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こどもたちとの日々ぐるり

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子どもの観察が趣味。日々子どもたちに育てられている母の発見や、ときどき反省文。
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2020年12月の記事一覧

こどもへの言葉がけ

こどもへの言葉がけ

日曜日の公園で聴こえてくる会話「なんでちゃんと並べないの?」
「早くしなさい!」
「なんで妹が泣いてるのにほっといたのよ!」
「ほらあんたがグズグズしてるから場所取られちゃったじゃない」
「ちょっとそこさわんないの!!」

あー、わかるよ、と思いつつ…
いやはや、質問というより呪いやら命令やら、楽しいはずの公園で涙目だったりプンスカしてる子どものなんと多いこと。公園て怖いところです(違)

***

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歯医者さんの価値が変わった日

歯医者さんの価値が変わった日

歯医者が嫌いだった理由小学生の頃、歯医者嫌いでした。
歯が痛いって経験はないのですが、治療中に「その舌が邪魔!」と怒られてから。

無意識だと治療中の歯に行っちゃうけど、ふと我に返ったとき、どこに舌を持っていけばいいか正解がわからない。皆どうしてるのか?

キーンて音も、独特の匂いも、全部、嫌い。
でも何より

虫歯になった人が悪いんだから

て、空気感が何より嫌いだったなぁ。
そりゃ言われてみた

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21世紀を生きていく

21世紀を生きていく

むすめが生まれた時に込めた想い不確実な時代に、
自分の足で立って、
自分の手で未来を拓く。

岐路に立ったときに、
自信(自己信頼)を持って選択できる。
たとえ失敗しても
立ち直れる力を持っている。

自分もそうありたいし、こどもにもそうあって欲しい。

そんな気持ちで、名前を考えた。

こどもが育つのを邪魔しない。私たち親が「育てている」というより、こどもが「育っていくのをサポートする」という感

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100年歩ける足を育てる第一歩

100年歩ける足を育てる第一歩

“とびきりいい靴をはきなさい。
いい靴は素敵な場所に連れて行ってくれる。”

「花より男子」藤堂静の名言!?
ヨーロッパに昔から伝わることわざ、だそう。

こども靴のコストは勿体無いのかこどもたちの靴はヨーロッパ製。
オシャレのため、ではなく、健やかな身体作りのため。
あれこれ情報を探し、行き着いた先にたまたまあった。
足を大切にする文化圏の靴ということ。
まあ、日本は靴を履き始めてせいぜい80年

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こどもにも、メンターを。

こどもにも、メンターを。

こどもが育つのを邪魔しない
挑戦したいこころを妨げない

そう思っているけども、毎日毎日一緒にいれば、時には「早くして」「何やってんの」なんてこともある。いや、わりとよくある(反省)

反抗期とか思春期になれば、さらにモヤモヤするんだろうなぁ。

親にできること、他人にできることは違う。自分に置き換えれば自明で(あまり友達には相談しない、というのもあるが)
親には言えないけど、メンターには相談する

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「イヤイヤ期」は大人が作っている?

「イヤイヤ期」は大人が作っている?

登園時、雪が積もってるよー!ほらここ!
子どもたちが走り出した!
サクサクふみふみ子どもたち、と私
(うっかり雪を期待)

朝も帰りもこの調子、時間かかってしょうがないけど、楽しい。

ふみふみリトルガールと怒鳴り声のママさん「もういいかげんにして!なんでそんなことするの!」
「やだ!」

…小さな女の子が、抵抗むなしくほぼ引きずられ連行されていった。

いいかげんにする、も、そんなこと、も理解す

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起きてしまったことを責めない

起きてしまったことを責めない

むすめが何か"やってほしくないこと"をした時
つい「もうー!なんでXXするの」とか、言ってしまう。

1つ1つは大したことじゃないし、大人の都合だったりすることが大半。部屋の中をふざけて走って騒ぐとか。
(マンション住まいじゃなかったら、存分に走って派手に転んだりしてもいいのに。)

3歳過ぎてからもう、ほぼ毎日何かしら。
起きてしまったことに、なんでと責めても、仕方ないのに、ついつい言ってしまう

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呪文をかけないで。

呪文をかけないで。

「貸してあげたら?」
「押すのはダメって約束してね」

ちょっとした腹痛で10分ほどトイレにこもっていたら、
聞こえてきた夫の声。
声こそ荒げていないけど、温和な彼には珍しく、イラついているのがわかる。

場面は容易く想像がつく。
3歳むすめが大事にしているものを、まもなく1歳ヤンチャむすこが、触りに行っている。

やめて!だめ!こないで!
○○くん抱っこしててよ!

涙ながらに訴えている。

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時短テクより大事にしたいこと

時短テクより大事にしたいこと

ふたり育児の我が家には電動自転車がない。

2人目の復職の時、誰に聞いても、
電チャリはマスト、絶対買うべしと。
でも1年以上経った今もまだ導入していない。

covid-19の影響で(いや、おかげで?)わたしは毎日在宅勤務OKとなり、朝はほとんど夫が保育園送りを担当している。
それまでは、朝は4人で登園。駅近なので、送って、夫婦で駅に向かうコース。

保育園からの帰り道夫は毎晩終電帰宅なので、お

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子どもの生きる力を伸ばす、哲学的思考

子どもの生きる力を伸ばす、哲学的思考

20年以上ぶりに、都の西北にて(母校ではない)
苫野 一徳先生の哲学講座。

子連れは私だけ、特に事前確認もしていなかったけど(お題的に勝手にオッケーかと!)快く入れていただく。200人の聴衆を震撼させるギャン泣きもなく、0歳GJ!

哲学に触れはじめたのは大学生の頃、でも何だかよくわからん、の域を脱せず。かなり読むようになったのは30過ぎてから。

冒頭からぶっ飛ばしてハイスピードの2時間!

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