私の願い

なあ 何やってんだよずっと

あの時ずっと 考えてたんじゃなかったのかよ

意味なんかないと そう思ってた

あの人を好きになることも 大切な物を守ることも

息をすることも 生きることも

全部意味なんかないと ずっとずっと思ってた

自分のことしか 考えられなくて

自分のことしか 見えてなくて

何をするにも 苦しくて

重い体に鞭を打たないと 当たり前のことも出来なくて

本当にずっと苦しかった 本当にずっと辛かった

今日もどこかで 誰かが笑っている

私の代わりに 誰かが笑っている

そんな世界は 望んでいたのかな

誰もが幸せになるんじゃあ なかったのかな

そう考えると 胸の鼓動が少しずつ早くなって

自分の死期が近付いてる感覚がして 震えてしまう

怖いはずなんてなかったのに みんなそうでしょ

結局のところ 生きる選択肢をいつの間にか選んでる

私もあなたみたいに 立派な人間になりたかったな

私もあなたみたいに 強い人間になりたかったな

それでも 私を助けてくれるのは

いつも 目に見えないものだった

意味なんかなくても 歌えよ

意味なんかなくても 話せよって

全部見透かされている そんな気がして

その瞬間だけは 生きている実感を得られる

生きる意味なんか なくても

昨日よりずっとマシな自分を

いつまでも 願ってる

誰かの為じゃなく 自分の為に

いつまでも 願っているよ