立花 生

1994年6月生まれ たった一人でいいから 私の想い綴った文字で今日という一日を救えた…

立花 生

1994年6月生まれ たった一人でいいから 私の想い綴った文字で今日という一日を救えたらな Twitter→https://twitter.com/haikei_anatahe?s=09 Blog→http://haikei-anatahe.hatenablog.com/

最近の記事

また、どこかで会えたら

生きるってどういう事なんだろう 生きてるってどういう事なんだろう 何をもって生きていると定義するのか 未だにわからないでいる 貴方が生きている 貴方は生きている 心臓を動かして全身に血液を流し 脈を打ち呼吸をする 時には笑い時には泣き 出会いや別れを繰り返して 貴方は今もこうして 生きている それなのに それなのに 私は今 本当に生きていると言えるのだろうか 他の人と同じように 生きていると言えるのだろうか 生物的科学的では無く 人として存在意義があるのかど

    • 自分のことを言えなくなったのは

      いつの間にか 何も信じられなくなっていた あの人が言った言葉や そこにあるはずの物 何よりも大切な事も そして自分自身も全て ここで終わらせてもいいのかなって 考えてみたり 明日が来ないようにすれば 楽になれるのかなとか ずっと前から頭の中に こびり付いて離れない 自分を蝕む言葉が こびり付いて離れない 気が付いたら いつの間にか汚れちゃって 誰にも 相手にされなくて 悲しかった 辛かった このままでいいのかな これでよかったのかな 何度も自分に 言い聞

      • 金木犀の夜

        だいたい夜はちょっと 自分でも分からなくなって 感傷的になっては 傷つけるものばかり探して 怖くて震える 何が悪いのか分からずに いつの日にかあなたに 教えて貰った花の名前 「この時期になると 姿は見えないけれど どこかで私の名前を 呼んでいる気がするんだ」 私にはわからなかった その花の香りすらも あなただけが知りうる事で いつの間にか一人な気がした それでも探していた 必死に探していた 私はあなたに なりたかったんだ あれから歳を重ね 単純な日々を数え

        • きれいごと

          見えていたものは 当たり前のように 止まったり動いたりを 繰り返し それが なんとも感じられなくなったのは いつからの事なのか 今はもう分からなくなった 自分の呼吸音に耳を傾ける 心臓の鼓動を感じ取る それすらも 出来なくなってしまっていたな 貴方の言ってる意味も 分からなくなってしまったな 同じようにしていても 結局はそうなんだ あの時握っていた手は 今ではどこかに隠してしまって どんな顔して立っていたっけ 貴方が見たら驚くかな 結局はそんなもんだって

        また、どこかで会えたら

          変わりたいんじゃない

          私が考えるに 優しさっていうのは 渡したり貰ったり そういうものでは無いと思う 意図して 渡したり貰ったりしているんだったら それは優しさとは 決して言えるものでは無い 貴方の事を思って したたった一つの事が 貴方の事を考えて 伝えたたった一つの言葉が 本当の意味での 優しさになるんだと 意味なんかなくても いい人なんかじゃないと言われたとしても 自分のした事が ほんの少しの優しさの欠片になるのなら それでいい それだけでいい 上辺だけの言葉で 優しくなれ

          変わりたいんじゃない

          奇跡

          無理をしてまでも やるべきことなんてあるのかな 何かの為に自分を傷付けて 誰かの為に自分に嘘を付いて そんなのってないよって 自分に言い聞かせるけれど 本当は怖いだけなんだ 失うのが怖いだけなんだ 何にもできないくせに 何でもできるようなふりばかりして 助けて欲しいよって 苦しいよって 素直に言えたら楽なのに でも出来なくて どんなに時間が経っても どんなに歳をとっても 私は何にもなれないし どこにもいけない でもそれでいいんだ 悲しいことじゃないから 私

          心を震わせて

          人は何をすることによって 心を揺さぶられるのだろう 人は何を見ることによって 感動するのだろう 心を動かすというのは どういうことだろう 笑い泣き怒り喜ぶとは 一体どういうことだろう たった一文字で済む 言葉の裏側にある本当の意味は 誰もたどり着けない程 遠くにあるもので 手を伸ばしても届かない それなのに声に出して伝えることが出来る 真相は誰にも分からない 本質は誰にも伝わらない ただ空を切るその音が 人の耳に届き心を体を揺さぶる 目に見えないもので 心を

          心を震わせて

          それでも世界が続くなら

          無理しなくたって いいじゃないか どんなに居場所が悪くても 会いたくない人がいたとしても いじめられてても 消えないものがあったりしても 無理なんかする必要 あるのかな 頭が痛かったり 胸が苦しかったりしたら そのまま動かないで 横になってればいいんだよ 悲しくて叫んだり いつのまにか涙が出てきても 大丈夫なことなんか 無いんだよ 誰もお前のことなんか 責めやしないから 誰も無理してるお前なんか 見たくないから 無理なんかしないでよ ねえお願いだからさ

          それでも世界が続くなら

          覚えてるかい

          例えば明日全てのことが 終わるとしたら これでよかったなんて 言える日になるのかな 最低な日も最高な日も 全部含めて これでよかったなんて 言える人生だったのかな もちろん後悔もあった したいことも沢山あった 話したい人や行きたい場所も 数え切れないほどあった みんながみんな そうだと思うんだ やり残したまま 終わらせるなんて もったいないじゃないか せっかくできるのにさ せっかく生まれてきたんだからさ したいことすればいいじゃん 昨日より最低な自分でも

          覚えてるかい

          一粒落とした涙は

          またあの時と同じように 死にたいと思った 私はこのまま生きていて いいのかな 別に寂しいだとか 辛いとかではなく 生きる意味を知らない 生きる価値を知らない 生きたからって得るものは 何も無いし むしろ失うもののほうが 多い 私が私を 塞いでるんじゃなく 生まれた場所、存在、環境が 私にただ合わなかっただけ 誰も何も 悪いことなんかない 誰も何も 間違ってなどいない 私は私として 生きていけないだけなんだ 誰かが放った言葉の重み 誰かがした軽はずみな行動

          一粒落とした涙は

          見えないものにも

          あの日貴方が聴かせてくれた たった一枚の紙切れから鳴る音は 正直なところ私には その良さが全く分からなかった けれど貴方は とても楽しそうで 貴方の横顔は とても幸せそうで 心に響かなかったその音に 少しながら感謝した 誰かが思うくだらないの中に 誰かの幸せが眠っているとしたら それはくだらなくなんかない 幸福への切符だ 光り輝く眼差しが向けた先の ひとつとなった音を 掴み取りたい 私だけのものにしたい 言葉にしなくても 身体で表さなくても 伝わってきた

          見えないものにも

          明日が来る前に

          何も知らないくせに 何も知らないくせに そう呟いてみてもどこにも届かず どこにも響かず 息をするということが こんなにも大変なことだなんて 産まれた時に分かっていたら こんなに苦しまなくて済んだのにな 今日も呼吸をする度に 体が悲鳴を上げる いっその事 直接肺に管を通してしまいたいくらい 息を吸う為の器官は 既に体に備わっているはずなのに どうしてこんなにも 息辛いのだろう どうしてこんなにも 生き辛いのだろう 真っ黒な水槽に 上から頭を押さえ込まれ溺れて

          明日が来る前に

          私のいない世界

          善い人間には到底なれないんだと 改めて思った今日 いつも見ている夕焼けが なんだか霞んで見えた 誰かの為に優しくなろうなんて 初めからおかしい話だったんだ 誰かの為に善い人間になろうなんて 無理な話だったんだ 私達は 何にとっても悪になる 人に対しても 家畜に対しても 物にも あの笑顔にも 悪である事のなすり合いで 私達は生きている 誰だって そうはなりたくは無いけれども 誰かが背負わなければ 誰かは生きていけない 重くのしかかった其れに 気付いて救える立

          私のいない世界

          クロノスタシス

          全てが止まって見えた あの瞬間もあの笑顔も 傷つかないようにするには 何もしなければいい 何もしなければ 何も失わない 私も失うのが怖い人間であり ただの臆病者だ 分かっていても 一歩踏み出せず 機会を逃したり 後悔したり 今までどれほど あったのだろうか 怖いから やめたこともある 無理をしてまでも する意味なんかないと ただ あの感覚がずっと胸に残っていて 幸せを手にした時の感覚が 忘れられなくて 記憶の中で 頭の中で ずっとその感触を なぞってい

          クロノスタシス

          空回りの日々

          どうしようもならない事ばかり 考えてしまう あの時起きた 出来事だって あの時助けられなかった あの人だって 貴方の言葉や 思ってること 自分の事すら 信じられないから 何も受け入れられない 何も受け入れない それはただの我儘で 自分勝手な事だけど 頭の中ではずっと ぐるぐると渦巻いていて 答えなんて出ないまま また今日が過ぎていく この苦しさが嫌だったから この辛さに耐えられなかったから 全部拒んでた 初めから期待なんてしなきゃよかったって

          空回りの日々

          私の願い

          なあ 何やってんだよずっと あの時ずっと 考えてたんじゃなかったのかよ 意味なんかないと そう思ってた あの人を好きになることも 大切な物を守ることも 息をすることも 生きることも 全部意味なんかないと ずっとずっと思ってた 自分のことしか 考えられなくて 自分のことしか 見えてなくて 何をするにも 苦しくて 重い体に鞭を打たないと 当たり前のことも出来なくて 本当にずっと苦しかった 本当にずっと辛かった 今日もどこかで 誰かが笑っている 私の代わりに

          私の願い