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自分の数少ない感動するポイント

自分を感動させてくれる人が、すごい人だ。 に書いたように、自分は常人と違って感性がぶっ壊れてしまっているのか、滅多に感動することがない。でも、最近になって自分の感動するポイントが一つだけ分かってきた。

イヴの時間 Are you enjoying the time of EVE ?」を見た時に気づいたけど、自我があるような機械的な何かが与えられた能力のありったけを使って(満身創痍になりながらや、あるいは最期に)強い輝きを放つ表現に自分は弱いらしい。アニメに限ったことなのかな?と長らく思っていたものの音楽でもあった。[Official] 初音ミクの消失(THE END OF HATSUNE MIKU) / cosMo@暴走P も VOCALOID の特長を上手く生かした描写が入っていてたまに聴いてしまう。

また現実世界に目を向ければ、機関車を三つつなぐ ”三重連” で難所の峠を登っていく様子も感動的だった。残念ながら、自分は蒸気機関車が現役で走っている時代には生まれなかったのだけれど、貨車を牽引するために(三重連で)ギリギリな馬力でのろのろと進んでいく様は、前時代のものなのに何とも言えない強い生命力を感じた。

このように心を揺さぶられたり、涙を零したりする感情の昂ぶりは、物や人、動物、キャラクターなどに対して健気さを感じていたり「あなたにはそんなことができるはずがない」という無意識的な見下しによって引き起こされている

暗に見下させる演出は別に悪いことではないものの、それが露骨すぎると「感動ポルノかよ……」と興醒めしてしまう。なので、不自然さを与えずに最後まで見る人をリードしきったすれば、それだけ演出が素晴らしい仕事をしたということになるだろう。そういう時は素直に「一本取られたね」と称賛と拍手を贈ればいいし、自分はそういった作品に一つでも多く出合いたいなと思っている。

( ˘ω˘ ).。oO( そういや、まどマギの第10話も中々素晴らしかったわね...

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