花kajin

岩手県在住。「花」(スミレ、ランをはじめとする様々な花)と「歌」が大好きです。主に県内…

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岩手県在住。「花」(スミレ、ランをはじめとする様々な花)と「歌」が大好きです。主に県内を中心に活動し、花の写真を撮影に登山も楽しみます。

記事一覧

季節はずれのスミレ日誌④

今回はシハイスミレを紹介します。 前回のアイヌタチツボスミレ同様に「岩手のスミレ」には掲載がありません。 発刊以降に発見されたものと思われ、私は2014年からほぼ毎年…

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14時間前

秋田駒ケ岳の花々観察記①

秋田駒ケ岳の国見コースに挑む 6月16日(山行は6/9)の投稿でタカネスミレは数を減らしているのではないかと述べましたが、群生は健在でした。訂正してお詫びします。 さ…

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3日前
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季節はずれのスミレ日誌③

平成5 年に刊行された「岩手のスミレ」ではアイヌタチツボスミレは掲載から外されていますが、その後県内各地で報告が相次いでいます。 発見が遅れた原因は主産地である北…

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6日前
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種差海岸の花々観察記①

6月16日に種差海岸に行ってきました。 目的はエゾヒナノウスツボ、ハマウツボ、ヒメキンポウゲ等々。 まずはアオノイワレンゲの生育状況を確認。大き目の葉があったので今…

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9日前
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季節はずれのスミレ日誌②

タカネスミレ( プロフィール写真のスミレの顔が7 つ並んだ画像の一番左) 岩手県では秋田駒ケ岳と岩手山が生育地として知られています。秋田駒ケ岳ではタカネスミレとキバナ…

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9日前
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季節はずれのスミレ日誌①

先日秋田駒ケ岳( 国見口~大焼砂まで) に登ってきました。 イワカガミ( 白も)、ゴゼンタチバナ、ウラジロヨウラク、イチヨウラン( 終わりかけ)、ムラサキヤシオ、オオバキ…

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11日前
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季節はずれのスミレ日誌④

季節はずれのスミレ日誌④

今回はシハイスミレを紹介します。
前回のアイヌタチツボスミレ同様に「岩手のスミレ」には掲載がありません。
発刊以降に発見されたものと思われ、私は2014年からほぼ毎年観察に出かけています。
花期:4月中旬頃 
特徴:花は小さく、地面にへばりついて咲いている感じで、葉はマキノスミレのように立ち上がることはほとんどない。花色はピンクで2018年に白花を発見しました。
花はきれいなピンク色(A)、距と萼

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秋田駒ケ岳の花々観察記①

秋田駒ケ岳の花々観察記①

秋田駒ケ岳の国見コースに挑む

6月16日(山行は6/9)の投稿でタカネスミレは数を減らしているのではないかと述べましたが、群生は健在でした。訂正してお詫びします。
さて今回(6/21)は前2回、横長根まで(5/26)、大焼砂分岐まで(6/9)から足を延ばしてムーミン谷のチングルマを見ながら阿弥陀池につながる急登のナガバツガザクラと久々に会い、阿弥陀池、横岳~大焼砂を下るという我らにとっての最長コ

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季節はずれのスミレ日誌③

季節はずれのスミレ日誌③

平成5 年に刊行された「岩手のスミレ」ではアイヌタチツボスミレは掲載から外されていますが、その後県内各地で報告が相次いでいます。
発見が遅れた原因は主産地である北海道の開花時期が遅いことらしいです。岩手県とは約2 か月近くちがいます。

アイヌタチツボスミレの特徴は:側弁に毛があること、距は基本白色で後ろに縦方向に溝があること等。花色も変化に富んでいます。

どうもこの撮影地では交雑種らしきものが

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種差海岸の花々観察記①

種差海岸の花々観察記①

6月16日に種差海岸に行ってきました。
目的はエゾヒナノウスツボ、ハマウツボ、ヒメキンポウゲ等々。
まずはアオノイワレンゲの生育状況を確認。大き目の葉があったので今年も10月中旬頃に花が咲くことでしょう。
下の写真 上段左からアオノイワレンゲ葉、フナバラソウ、ホソバツメクサかな?、下段左からアカネムグラ、ウミミドリ(花が残っててくれた)、エゾフウロ

中須賀海岸付近に移動して
お目当てのヒメキンポ

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季節はずれのスミレ日誌②

季節はずれのスミレ日誌②

タカネスミレ( プロフィール写真のスミレの顔が7 つ並んだ画像の一番左)
岩手県では秋田駒ケ岳と岩手山が生育地として知られています。秋田駒ケ岳ではタカネスミレとキバナノコマノツメというよく似た黄色の花のスミレが混在する場所があります。その主な見分け方を解説します。

タカネスミレは花は縦長でなく柱頭( 雌しべ) の先は逆さT 字形で葉は光沢があり、厚い。
キバナノコマノツメの花は唇弁が長い個体が多

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季節はずれのスミレ日誌①

季節はずれのスミレ日誌①

先日秋田駒ケ岳( 国見口~大焼砂まで) に登ってきました。

イワカガミ( 白も)、ゴゼンタチバナ、ウラジロヨウラク、イチヨウラン( 終わりかけ)、ムラサキヤシオ、オオバキスミレ、ミヤマスミレ( フイリも)、ツクバネソウ、ミツバオウレン、ツバネオモト、ノウゴウイチゴ、イワテハタザオ等々。

今回の目的はタカネスミレ

植物写真家いがりまさしさん曰く「日本一のタカネスミレの群落」とした大焼砂はミヤマ

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