新規事業を立ち上げたら、思わぬ大冒険になった!これだからやめられない。事業オーナーの3つの喜び
こんにちは!冒険してますか?
事業運営をワンピースのルフィの冒険と重ねる脳みそ少年レベルのアラフォー、Hameeの山川太郎です。
おかげさまで冒険記の第2話も多くのスキ(ハートマーク)が集まり、ありがとうございます~。
社内外のさまざまな方から「読んでるよ!」と言っていただくことも増えてきました。しかも僕にしてみれば偉大な先輩船長たちが読んでくださっている……ちょっぴり恥ずかしいですが、この航海に後悔なく(!?)進んでいきます!!
前回は失敗から学んだ覚悟を書きました。
しかし実は、失敗や挫折を上回るくらいの成功と喜びを体験できています。
だから新規事業の冒険はやめられない!僕なりに感じている喜び3つを書いてみます!
新規事業の喜び その1「仲間集め」
引用:尾田栄一郎 ワンピース(1巻)
事業を始めて市場に飛び込んで挑んでみて、初めて自分の力だけでは渡り歩いていけないことに気付きました。
この時代に事業を成長させるためにはマーケティングやプログラミングやデザイン力など、さまざまなスキルや思考が必要となるけれど、僕は持っていないか中途半端にかじっているくらいです。
けれどそこであきらめる必要は全くありません。Hamee社内や世の中には僕に無いものを持っている人たちがたくさんいます。その人たちに仲間になってもらえば良い。
1人より、大勢で冒険した方が楽しいし。単純に。
事業をやってきた4年間を振り返って危機に陥った時、必要な仲間がタイミングよく加わって救世主になってくれました。これは奇跡に近いと思えるタイミングだったし、事業成長できた一番の要因だと思えます。
そういった新しい仲間を迎えた時の歓迎会、成果を達成した時の打ち上げほど美味い酒はない。麦わら海賊団を見ていて全く同じだなと思えます。
引用:尾田栄一郎 ワンピース(40巻)
この2021年春から、僕を含めて仲間は10人になりました。夏ごろにもう1人加わり、合計11人のチームになる予定。サッカーできます。
よい写真ですね~。
この10人それぞれが加わるタイミング、毎回僕なりに一生懸命に考えて決断してきました。
逆に仲間たちが、まだ小さい事業に加わる決断をしたこともすごいなと思います。人生の貴重な数年をここで過ごす。ここで貰うお給料で生活して、家族を養う人もいる訳だから。
船長はその責任感をもつべき。
だけど責任のあまり、動きが鈍って停滞してもいけない。
事業を前に進めて成果を示すことだけが、仲間への一番の恩返しだと考えています。
ずっとペーペーのサラリーマンで過ごしてきた僕なので、「働く仲間を自分で決める」って本当にすごいことであり、責任あるなと感じています。毎日のように。
新規事業の喜び その2「利益の実感」
事業(ビジネス)をやっている上で常に利益は目指すものであり、成長を測る「ものさし」でもあると考えています。
隠さず言いますが、僕は稼ぐことが大好きです。
「稼ぐ=利益」とは、色々な過程が詰まっているものだからです。
◆「お客様が僕たちを信頼し続けてくれている」証明
僕たちのサービスがお客様を喜ばせていなければ、お金はもらえません。継続的に事業売上を作れているということは、お客様が僕たちを信頼し続けてくれている証明でもあります。
世の中ではすごい技術が詰まった商品や崇高な理念が語られるサービスがあり、パフォーマンスが上手で一時の話題になることもあります。
しかしその中で多くのサービスがお客様に評価されず、消えていきます。そんな一発屋よりも、僕は地道に関わる人を幸せにして少しずつ利益を積める事業をやりたいです。
◆チーム全員の努力が可視化されたもの
僕たちのチームでは各自が専門的な業務分担をしていますが、それぞれの仕事が「売上」や「コスト削減」にどのように結びついているかを常に評価し合っています。
そうすると毎日・毎月・年度の収支計算から利益の値を確認する時、いつも仲間たちの顔が思い浮かびます。Aくんが頑張って獲得した契約、Bくんが知恵を絞った新商品、Cさんのツール開発によるコスト改善。すべてが繋がった結果が「利益」だと言えます。
ただ儲かれば良い訳ではない。「利益」を「お客様や仲間の思いの集合体」として向かい合う瞬間は、いつも胸が熱くなります。
今後事業が大きくなっても、こうしてみんなの顔が思い浮かべられる、思いが定量的に測れる事業モデルを崩さないよう注意していきたいです。
引用:尾田栄一郎 ワンピース(第45巻)
ワンピースで言えば、全員の活躍の結果のトータルバウンティ(総合賞金額)か……ちょっと違うかな。
新規事業の喜び その3「すべてが自分次第」
自分が事業オーナーだから失敗のすべては自分の責任だと前回書きました。
成功は1人でやるよりみんなでやることで何倍もの喜びを味わえます。これはホントーに醍醐味。
自分の振る舞いが、仲間が成功を重ねる確率やスピードに大きく影響すると感じます。
変化スピードが激しすぎるこの時代に事業を立上げて勝負することは、世の中のすべての出来事をピンチにもチャンスにも変えられる戦いだと捉えています。
だからこそネットやTVやSNSや人の話など、以前はボーっと読み聞きしていた「情報」に対する感度が上がりました。どこからでも吸収してやろうと、無意識に自分がアンテナを張り巡らせていると感じます。情報は待つだけでなく自分で取りに行く。
または自然と多くの情報を浴びられる状態にするようにも意識しています。一歩前に出て夢を語り、さまざまなアドバイス・営業提案・お誘い・冷やかし・ディスなどを受け止めます。その中にヒントがある。あえてそういう立場になっていこうとしています。
常に情報を得て、良いものを行動に移し、事業を前に進めるスイッチを入れていく。こうしたサイクルを回して進化を続けないといけないし、これができなくなった時は船長をやめるべきだと思います。
常に崖っぷちだけど、前には無限に可能性が広がっている。焼けるようにヒリヒリして、誰にも決められない(決めさせない)冒険の日々!僕の性格にはとても合っています。
引用:尾田栄一郎 ワンピース(第51巻)
まとめ
僕が感じる事業オーナーの3つの喜び。自分で書き出してみて言うのもヘンですが、誰にでも共感されるものではないですね(笑)
ただし、「生まれたからには何かを残したい」「ルフィのように主人公になる人生にしたい」みたいに考えている人には伝わるのではないでしょうか。
どこかでくすぶっている、情熱を燃やし切れていない誰かがスイッチを入れるキッカケになれたら嬉しいです。
長い戯言を読んでもらい、ありがとうございました。気に入ってくれたら左下のハートマークをポチしてやってください。
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