侵略戦争否定の、河瀬直美監督、公明党山口代表、共産党志位和夫委員長の共通点と使い道

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「侵略戦争否定の、河瀬直美監督、公明党山口代表、共産党志位和夫委員長の共通点と使い道」

を見て、勘の良い方は、何が書かれようとしているか瞬時に理解できたかもしれない。

まず、河瀬直美監督である。
東京大学の入学式の祝辞で、映画監督の河瀬直美氏が以下のように述べた。

>「『ロシア』という国を悪者にすることは簡単である」

とし、

>一方的な側からの意見で本質を見誤っていないかと訴えた。

とのことである

河瀬直美監督は、ロシアによるウクライナ軍事侵攻について以下のように言及。

>「例えば『ロシア』という国を悪者にすることは簡単である。けれどもその国の正義がウクライナの正義とぶつかりあっているのだとしたら、それを止めるにはどうすればいいのか」

ロシアによるウクライナ侵攻を見て、以下のように言ったそうだ。

>「一方的な側からの意見に左右されて本質を見誤っていないか。」
>「誤解を恐れずに言うと『悪』を存在させることで私は安心していないか」と訴えた。

>「自分たちの国がどこかの国を侵攻する可能性がある自覚をしておく必要がある。そうすることで、自らの中に自制心をもって拒否することを選択したいと想います」

河瀬監督の発言は、力による一方的な現状変更を試みているロシアを擁護しているように見える。あたかも、ウクライナのほうにも問題があるかのような言い方をしている。

彼女の発言自体は看過できないが、国際政治学者等の識者や一般人の中でも、彼女の「どっちもどっち論法」を否定している人たちが多いのが救いである。

話題となり、炎上しているのは大きな意義がある。

東大生が河瀬直美監督の発言を鵜呑みにして、独裁国家擁護をしたり、自虐史観に乗っかり日本を貶めたりするような人間にならないことを願うばかりである。

「自分たちの国がどこかの国を侵攻する可能性がある自覚をしておく必要がある」

の”自分たち”は日本のことを指しているのだろうが、日本は侵略戦争をしている。戦後80年も憲法も改正できなかった国が、核保有もしてこなかった国が、侵略戦争を今さら企てると思うか?

次に、公明党山口代表である。
そもそも、山口那津男代表にも創価学会を支持母体とする公明党にもあまり時間を割きたくないので、なるべく手短にしたい。

公明党は、日中国交正常化以来、ずっと親中である。
自民党の議員にも親中派の議員がたくさんいるが、公明党は政党全体が親中でできている。

日本共産党がソ連ロシアのコミンテルン日本支部であるように、公明党は中国共産党の日本支部といってもいいぐらいのド親中っぷりである。

共産主義者国家である中国は、日本のみならずアメリカにとっても仮想敵国である。

経済上、無視できない国とはいえ、ウイグルジェノサイドやチベット弾圧等、酷い人権侵害を行ってきたのが中国である。

そのような中国と、経済以外においても仲睦まじくする連中は、間違いなく問題がある。

公明党山口那津男代表の発言は、ほぼ日本の足を引っ張り、中国に利するようなものばかりである。

公明 山口代表「“専守防衛”は大事にしていくことが重要」

憲法9条に基づく専守防衛で日本を守ることができないことは、今回の露によるウクライナ侵攻を見て明らかになっただろ。

日本人はそこまでバカではない。

ウクライナ侵攻を他山の石として、今やるべきことは明々白々である。

憲法9条改正はもちろん、防衛費増額GDP比2%超が必須。

ゆくゆくは核保有が必要だが、まずは、米国との核シェアリングを実施すべきである。

いくら、日本からは戦争を仕掛けることはない、と高らかに宣言しても、独裁国家には何の意味もない。

言うまでもなく、この世で最大の攻撃力を持つ核兵器を保有することが、最大の抑止力となる。

公明党は、憲法9条の改正にも、核共有にも反対の立場なのだろう。
日本は、北朝鮮、中国、ロシアと、独裁国家に挟まされている。

ウクライナ侵攻を目の当たりにしても、山口代表がお花畑の平和ボケ発言に終始するなら国民も黙っていない。

最後に、日本共産党の志位和夫委員長である。

まず、言いたいのが、志位和夫委員長は、プーチンと同じく共産党内において20年以上独裁を続けている。
この一点をとらえても、彼の発言は説得力を持たない。
一人の人間が20年もトップに居座り続けるのは問題がある。

これまで言ってきた「憲法9条の完全実施(自衛隊の解消)」と反することを志位和夫氏は述べた。

自衛隊の存在を批判してきた政党の人間が、ロシアの傍若無人な振る舞いを見て焦っているのですか?

普段は自衛隊を意見とみなし、非難してきたにもかかわらず、いざという時は「助けてくれ!」と言うのですか?

そういうのであれば、お詫びと、前言の撤回が必要でしょう。

「自衛隊の皆様、誠に申し訳ございませんでした。いざという時は、国民の生命と財産をお守りください。お願いいたします。」

ぐらいのことは言いましょう。

これぐらいのことを言えないのであれば、人としてどうかと思います。

志位氏の自衛隊「活用」発言に「ご都合主義」批判

>急迫不正の事態に「自衛隊を活用する」とした共産党の志位和夫委員長の発言が波紋を広げている。
>党綱領では「憲法9条の完全実施(自衛隊の解消)」
>「日米安保条約の廃棄」を目指すとしており、「ご都合主義だ」などと批判的な意見が多く聞かれる。
>志位氏は近く、自衛隊への見解などを記した最新の党綱領解説本を発表するが、国民の理解をえられるかどうかは不透明だ。

>志位氏は7日の党会合で、「急迫不正の主権侵害が起こった場合には自衛隊を含めて、あらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守り抜く」と強調した。
>「憲法9条のもとでも個別的自衛権は存在する。必要に迫られた場合にはその権利を行使することが当然というのが確固とした立場だ」とも訴えた。

河瀬直美監督は、先日、NHKのドキュメンタリー番組の問題に関わったとして、少し注目されたことがあったが、今回ほどではなかった。

今後、政治的な発言をするかはわからないが、彼女のように誤った発言に対して、専門家や国民がNoをつきつけて、現実に沿った正しい見解を随時示していく必要がある。

公明党の山口代表や共産党の志位委員長は、これからも、日本の安全を脅かしかねない発言を繰り返していくことだろう。

ネットでは、公明党や共産党、立憲民主党の理解し難い発言を否定の声を上げる人も多いが、これから、いかにして、世論全体に国際政治や安全保障・国防の正しい方向性を浸透させていくかが重要になる。

テレビや新聞しか見ない層に、いかにネットの声を届け、伝えるかである。

河瀬直美監督、公明党山口代表、共産党志位和夫委員長、元維新の会代表の橋下徹氏のような人々の、反日発言を逐一チェックし、「それは違う、現実的に正しい在り方はこうだ!」と声を大にして伝えていかなければならない。

日本の有事は目前に迫っているのだから。


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