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時短テクより大事にしたいこと

ふたり育児の我が家には電動自転車がない。

2人目の復職の時、誰に聞いても、
電チャリはマスト、絶対買うべしと。
でも1年以上経った今もまだ導入していない。

covid-19の影響で(いや、おかげで?)わたしは毎日在宅勤務OKとなり、朝はほとんど夫が保育園送りを担当している。
それまでは、朝は4人で登園。駅近なので、送って、夫婦で駅に向かうコース。

保育園からの帰り道

夫は毎晩終電帰宅なので、お迎えは毎日私。
むすめはまる4年通っているが、歩くようになってからは毎日徒歩。朝の便宜上、2歳のむすこはまだベビーカーだが、帰りはほとんど徒歩。

大人の足なら7分、自転車3〜4分の距離を、1時間かけて帰宅する日もある。

こっちから行きたい、ここを通りたい、全部オッケー。
今日どんなことしたとか話す日もあれば、どんどん走って行く日もある。

自転車でビューンと飛ばしてしまったらきっと見えない表情とか、きっと聞こえない呟きとか、そういうものに囲まれて帰る時間はとてもしあわせだ。

時短テクは大事だけれど

こどもと暮らしながら仕事していると「効率化」「時短テク」をいかに工夫して時間を生み出すか?といつも考えてしまう。

だけど、こどもたちが幼い時期なんてきっとあっという間で、そのうち、お迎えどころか手を繋いで歩くことすら、しなくなるかもしれない。

歩くことがもたらすもの

とても信頼をおいている「足のプロ」によれば、子どもは、年齢×1キロは歩けるようになるといいとか。

毎日たくさん歩いたり、ダッシュしたり、高いところに登ったり。

災害とかの非常時を考えたら「歩ける子」であることはとても重要なので、その意味でも良いかなと。

そして、もう一つ
保育園と家の位置関係を身体で覚えられること。
色々遠回りするので、どこに何があるかを大体把握しているように思う。

こどもと共に歩む時間は、出来るだけ時短しないで過ごそう

遠回りして、帰るのが遅くなれば、結果として寝るのも遅くなる、こともある。
だから、私が効率化すれば済むことはもちろん最大限にやっておく。

大事にしたいことは人それぞれで、
こどもの個性も人それぞれ

だから何に時間を使うのか捨てるのか正解はない。
だからこそ自分はどうしたいか迷いながら、手探りしながら、前に進んでいこう。

皆さんからのサポートは、子どもたちと新しい体験をしたり、新たな学びのために使わせていただきます。