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嫌いだった雨の日の感じ方が変わった話

こんにちは、gakuです。この記事は筆者が屋久島に滞在して日常に戻った後、自分にとって自然なリズムで日々を過ごせるようになった話です。

今年に入ってから僕にとって予期していないことがいくつも起きて、想定外の道を歩んでいる感覚がありました(良いか悪いかは別として)。

今年の上期は活動するエネルギーが0になるようなことが起き、前に進んでいる感覚が全くなく立ち止まってる状態が続いていたのです。。去年は活発に活動していたことを考えると(引っ越し5回もしたし笑)、なんとなく人生には流れのようなものがあることを感じています。季節に春夏秋冬があるように、一週間に晴れ、曇り、雨の日があるように。

幸いにも今エネルギーは高いので大丈夫なんですが、エネルギーが低かった時は自然の中で身体を動かしたり、ゆっくり人と会話して充電していたことを思い出します。

海でSUPをしたり、山をトレッキングしたりすると、天気によってその日の過ごし方が変わってきます。例えば今年は2度ほど屋久島に滞在していたのですが、そのときは晴れてる時は山に登り、雨の日はゆっくり室内で仕事をして過ごす。そんな暮らし方をしていました。

晴れている時は活発に外で身体を動かして活動し、雨の日はゆっくり家の中にいて少しペースを落としてリラックスする。自然の流れに沿って生活していると、ペースを落とす日があるから頑張れる日があると感じます。雨の日があるから晴れの日があるように、それらが循環して日常がつくられていることを感じたのです。

普段忙しく働いていると、頑張ることだけにフォーカスしてしまいがちですが、休むことやリフレッシュすることも同じように大切。むしろそこをどう意識的に創っていくかがカギとなることを実感しました。

雨の日には植物もしっかりと水を吸収する

そうして屋久島から帰り普段の生活に戻った時、僕にとっての雨の日の見え方や感じ方が大分変わっていました。

これまでは雨が嫌いでした。雨が降ると靴や服が濡れるし、傘を持っていかなきゃいけないし、空はどんよりしているし、気分が下がるしいいことないじゃんと(ごめんなさい笑)。

でも今雨時間は少しペースをスローダウンしたりリフレッシュする時間。これは僕にとっての大切な余白の時間になったのです。

雨の日は近くのカフェに行ってゆっくりとコーヒーを飲むのが好き。窓際の席でコーヒーを飲みながら雨がしとしと降っているのを見る。薄暗い空をみて、雨粒がコンクリートに叩きつけられる音を聞きながら、流れてくるジャズの音楽に耳を澄ませて。

雨が疲れを洗い流してくれるかのようにゆっくりと流れる時間が心地よく、少しこれまで走ってきた自分を休ませる大切な時間になっています。

デンマークでもお菓子やコーヒー片手にHyggeな時間を過ごしてたなぁ

これまでの僕は休むことやペースを落とすことへの罪悪感があったけど、今は良い循環で暮らせている感覚があります。

自然を身近に感じながら暮らしていると、自然の流れをキャッチして生きる生き方に変わってきつつあるなぁと。それも予定をつめつめにしているとキャッチできず、余白があるとキャッチしやすいのかもしれません。山登りから波乗りのような生き方に変化してきているのもまた面白い。

自然体で自分らしい生き方をこれからも探究していきたいなぁと思う日曜の昼下がり。




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