浜の暮らしの はまぐり堂

宮城県石巻・牡鹿半島 蛤浜 小さな漁村から人と自然の関係性を繋ぎ直し 豊かな未来を共創…

浜の暮らしの はまぐり堂

宮城県石巻・牡鹿半島 蛤浜 小さな漁村から人と自然の関係性を繋ぎ直し 豊かな未来を共創する場づくりをしています https://www.hamaguridou.com

マガジン

  • ここ掘れワッショイ!

    《ここ掘れワッショイ!ー足元の宝ものを未来へつなぐプロジェクト in 石巻ー 》執筆:亀山理子(はまぐり堂)、イラスト:佐藤優花 「かつてはみんなが当たり前に持っていた(そして今では忘れ去られつつある)地域の暮らしの知恵や食文化、自然と共生する在り方。そんな"足元に眠る宝もの"を掘り起こし、その豊かさを価値化し、次世代へと繋いでいこう」 そんな思いのもと、はまぐり堂で地域の方々と共に開催している「持ち寄り勉強会」の模様をお届けするマガジンです。

  • はまぐり随想録

    宮城県の牡鹿半島・蛤浜に暮らす著者が「食と、生きることとの探究」から見えてきたこと、浜で暮らす中で考えたことなどをざっくばらんに綴ります。

  • ネイティブ・ジャパニーズからの贈り物

    ネイティブ・ジャパニーズ探究家 亀山理子が東北の小さな浜からお届けするLIFEマガジンです。土地に根ざし、自然とともに暮らすネイティブ・ジャパニーズから教わった知恵や学び。自身のこれまでの探究と浜暮らしのエピソード、はまぐり堂の取り組みを交えながらお届けします。

ストア

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    9/19(木)発送 * はまぐり堂 自家製「浜のカステラ」

    蛤浜のお隣の浜の漁師・土橋さんが大事に育てた平飼い鶏の新鮮な卵とコクのある九州産のはちみつを使い、昔ながらの製法でじっくり焼き上げた「浜のカステラ」。スタッフが、菓子職人だった祖父のレシピを引き継いで焼き上げております。良質でシンプルな材料だけを用い、保存料・膨張剤などは一切使用しておりません。ふんわりしっとりした口当たりで、卵の風味を感じる優しい味わいのカステラです。ご自宅で召し上がるのにも、贈り物にもちょうどよい半斤サイズとなっております。一切れずつのカットはしておりませんので、お好みの幅に切ってお召し上がりいただけます。「浜のカステラ」のパッケージデザインを手がけてくださったのは、山形・UMEKI DESIGN STUDIOの梅木駿佑さん。イラストは山形在住の日本画家・古田和子さんの描き下ろしです。ぜひおうちでのおやつ時間にお楽しみいただけたら嬉しいです。原材料:鶏卵、砂糖、薄力粉、水飴、みりん、蜂蜜内容量:半斤(220g)保存方法:高温多湿を避け、開封後はお早めにお召し上がりください。※保存料などが入っていないため、夏場は到着後冷蔵庫にて保存し、お早めにお召し上がりください。消費期限:製造日を含め14日間アレルギー物質:小麦、卵※原材料中に使用されているアレルギー物質(25品目中)を表示しております。
    ¥1,450
    はまぐり堂 online shop
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    亀山貴一「豊かな浜の暮らしを未来へつなぐー蛤浜再生プロジェクト」(東北復興文庫)

    *写真をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます*一般社団法人はまのね代表 / はまぐり堂オーナーの亀山貴一の震災後の蛤浜での取り組みをまとめた著書です。震災10年の節目として東北復興文庫さんから出版していただきました。震災後どのようにして、どんな人々との関わりの中で蛤浜の再生が始まったのか、そして「はまぐり堂」の立ち上げとお店づくりの試行錯誤、海と山を守るための取り組みのトライアンドエラーなど、長期にわたる具体的な取り組みを記録した、初めての本となっています。ぜひご一読いただけましたら幸いです。[プロフィール]亀山貴一(かめやま・たかかず) 一般社団法人はまのね代表理事/はまぐり堂オーナー1982年3月7日生まれ、石巻市蛤浜出身。東日本大震災によって破滅的な被害を受けた蛤浜を再生するために、蛤浜プロジェクトを立ち上げる。2016年3月まで牡鹿地区復興応援隊として活動。2013年3月、cafeはまぐり堂を開業。2014年4月、一般社団法人はまのねを設立し代表理事となる。これまで、牡鹿半島の持続可能な集落づくりを目的として、蛤浜を拠点にカフェ経営、マリンアクティビティ事業、水産業・林業・狩猟の六次産業化などに取り組んでいる。亀山貴一「豊かな浜の暮らしを未来へつなぐー蛤浜再生プロジェクト」東北復興文庫 2020年10月31日初版 
    ¥1,100
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    9/19(木)発送 * はまぐり堂 自家製「浜のカステラ」

    蛤浜のお隣の浜の漁師・土橋さんが大事に育てた平飼い鶏の新鮮な卵とコクのある九州産のはちみつを使い、昔ながらの製法でじっくり焼き上げた「浜のカステラ」。スタッフが、菓子職人だった祖父のレシピを引き継いで焼き上げております。良質でシンプルな材料だけを用い、保存料・膨張剤などは一切使用しておりません。ふんわりしっとりした口当たりで、卵の風味を感じる優しい味わいのカステラです。ご自宅で召し上がるのにも、贈り物にもちょうどよい半斤サイズとなっております。一切れずつのカットはしておりませんので、お好みの幅に切ってお召し上がりいただけます。「浜のカステラ」のパッケージデザインを手がけてくださったのは、山形・UMEKI DESIGN STUDIOの梅木駿佑さん。イラストは山形在住の日本画家・古田和子さんの描き下ろしです。ぜひおうちでのおやつ時間にお楽しみいただけたら嬉しいです。原材料:鶏卵、砂糖、薄力粉、水飴、みりん、蜂蜜内容量:半斤(220g)保存方法:高温多湿を避け、開封後はお早めにお召し上がりください。※保存料などが入っていないため、夏場は到着後冷蔵庫にて保存し、お早めにお召し上がりください。消費期限:製造日を含め14日間アレルギー物質:小麦、卵※原材料中に使用されているアレルギー物質(25品目中)を表示しております。
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    亀山貴一「豊かな浜の暮らしを未来へつなぐー蛤浜再生プロジェクト」(東北復興文庫)

    *写真をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます*一般社団法人はまのね代表 / はまぐり堂オーナーの亀山貴一の震災後の蛤浜での取り組みをまとめた著書です。震災10年の節目として東北復興文庫さんから出版していただきました。震災後どのようにして、どんな人々との関わりの中で蛤浜の再生が始まったのか、そして「はまぐり堂」の立ち上げとお店づくりの試行錯誤、海と山を守るための取り組みのトライアンドエラーなど、長期にわたる具体的な取り組みを記録した、初めての本となっています。ぜひご一読いただけましたら幸いです。[プロフィール]亀山貴一(かめやま・たかかず) 一般社団法人はまのね代表理事/はまぐり堂オーナー1982年3月7日生まれ、石巻市蛤浜出身。東日本大震災によって破滅的な被害を受けた蛤浜を再生するために、蛤浜プロジェクトを立ち上げる。2016年3月まで牡鹿地区復興応援隊として活動。2013年3月、cafeはまぐり堂を開業。2014年4月、一般社団法人はまのねを設立し代表理事となる。これまで、牡鹿半島の持続可能な集落づくりを目的として、蛤浜を拠点にカフェ経営、マリンアクティビティ事業、水産業・林業・狩猟の六次産業化などに取り組んでいる。亀山貴一「豊かな浜の暮らしを未来へつなぐー蛤浜再生プロジェクト」東北復興文庫 2020年10月31日初版 
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    はまぐり堂オリジナル かもめTシャツ (白×ターコイズブルー)

    《はまぐり堂オリジナル かもめTシャツ》 (白×ターコイズブルー)はまぐり堂のオリジナルTシャツ。イラストは、山形在住の日本画家・古田和子さんの描き下ろしです。蛤浜の海風を受けて気持ち良さそうに飛ぶカモメがラフなタッチで描かれています。コットン100%の柔らかな生地で、着心地もばつぐんです。ユニセックスですので、女性の方は160cmサイズ、もしくはSサイズがおすすめですが、ボトムインしてゆったり着たい方にはMサイズもおすすめです◯サイズ、色ともに数量限定となりますので、お早目にどうぞ!
    ¥2,500
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最近の記事

「豊かな海は、豊かな森から生まれる」2024.7.24 持ち寄り勉強会@はまぐり堂 その②

 2024年7月24日(水)に、石巻・牡鹿半島「はまぐり堂」にて、今年度 第2回目の持ち寄り勉強会を開催しました。  今回は、今年の地域の冊子づくりのテーマ「里山」にちなんで、牡鹿半島・桃浦を拠点に林業・森づくりに取り組んでいらっしゃる森優真さん(合同会社もものわ代表)をお招きしてお話を伺いました。  この記事は前回の記事(その①)のつづきです。 ※講師の森優真さんと、持ち寄り会に参加してくださった地域の方々とのやりとりも会話形式でお楽しみください。 (文中での表記・・・森

    • 「豊かな海は、豊かな森から生まれる」2024.7.24 持ち寄り勉強会@はまぐり堂 その①

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      • 「地域のみんなの顔が見える冊子っていいね!」 2024.6.27 持ち寄り勉強会@はまぐり堂 その②

        祝・冊子完成&次の冊子づくりに向けて。 2024 持ち寄り勉強会start!  2024年6月27日、冊子vol.2の完成お祝いも兼ねて、冊子づくりに関わってくださった地域の方々と久しぶりの持ち寄り勉強会を開催しました。  冊子vol.2は、完成したときに皆さんにお配りしていたのですが、その感想を直接伺うのは今回が初めてです。 「中身も充実していて面白いし、デザインもセンスがいい!素敵に仕上がってる」 「読みたいって言う人に貸したんだけど、(その人が)"これ読むと、この

        • 「地域のみんなの顔が見える冊子っていいね!」 2024.6.27 持ち寄り勉強会@はまぐり堂 その①

          「持ち寄り勉強会」が始まったわけ  私たちはまぐり堂が、地域の方々と一緒に「持ち寄り勉強会」を開くようになったそもそものきっかけは、2021年5月の東北の民俗研究家・結城登美雄先生との出会いと、そこから地域の方々と一緒に取り組み始めた、地域の宝ものを掘り起こして未来へつなごうという取り組みでした。   結城先生との出会いや地域の方々との取り組みについては、こちらの記事に詳しく書いています。 #3 足元の宝ものを見つける(前編) #4 足元の宝ものを見つける(後編) #5 

        「豊かな海は、豊かな森から生まれる」2024.7.24 持ち寄り勉強会@はまぐり堂 その②

        マガジン

        • ここ掘れワッショイ!
          4本
        • はまぐり随想録
          2本
        • ネイティブ・ジャパニーズからの贈り物
          14本

        記事

          はまぐり随想録(3) 食べること・健やかな食とは

           はまぐり堂のnoteで最初に連載したマガジン「ネイティブ・ジャパニーズからの贈り物」の中でも詳しくご紹介した、東北の民俗学者・結城登美雄先生も、「そもそも健やかな食とは何だろう?」という私の問いに大きなヒントと発見を与えてくれた方である。  結城先生といえば、「食の文化祭」の発案者でもある。地域のお母さんたちが各々家庭で作っている手料理を会場に持ち寄って展示・試食することで、その地域にどれほど多種多様な食材があり、どれほど豊かな食文化があるのかを可視化・再評価しようという

          はまぐり随想録(3) 食べること・健やかな食とは

          はまぐり随想録(2) 食べること・健やかな食とは

           健やかな食とは一体なんだろう。 「食の迷子」となっていた私の目を見開かせてくれたのは、江戸時代後期の町医者・石塚左玄先生の本だった。    「マクロビオティック」の提唱者である桜沢如一先生も、もともとはこの左玄先生の弟子である。マクロビは、左玄先生の食養法を桜沢先生が発展させたものである、という見方が主流のようだが、私の受けた印象は少し違う。  「玄米菜食」を基本とし、卵や肉類、砂糖などを摂取することを極力避けるよう提唱するマクロビと、左玄先生が提唱した食養法では大きく異

          はまぐり随想録(2) 食べること・健やかな食とは

          はまぐり随想録(1) 食べること・健やかな食とは

           都会で一人暮らしをしていた学生時代、独学で健康食を探究していた時期がある。  私が大学へ入学する年に母が国家資格を取って鍼灸師になったのだが、その影響もあって私は東洋医学や食養生など、暮らしの中で病を防ぐ"未病"の考え方に興味が湧いていた時期だった。  学業の合間を縫ってマクロビオティック料理教室へ通って玄米菜食のレシピを学んだり、野菜の重ね煮料理の合宿に参加したり、当時住んでいたエリアのオーガニック食料品店やオーガニックレストランに足繁く通ったりと、大学の勉強以上に健

          はまぐり随想録(1) 食べること・健やかな食とは

          #13 ネオ・ネイティブ・ジャパニーズのすすめ(後編)

           前回につづき、今回も浜の暮らしや地域に人々の生きる力に魅せられた1人の"ネオ・ネイティブ・ジャパニーズ"をご紹介したいと思います。  東京からクリエイター向けコワーキングスペースを設計するプロジェクトのため石巻を訪れ、期せずして蛤浜に立ち寄ったことで、経済指標では測ることのできない浜の豊さに魅了された建築デザイナーの野村大輔さん(dada株式会社 代表) 。  都市部だからできること、地方だからできることを丁寧に結びつけながら、みんながより豊かになる生き方・つながり方を創造

          #13 ネオ・ネイティブ・ジャパニーズのすすめ(後編)

          #12 ネオ・ネイティブ・ジャパニーズのすすめ(中編)

           前回の記事からつづいて、今回は、都市部から蛤浜に通う中でネイティブ・ジャパニーズの知恵にインスパイアされ、それぞれの分野の特技・興味を生かしながら次世代の豊かな生き方を目指している「ネオ・ネイティブ・ジャパニーズ」の一人・YUKI☆さんをご紹介します。 ITコンサルタント×猟師×里山づくり  東京在住のYUKI☆さんは、東北プロボノプロジェクト(プロボノとは:社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや経験を活かして取り組む社会貢献活動)をきっかけにかれこれ7年以上蛤

          #12 ネオ・ネイティブ・ジャパニーズのすすめ(中編)

          #11 ネオ・ネイティブ・ジャパニーズのすすめ(前編)

           前回のエッセイ「未来の生き方は限界集落に聞け」の中で、今この小さな蛤浜を訪れる都市部の人たちが増え、交流を持つ機会が増えてきたことを書きました。私は、実はこの交流こそ、これからの未来を創造していくための重要な鍵であると感じています。   浜を訪れる都市部の方々は、それぞれの職業や年齢、関わり方は本当にさまざまですが、主に関東圏から来てくださる人が特に多く、中でもIT企業や外資系企業などの会社員、オフィスやインテリアのデザイナーなど、ふだんは都会でバリバリ働いていて、圧倒的

          #11 ネオ・ネイティブ・ジャパニーズのすすめ(前編)

          未来の生き方は限界集落に聞け

           宮城県石巻市の牡鹿半島に位置する蛤浜。私はここで夫と暮らしながら「浜の暮らしのはまぐり堂」というカフェを営んでいる。  蛤浜は住民わずか3世帯7人の小さな集落だ。住民構成は70代前後のご夫婦が2組、その下に夫を含めた40代が2人、そして30代半ばの私である。蛤浜を含むこの牡鹿半島部の浜々は3.11で大きな被害を受けた地域でもあり、震災後の人口流出は著しく、近隣の浜々でも高齢化は進む一方だ。    だが美しい海と山とに囲まれたこの浜に生きる人々と関わりを深める中で、私は「果

          未来の生き方は限界集落に聞け

          #10 浜のネイティブ・ジャパニーズ(後編)

            前回#9のお話:若者をはるかにしのぐ体力と、疲れ知らずの体の使い方を身につけている浜の大先輩たち。「年だからもう動けねぇなぁ」と言いながら、30代の私などとは比べ物にならないほどよく動き、手早く浜の仕事をこなして元気に笑う...そんなスーパーマンのような浜の先輩たちに憧れて、ひよっこの私は、遥か遠いその背中を追いかけています。  そんな浜の先輩たちから、私がもう一つ受け取ったもの。それは、自分で工夫して、自分の暮らしを作っていく、暮らしを手作りする力です。  「昔はそ

          #10 浜のネイティブ・ジャパニーズ(後編)

          #9 浜のネイティブ・ジャパニーズ (中編)

           前回は、浜で暮らす人たちが常に海や山、草木や生き物の様子をよく見て、日々自然の変化を敏感に感じとりながら暮らしていることについて綴りました。  毎日の会話の中で、自然の変化が当たり前のように話題にのぼること。それは街での暮らしが長かった私にとっては、とても新鮮で、羨ましく、自分もそうありたいなあと思う暮らし方でした。  今回はもう一つ、私が浜で暮らすようになってとても驚いたことについて書こうと思います。  それは、浜に暮らす人たちの体力・気力、そして体の使い方についてです

          #9 浜のネイティブ・ジャパニーズ (中編)

          #8 浜のネイティブ・ジャパニーズ(前編)

           私にとって旅は発見であった。私自身の発見であり、日本の発見であった。書物の中で得られないものを得た。−(中略)− 人の生活の場にはそこに百年の歴史があれば百年間の、百人の人が住めば百人の、それぞれの生活の歴史がひそんでいるはずである。そういうものをかぎわけて追求してゆくことによって、人は如何に生きて来たかを発見することがわかるばかりでなく、いま自分の立っている位置もおのずからわかって来る。  −(中略)−  私は日本という国はそのようにしてもう一度見直すべき国だと思う。国と

          #8 浜のネイティブ・ジャパニーズ(前編)

          #7 希望をつなぐ(後編)

           #6で書いたような話し合いと準備を経て、いよいよ2021年11月、はまぐり堂にて、浜のお母さんたちと若者たちが交流する初めての体験ツアーが開催されました。  朝、浜に集合したツアー参加者の皆さんは、はまぐり堂オーナーの亀山と一緒にカゴ漁の体験からスタート。 私としょうこさんのスタッフ2名はお米を炊いたり味噌汁や魚のフライ、野菜のお惣菜を用意したりして、お昼ごはんの支度をします。  お昼近くになると、今回協力してくださる2人の浜出身のお母さんたちも到着。それぞれが作ってき

          #7 希望をつなぐ(後編)

          #6 希望をつなぐ(中編)

           前回#5では、結城登美雄先生のお話と、はまぐり堂の取り組みについて、地元のお父さん・お母さんたちと共有する機会をいただいたお話を書きました。それを通じて、みんなで未来の子どもたちへ"足元の宝もの"をつないでゆくために、世代を超えた協力の場を作っていこう、という取り組みがいよいよスタートしました。  2021年11月。取り組みの第一歩として、地元のお母さんたちと一緒に、はまぐり堂で体験ツアーを開催することになりました。  お母さんたちに季節の恵みを生かした家庭料理を持ち寄っ

          #6 希望をつなぐ(中編)