは。京都巡りする時期と投稿する時期が合わなくなったら、なかなか読んでもらえないのが悩みだ(note公式マガジン入りしたら、めちゃくちゃ読まれる傾向がある)。

とはいえ、私が一番読んでほしい人に読んでもらえたらそれで良い。このnoteを読んで、京都の魅力と私が京都を見て何を思うのかを知ってもらって、京都に来てくれたら嬉しいなぁ。


前回の植物園





京都巡りツイートのモーメントです。noteより早く、最新の情報を知ることができます。noteに書くほどでもない、街中でふと見かけたものも入っています。是非ご覧いただけますと幸いです⛩️


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