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あなたの姿勢のタイプと原因~「自称・姿勢の専門家」にご注意を!!/連載コラム vol.61

※初出:岩手日報ぽらん(2019年4月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。

読者の皆様こんにちは。
私は姿勢ケアの専門家・『姿勢科学士®』にして
『国際容認基準カイロプラクター』の
Dr.小野寺デス。

突然ですが
あなたの姿勢は右図①~④のどれに近く
また理想的なのはどれでしょうか?

姿勢医学の観点から
最も身体的トラブルを起こしにくいのは④です。

脊柱の3つのカーブ
(頸椎前弯+胸椎後弯+腰椎前弯=生理的弯曲)の
クッション機能が、体重負荷を分散
させ
各所への物理的負担を軽減させるからです。

③はいわゆる『反り腰』で、アジア人の場合
妊娠期に多く見られる姿勢。

逆に臨床上、非常に多いのが
『猫背』『高齢者姿勢』などと呼ばれる②で
首腰膝への負担が大きい姿勢です。

一見、良い姿勢のようで
実は脊柱の生理的弯曲の緩衝機能が働かない為
②と同じく身体的負担が大きいのが
①の『平背』となります。

私たち姿勢の専門家は
④の状態を目指して姿勢を調整します。

但し注意が必要なのが
その姿勢変化の原因は十人十色で
万人共通の姿勢改善の方法はないという事。

単純に
『猫背には、このストレッチ!!』では不十分。

だからこそ
あなた固有の
『姿勢変化の原因分析』と
『改善方法の処方』には
『大学レベルの専門教育』が必要
なのです。

『自称専門家』にはご注意を!!


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