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秋田駒ケ岳の花々観察記②

6月30日 今年四度目の秋田駒ケ岳登山
震災前後の頃に不思議とよく山で出会った釜石のAさんが秋田駒ケ岳が一番好きな山と話してたのを思い出します。何回来ても違う花々を見ることができると。
というわけで(?)また我らも秋田駒ケ岳に来てしまいました。前回(6月21日)と同じコースを巡ります。
国見温泉~横長根~大焼砂までの主な花々ノギラン、ウラジロヨウラク、アカモノ、ウメガサソウ蕾、ギンリョウソウ(A)、キソチドリ、ツクバネソウ(B)、タマガワホトトギス蕾、ゴゼンタチバナ(C)、コメツツジ(D)、イワナシ実、カラマツソウ、モミジカラマツ、シラタマノキ(E)、ヨツバムグラ(F)、クマイチゴ、 ハナニガナ、 シロバナニガナ、オトギリソウ(G)、ジガバチソウ、ブナ実、ウゴアザミ?、ハチマンタイアザミ?、ハクサンシャクナゲ(H)、ハクサンチドリ、ミヤマシシウド?、オクエゾサイシン、ミヤマハン
ショウヅル、マルバシモツケ、アオヤギソウ(I)、ベニバナイチヤクソウ、タカネスミレ、キバナノコマノツメ等々。

ガッサンチドリ

ガッサンチドリは八幡平では数多く見られますが、ここ秋田駒ケ岳でも見ることができます。特徴は距が短いこと(2~4ミリ)が第一同定ポイントとなります。わかりずらいかと思いますが(L)の写真の中の赤い矢印の先にあるのが距です。(J)がガッサンチドリの花で(K)が葉です。

大焼砂から雄岳(中央やや左のピーク)を望む

大焼砂~通称ムーミン谷~急登下までコマクサ(M)が咲きそろってきました。
ミヤマカラマツ、エゾツツジ(N)、ウサギギクは咲きはじめ、ヒナザクラ(O)、アオノツガザクラ(P) はあちらこちらで満開、そしてチングルマはまだ咲いているけどもう穂(Q) となったものもあります。コバイケイソウは終わりかけ、オノエランがあちこちで顔を出しています。

ムーミン谷では
ミネズオウ(R)、サンカヨウ、コメバツガザクラ(S)、ムシトリスミレ(T) があり、

急登下~阿弥陀池~横岳まで
ミネザクラ(U)、シラネアオイ(V)、ムラサキヤシオ( 一番最初の写真)、ミヤマキンポウゲ、オオバキスミレ、ミヤマスミレ、ミヤマダイコンソウ、イワヒゲ(W)、ハクサンボウフウ、ヨツバシオガマ(X)、ミヤマウスユキソウ(Y)、チシマゼキショウ(Z)、ナガバツガザクラ、ミヤマリンドウ蕾、ミドリユキザサ、カラフトイチヤクソウ蕾、コケモモ、ミヤマフタバラン蕾等々。

大焼砂を下りる途中で雨が降り始め、展望台のあたりから本降りでした。
こんな時には傘ストックが便利。駐車場までなんとかたどり着き、帰路につきました。
雨には降られたけど、たくさんの花々に会えて、満足の花旅でした。

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