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点と点は必ず繋がる、と信じること

友達が先日のnoteを読んで、連絡をくれた。

このnoteを読んで思い出した動画がある、と有名なあのスピーチのリンクを送ってくれたのだ。

後半で出てくる「死について」のスピーチで、ジョブスはこのように語っている。

自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。我々はみんな最初から裸です。自分の心に従わない理由はないのです。(日経新聞Web版より抜粋)

私も何年か前にこのスピーチを聴いたことがあったのに、すっかり忘れて我が物顔でnoteを書いてしまった。ちょっぴり恥ずかしい。

だけども、誰かからもらった言葉は、自分の実感が伴って初めて、血となり肉となるのだと思う。

そしてこのスピーチを久しぶりに聴いて、私は冒頭部分に改めて感銘を受けた。

それは「点と点をつなげる」ということだ。

スピーチは長いので要約すると・・・

スタンフォード大学にやっとの思いで入学するも、つまらなかった。そこで退学を決め、本当に受けたい授業だけ潜り込んで受けることにした。その中で興味が湧いたカリグラフィーの講義で学んだ知識が、後にマッキントッシュを設計する際に糧となり、美しいフォントが生まれた。(参考:日経新聞Web版)

かの有名なジョブスでさえ、大学時代は住む場所にも困る状態の時代があった。そんな中、興味を持ったカリグラフィーの知識が、忘れた頃に役立ったと。

私たちの周りには、ストーリーが溢れている。

商品の売り込み、広告宣伝、今では個人が発信するSNSにも・・・全てにストーリーが求められる。(まぁこのnoteも書きものだから、ストーリーが必要になるよね)

だけど、人の人生に至っては、振り返ってストーリーを作る他にないのだ。

誰かの成功体験や武勇伝は、後から振り返るからこそ、「あれがターニングポイントだった」とわかるわけで。

もちろん当時は未来に自分が成功するなんて知らないわけだから、「本当にこれでいいのかなぁ・・・」なんて悩みながら生きていたに違いないのである。

だから、今の私たちにできることは、たった一つ。

今いる「点」が未来の「点」と繋がって、美しい線を描くと「信じる」こと。

ただ、それだけ。

そして今、目の前の「点」に集中するには、「今日死んでも後悔しないと思える選択」をすることの他にないのだ。

やっとやっと、その意味がほんの少しだけ、わかったような気がした。

実は私の「まいにちnote」も、気づいたら更新し続けて今日で90日目を迎えた。

これも90日前の今日、「noteを書き続けよう」と思い立った「点」と、90日目の今日という「点」が繋がった結果だ。

素晴らしいジョブスのスピーチを思い出させてくれた友達に、感謝を込めて。

最後に、この言葉を借りて終わりたいと思う。

「Stay Hungry. Stay Foolish.(「ハングリーであれ。愚か者であれ」)」

ジョブスのスピーチ動画を観たい!と思っていただけたら、こちらからどうぞ。(このnoteの冒頭にある動画と同じものです)

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