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GLAYの「神対応」に学ぶ、日常生活でのライフハック。

5月24日は、2017年にGLAYが金沢歌劇座での振替公演「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2017 -Never Ending Supernova-」を行った日です!

はじまりのうたこです。
今回は「GLAYの神対応」についてお話します。



私のnote冒頭は大好きなGLAYの「何の日」から始めている。そこから発展させて今の自分が思うことを書くことが、続けるモチベーションの1つになっている(今回で26日連続)

【「神対応」とは?】

いわゆる「神様のような対応」をされたときに使う言葉。接客ではクレーム対応、芸能では有名人のファンイベントなどでのやりとりで「マジ神対応だった」というように使われたりする。

以前の記事で「ライブバンドGLAYが、ライブをお休みしなければならない日」を書いたが、5年前の今日が「GLAYがファンに」神対応をした日。

【GLAYの「神対応」】

5年前の4月14日に島根県からスタートしたGLAYのホールツアー「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2017 -Never Ending Supernova-」
(中々行けていない都道府県を周る・ハイコミツアー)石川県公演・金沢歌劇座で4月24日にライブを予定していたGLAY。

ところが突然、JIROさんが体調不良に。
メンバーが揃わないなら延期とか中止にするのが普通。

でもGLAYの決断は違った。

何が起こったのか?

まず「振替公演」を1か月後の5月24日に設定した。同じ会場で!

ここまでは予想できるかと思う。

GLAYはその日に会場に来てくれたファンのことを第一に考えて、振替公演を設定した上で、その日(4月24日)の公演を他のメンバー3人で行うことに決めた。その上で、1か月後の振り替え公演も「今あるチケット」で入場OK!

全員ご招待(もちろん、払い戻しもOK)

つまり4月24日のチケットを持っていたファンは「同じ値段でライブを2回」観られることに。

さらに4月24日にJIROさん以外のメンバーで行ったライブ内容も凄くて、

・ベースのJIROさんの等身大パネルをステージに設置。
他の公演でのJIROさんベース演奏のみの音源を使用(真面目なので、ライブ後に聴き直し用に録音しておいたらしい)
・ギターのHISASHIさんやTAKUROさんがベースを弾く場面も。

これが俗にいう「“紙”対応」

さらにさらに驚きなのが、その振替公演が5月24日に決まったことによりツアーの「再追加公演」が決定。

それが振替公演の翌日「5月25日」

そう…「GLAYのデビュー日」にライブをすることが決定!

最後のファイナル(TERU語録)がデビュー日に!
なんということでしょう。
奇跡の日程。

ただその結果、当初ファイナルに設定されていたGLAYのメジャーデビューが決まった千葉県市川市での公演(5月16日)が実質的にそうではなくなったが、ファンやライブやデビュー日を大切にしていることが伝わってくる。

その後JIROさんも無事に復活して、振替公演も再追加公演も最高だったのは言うまでもない。さすが「ハイコミ」の名がついたツアー!
(ハイコミとは?魔法の言葉の謎はこちら

この一連のことを後日TERUさんとJIROさんがWEBインタビューで振り返っている。

【 TERU:
カミはカミでも“紙対応”ですね(笑)。あれは、TAKUROの発案です。
実は、前日にJIROが出演できないとわかった時、メンバーとスタッフの話し合いの中では、半分はトークにしようということになってたんです。でも当日リハーサルをやってみたら、「全部できるんじゃないか」と。JIROがいない穴を、TAKUROとHISASHIが1曲ずつベースを弾いて対応したりして、自分たちも楽しんでやれました。一生に一度あるかないかのことですから、やれることは全部やっちゃおうと。

――JIROさんは、無事復帰を果たされていかがですか?

JIRO:
偶然なのかわかんないですけど、“今、自分たちが置かれている状況って当たり前じゃないよな”と漠然と思っていた矢先に、ああいうアクシデントが起こったので…。あれ以来、ライブ前のアップのやり方が変わりました。最近は30分前に入って、さっと準備したらすぐリハーサル。休める時は休んで、本気出す時は本気出す。実年齢にあった最高のパフォーマンスをする環境作りは、やっぱり体と対話しながら進めなきゃいけないんですよ!】

https://www.oricon.co.jp/news/2094108/full/


【その時の最善を尽くす】

JIROさんの楽曲といえば1996年11月発売のアルバム「BELOVED」収録の「SHUTTER SPEEDSのテーマ」勿論この時も演奏された。

しかしながら公式youtubeには映像がなく…。
代わりにJIROさんのFM802レギュラーラジオ(通称・バギクラ)のオープニングテーマ曲にも使用されている、1998年7月発売アルバム「pure soul」収録の「ビリビリクラッシュメン」を(そこから再生されるように設定済)
(※GLAY VERB TOUR FINAL “COME TOGETHER 2008-2009”幕張メッセ国際展示場9.10.11映像より)

「GLAY DOME TOUR 2020 DEMOCRACY 25TH “HOTEL GLAY GRAND FINALE” supported by クラフトボス」

実はこの動画も、このご時世で名古屋ドームと東京ドーム公演が中止になったとき、ライブをやる予定だった日に「同じ時間を共有する」ためにGLAYが作ってくれた映像(やる予定だったセットリストを過去のライブ映像で再現)
その時のことは、はじめてのnoteの記事でも触れた。

こういう1つ1つファン想いのところが、長年GLAYが愛されている理由だと思う。
仕事での対応や日常生活や人間関係も同じで、当たり前でも実際は難しいかもしれない「それをしたら相手がどう思うか」を考える想像力は鍛えたい。

例えばSNS等でのトラブルも同じで「送信(投稿)」を押す前に何度も読み返す。読み返しては書き換えて読み返す。
特に残るものや不特定多数が目にするときは必ず。

GLAYのように相手の気持ちを想像して行動すれば、お互いが優しい気持ちになれて、様々なことを事前に防げるのではないだろうか。

ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。

第26話【GLAYの「神対応」に学ぶ、日常生活でのライフハック。】

<おまけ>
他にも毎日GLAYのこと触れています。

<追記>
noteを始めて1か月で振り返りました。

noteを始めて2か月の私とnoteの軌跡。