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あの頃は良かったなんて言わないで
大人はみんな口を揃えて言う。
「大学生の頃が1番楽しかった」
「あの頃に戻りたい。大学生活楽しんでね。」と。
そんな声を掛けられる度に、私は不安になる。
人生の大先輩達が、“大学生時代”を1番楽しかったと感じているなら、私の未来は、一体どうなっちゃうの。
これから先の長い人生、大学生活より楽しくないことだらけなんて、耐えられるわけがない。
私は、楽しさを更新できる大人になりたい。
「学生時代が1番楽しかったから、今を楽しめよ」
と助言するのではなく、
「大人って、すっごく楽しいよ!大人になってもやりたいことを沢山見つけな!」
と言える大人になりたい。
やっぱり、それが、大人の責任だと思う。
成人しているけれど、まだ学生の、宙ぶらりんな私が何を言っているんだと、大先輩達に怒られるかもしれない。
だけど、子供に希望を持たせて明るい未来を創るのが、大人の使命だと思うから。
そして、何よりも自分だって、いつまでも輝いていたいから。
大人だから、いい歳だから、と諦めるような人になりたくない。
「あの頃は良かった」と言う大人にだけは、
絶対になりたくない。
これは、成人式が中止になった私の、成人へ誓いだ。
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