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ポジウィルを使って転職した、その後1年半の記録

アオイです。私はPOSIWILL CAREERというキャリアコーチングサービスを通して、非正規雇用から正社員として転職し、かつ一人暮らしも始めることができました。そして、POSIWILL CAREERを卒業して1年半が経過しております。

このnoteは、卒業後どのように自分と向き合って生きてきたのかを書いていきます。なお、下記のnoteを読んだ方が分かりやすい内容となっておりますので、こちらを読み始める前に一読されることをおすすめいたします。

POSIWILL CAREERを使って転職した記録はこちら⬇

・ざっくり(約14000字で私がどのように変わったかが分かる)

・じっくり(無料カウンセリングから具体的なトレーニングの流れ・私の感情の変化を全11記事で見ることができる)

それでは、よろしくお願いいたします。


常に自分と向き合う日々

私はPOSIWILL CAREERを卒業してから、今までのトレーニングで習慣になったアウトプットを続けていくための仕組みを作ることにした。


Twitterで日々内省

卒業後間もなく、公開のTwitterを作った。Twitterで日々の気付きを発信したいという気持ちを、以前から持っていた。何より、お世話になったトレーナーとも交流ができて、近況も知ることができる。

発信はほぼ毎日行っている。些細なことから大きな気付きまで、あらゆることをツイートした。私のTwitterは、主にキャリアや人生についてつぶやくアカウントとして作った。

だが次第に、趣味の京都巡りや映画の感想などのツイートもするようにもなった。趣味もインプットになるので、感想を書くことがアウトプットに繋がっていく。


特に、文章中に「ポジウィル」を含めたPOSIWILL CAREERに関するツイートは、ポジウィル社員の方々にいいねやリツイートをされて、読まれやすい。そのおかげでフォロワーが増えて、Twitterへのモチベーションが上がった。


また、イベントの感想もツイートしている。ポジウィルが主催のものや、自分が興味を持って参加したもので、印象に残ったことはアウトプットも兼ねて発信している。こちらも拡散されやすいので、ますますTwitterへ意欲的になれる。


私の公開Twitterのモチベーションが1年以上続いているのは、トレーナーとの交流はもちろん、フォローを受講中や卒業生の方、ポジウィル社員の方々で固めているからである。

自分のタイムラインが、前向きな雰囲気になって楽しい。ポジウィル以外のツイートでもよくいいねや返信をもらえる。現在受講中の方のアウトプットツイートを見て、受講当時のことを思い出して、私も元気をもらえている。


また、他の受講生から担当だったトレーナーの話が挙がると、テンションも上がる。トレーナーが活躍されていることを知れるのが嬉しい。


Twitterをしていて何よりも嬉しいのが、トレーナーからのいいねである。トレーナーからいいねをもらう度に、通知画面のスクショを撮って集中線を付けてツイートしたくなってしまう。

嬉しくて、元気も出る。「ツイート見てくれてるんだなぁ」と思えて、ますます喜ぶ。


トレーナーのことが好きすぎてたまらない人みたいだ。実際そうだ。トレーナーへの想いについては、また後述する。


noteでがっつり内省

POSIWILL CAREER体験記を書き切った後、私は自己内省をnoteでも書いていくことにした。自分の気持ちを言語化して、他の人の共感を得たり助けになったりしたら嬉しいからだ。

自己内省をnoteに公開したら、スキやコメントをもらえて嬉しい。反応があると、「こんなことを考えていたのは私だけじゃないんだ」と思えて心強い。


また、体験記noteを書いて良かったことがあった。読んでくれた方が、コメントや紹介をしてくださることもあった。「アオイさんのファンです」と言ってくださった方もいた。

note初投稿から1年が経っているのに、それでも読まれるのはとてもありがたい。自分の中だけに留めず、公開して良かった。私の体験が、誰かの助けになることを願う。


SNSでの内省の詳しい方法は、こちらのnoteにも書いた。POSIWILL CAREER卒業後、内省をSNSで続けていきたい方はぜひ読んでほしい。


卒業生コミュニティの活用・交流

POSIWILL CAREER卒業後、「卒業生コミュニティ」に入ることができる。私はTwitterと同じく卒業後間もない時期に、自己紹介スレッドで自己紹介をした。このようなオンラインのコミュニティに入るのは初めてだった。

コミュニティでは、卒業生同士で交流ができる。私はオンラインの雑談会に参加したり、雑談スレッドに自分のことを書き込んでいったりしていた。

雑談ばかりでなく、卒業後の仕事などの質問や悩みの相談ができるスレッドもある。ちなみに私は、卒業後1年で3回悩み投稿をした。かなり使い倒している方だと思っている。

転職はしたが、環境が変わると仕事の悩みは出てくる。POSIWILL CAREERを利用せず1人で転職活動をしていたら、転職できたとしても、その後に生まれる悩みで苦しくなるところだった。

回答してくれるのは、私と同じ卒業生の方々だ。卒業生の皆さんは優しい。トレーナーのように、私に寄り添ってくれるような返信をくれる。POSIWILL CAREERを経て今ここにいるから、傾聴の姿勢ができているのだろうか?

どれだけ自分の力で生きようとしても、1人ではどうにもならない時がある。私は他人に頼るのが苦手で、苦しければ苦しいほど他人に頼りたくないと思ってしまう。特に身近な人には。


私は質問するばかりではなく、回答も書き込んでいた。誰かが困っていると、答えたくなってしまう。だけど、私の経験から得られたものしか書けない。それが質問者にピッタリはまる回答かは分からないが、「何かの助けになればいいな」と思い、回答を書いている。

卒業生コミュニティがあって良かった。仕事の悩みは、卒業生の皆さんであれば話しやすい。困っている時は助けてもらい、逆に相手が困っている時は私が手助けする。卒業生の皆さんとは、そういう関係性でありたい。


内省を経ての気付き

得意なことの発見

体験記noteの執筆から、「文章を書くのが上手だ」と言われるようになった。私は今まで文章で褒められたことが一度もなかったから、最初は信じられなかった。だが、あらゆる人に褒められるようになって、「もしかしたら自分は文章を書くのが上手いのではないか」と思うようになる。

書くこと自体も苦ではない。自分の思いをひたすらnoteに書き連ねるのが楽しい。自己表現が私の好きなことだと受講中に判明したが、まさかここに繋がるとは。自分でも驚きだ。このnote執筆時点で、投稿数が100記事を超えている。

「書くことが好き」と自覚してから、書くことについての本を読んだり、noteのイベントに参加したり、更にはメンバーシップに入って新たな交流が生まれたりした。好きなことから、今まで見えなかった世界が見えてくるようだった。


キャリアの方向転換

すると、今まで全く考えてこなかった、フリーランスという働き方に興味を持つようになった。私はどこの職場にいても「マイペースだ」と指摘されるくらい、自由とこだわりを求める人である。だから私は組織に向いていないかもしれない。でも「社会人だから会社に合わせないといけない」と思い続けてきた。

とはいえ、ポジウィルで取り組んだ内省や転職活動が無駄になったわけではない。ポジウィルで自分と向き合う過程が必要だった。ずっと実家で1人悶々と考えていても、実家が安心できない環境だったので、「一人暮らし」と「正社員になる」ことしか考えられなかったと思われる。安心できる環境に移ったからこそ生まれた、新たな悩みと発見だった。

受講中から段階的に自己実現を果たそうという方向性で来ていた。自主的に『「やりたいこと」の見つけ方』で取り組んだ内容が、そのまま反映されているようだった。しっかり内省して良かった。考え抜いたことは無駄にはならない。


時には落ち込み続けるときもある

落ち込んだ時、「では、どうするか」を考えて次に進むことを覚えた。そして、生きづらさを発見して受け入れて、「ではどうするか?」から行動に移すという流れを自分でできるようになっている。すごい。

もちろん、生きづらさの発見には他人が関わっている。今までより、他人を頼れるようになった。自分の問題解決能力がどんどん上がっていっている。


しかしながら、なかなか上手くいかない時もある。落ち込み続けてしまって、「何で動けないのか……」と更に落ち込んでしまう。

自信が無かったり体調が悪かったりすると、ただ落ち込むだけで終わる。自信があり元気だと「ではどうするか?」と考えられる。更に環境が整っていると「ではどうするか?」から、具体的な行動に移せる。つまり落ち込み続ける状態は、元気でない時が多いのだ。

不安なことに真正面から向き合うのは、もちろん大事だ。だけど、あまりにも苦痛であるときは、一旦置いて心を楽にするのも大事である。時には落ち込み続ける時もある。どうしても動けない時だってある。しんどい時は、何も考えずに休むとよい。


トレーナーの存在

私にとってのPOSIWILLCAREERの価値とは、「トレーナー」という自分を受け入れてくれる存在ができたことだ。上でも少し書いているが、トレーナーは、卒業した今でも私の中では大きい存在である。

今でも残る大切な言葉

前職と同じような悩みにぶつかった時、過去のSlackを見ることにしている。せっせと自分でコピペして残したものだ。そのやり取りを見ていると、今でもトレーナーは、私に優しく答えてくれているような気がする。

仕事がものすごく忙しい時、トレーナーからかけられた言葉を思い出した。すると、心臓から温かいものが溢れ出るような感覚がした。それが心地良かったので、度々思い出しては心を温めていた。サウナのような芯から温まっていく。

あの時もらった言葉は、大切なものだ。いわば私のお守りのようなもの。私に寄り添い、励まし、奮い立たせてくれた言葉を、私はずっと忘れず生きていく。

また、トレーナーから問いかけをもらうイメージをすると、内省が捗る。受講前はもう1人の自分を作って自問自答をしていたが、自分を責めてしまうことが多かった。

傷ついた時、自分の親友を頭の中に作り、状況を整理して優しい声かけをしてもらい、心をスッキリさせるという方法がある。だけど、人間不信の私にはそれが難しかった。たとえ想像上の人物であったとしても、「そんな優しいことを言ってくれる親友なんているのか?」と思ってしまって、先に進めなかった。

トレーナーなら、実在の人物であり実際にもらった言葉もあるから、「トレーナーなら今の私にこう声をかけるだろう」と想像がしやすい。そして、自分で声かけするより心が軽くなる。実際にそう言われたわけではないのに、嬉しくなってしまう。 


トレーナーも一人の人間

卒業後、東京に行ってトレーナーと直接会う約束をしていた私は、本当に東京へ行った。表参道のポジウィルのオフィスにて、トレーナーと会った。お世話になった山口さん杉山さんは、しっかり生きていた。3人が同時に同じ場所にいるのは初めて。緊張しすぎて上手く話せなかった。

最後に握手と記念撮影をしてほしいと頼んだ。まるで芸能人に会った時のような感じになってしまっているが、快く引き受けてくれた。だけど、トレーナーは芸能人ではなく「一人の人間」である。

このnoteは杉山さんが書いたものだ。私と杉山さんは正反対の性格をしていると、私は思っている。それゆえに、「この人はすごい……」と圧倒されることが度々ある。

杉山さんの過去を知り、「この人も悩みながら生きていたんだ」とようやく気付いた。そして、私の考えていた杉山さんのイメージと全然違っていた。体験記noteを書いた時も、杉山さんに対しての「偏見」について触れている。相手のことをよく知らないと、偏見にとらわれたままだっただろう。

このnoteの感想を杉山さんに送った時、「私も一人の人間ですよ」と返ってきた。オフィスで握手を求めて、「芸能人みたい」と思わず口からこぼした私への返答でもあった。自分と正反対の人はなかなか自分と同じ人間には見えづらいが、誰だって「一人の人間」であることを忘れないようにしたい。


対して山口さんと私は共通点が多々あり、「他人とは思えない」という感想が出てしまうこともあった。しかし実際に会って話してみたら、当然のことながら自分とは違うと感じるところも多々あった。

「自分と同じような人」だと過度に思い込むのも「偏見」の一つなのだろう。私は「家族だから価値観が同じ」と、親から思われていたことが苦しかった。私が家族と違う部分を見せた時、「考えられない」と否定されてしまうこともあった。これは家を出たいと思った理由の一つでもある。

自分以外の人は皆違う人だけれども、自分と同じ「一人の人間」なのである。


トレーナーの存在とは

卒業後、トレーナーに転職と一人暮らし報告を始めたのをきっかけに、近況報告を毎月送る習慣が始まった。仕事の話や家族の話、その他身の回りで起こった話など、書きたいことが多い。

トレーナーへの言葉は、とめどなく湧き出て溢れかえって、毎月滝のような長文になっていた。どうして毎月長文の近況を伝えていたのかというと、私が今も元気に生きていることを示すためだ。私が近況報告することで、トレーナーの私へのサポートが間違ってなかったことも示したかった。


近況報告を送るのが私の毎月の楽しみだったが、卒業後1年が経過したタイミングで、送るのを一区切りした。トレーナーだけに心を開くのではなく、もっと新たな人間関係を築く必要があるなと痛感したからだった。

後に分かったのだが、私にとってトレーナーの存在は「親」に近いものになっていた。本来は親に抱くような感情を、トレーナーに重ねていた。私は過去の出来事から、親にありのままの自分を見せることが困難だった。今でも、あまり親に何でも話したいとは思えない。

対してトレーナーには、親には送らない長文の近況報告を毎月送り、まるで遠い田舎の実家に手紙を送るかのような気持ちになっていた。受講中も「もっと褒めてほしい」と、子供のようなことを思っていた私だった。

トレーナーには何でも話したい。「今日はこんなことがあった」と、他愛のない話をするから聴いてほしい。会えるのなら会いたい。私の住む京都にも来てほしい。しかし、トレーナーは私の親ではない。毎月の近況報告を送るのも限界があるだろう、と思い始めた。

私の周りにはたくさんの人間がいる。職場の人にも自己開示をするようになった。友人たちも東京旅行などをきっかけに、連絡することが増えた。SNSには、私と価値観の似ているフォロワーも多い。


トレーナーがいてくれて良かった。落ち込む私に優しい言葉をかけれくれて、励ましてくれて、前を向けるようにしてくれる人がいる、ということを知れた。

私はずっと誰かに応援されたかった。例えば甲子園での吹奏楽の演奏のような、名指しの応援が羨ましかった。だが私は、派手な応援をされるような人生を送ってきたわけではない。

もちろん受験前など、色んな人から「頑張れ」と応援されることはあった。気持ちは有難かったが、「頑張れ」という言葉は、私にはどこか突き放しているようにも聞こえてしまうのだ。

私のことをしっかり見たうえで、私に向けた言葉で応援してくれる人ができたのは、初めてだった。


なかなか前向きになれなくて、ぐちぐちと弱音を吐くことも多々あった。だけど、そんな私を受け入れて話を聴いてくれた。そこから具体的な行動に繋がるように、優しく促してくれた。これが家族や友人に何度もしてみようものなら、「ぐちぐち言うな」と激怒されてもおかしくない。

卒業して話せる機会が減ってしまったけれど、トレーナーは今でも私の心の支えとなっている。大切だとか、大事だとか、大好きなどという言葉では足りないくらいの、溢れんばかりのトレーナーへの熱い想いが、私にはある。


ふとした時に、京都で生活できている幸せを噛み締めている。この生活は当たり前ではない。トレーナーがいてくれたから、今の私がいる。転職できたのも、京都に住んでいるのも、「アオイ」と名乗って今このような発信できているのも、トレーナーがいてくれたから、ポジウィルという会社があるからだ。


終わりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。このnoteは、POSIWILL CAREER体験記の後日談ではありません。卒業して終わり、ではなく、ここからが本番なのです。

卒業して1年半が経過して、自分をサポートしてくれる存在が大事だということに気付きました。自分と向き合い続けることは大変です。常に上がり調子ではありません。気を付けていても、ずっと同じところをぐるぐると回っていることも結構あります。どうしても自分の力だけでは抜け出せない時だってあります。

私が夢を叶えることができたのは、私の意志が強いからではなく、私が特別な人間だからでもなく、自分が自分の可能性を信じられるかでしかないと気付きました(意志が強くても行動するのが怖かったので)。それと周りの人間や環境が大事です。

いつも自分の可能性を信じてくれて、安心できる人がいると心強いです。私はメンターを雇いたいと、卒業後に出てきた悩みを抱えながら常々思っていました。


そして、卒業から1年半後、私はPOSIWILL CAREERのサポートプランに申し込みました。自分1人だけでは解決が難しい悩みに、一緒に向き合ってほしかったからです。トレーナーとなら、きっと私は乗り越えることができると思っています。

現在受講中です。詳しい内容はnoteに書いていきますので、お楽しみにしてください。





総括noteは、ポジキャリ体験談まとめや、プレスリリースにも掲載されました。多くの方に読んでいただき、このnoteの投稿日時点で117のスキをいただきました。


ポジウィルのインタビューも受けました。「非正規雇用から正社員に転職」にフォーカスを当てて話しております。ぜひ、ご覧いただけたらと思います。


このnoteを含め、POSIWILL CAREER体験記は、かなり赤裸々に書きました。でも公開して良かったです。私と似たような境遇の受講中の方から、感想をいただいたこともありました。

私は、新卒を逃しても人生が終わることなく、生きていけることを証明したい。そして、私のように「失敗した」と思っている人の、励みになれる存在になりたい。

自己肯定感どん底の私が、転職活動をして生きやすくなった話【ポジウィルを使って転職した記録 総括】


新卒でどこにも就職できず、既卒就活中に思い立ったことが、数年の時を経て日の目を見ることができました。POSIWILL CAREERを受講してなければ、私はその思いをずっと抱えたまま何も行動に移せなかったでしょう。


「星の数ほど、生き方を。」ポジウィルのミッションに出てくる言葉です。私はこの言葉が好きです。こうあるべき生き方から外れてしまった私を、肯定してくれているみたいだから。

私の書いた体験記が、私のような新卒で就職できなかった、いわゆる「社会人」になれなかったと苦しむ人達の心の支えになってくれると、生きるヒントになるのではないかと、信じています。


卒業して1年半経って新たな悩みも出てきて、大変なこともたくさん経験しています。ですが、受講前より遥かにたくましい人間になったことは確かです。これからも私は京都で、自分と向き合い、自分の人生を生きていきます。


アオイ

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