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現場女子・ドボジョ・けんせつ小町
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。私は現場に出るようになってから、建築の現場を合わせて約十数年になります。
(え、間もなく20年かも…コワ。)
大学を出てすぐの頃は、現場の管理で建築現場へ行っても事務員さんと間違われたりして、悔しい思いもしました。
そこで今日は、現場女子について書いてみようと思います。
私の知っている現場女子
造園業で職人として働く女性を身近に2名知っています。一人はいつも一緒に現場で仕事をしてくれるMさん。
Mさんとは、現場でご一緒するようになってから、もう4~5年になるかと思いますが、とても体の小さな女性です。
その分とても身軽に動かれてとても一生懸命お仕事をされています。
重機の誘導や一緒に働く男性の職人さんのサポート、補助、片付け等を見ていると、とても女性らしい細やかな視点だと感じます。
また、園庭整備でも保育士さんや子供達とすぐに打ち解けて下さるのでとても安心です。
手の部分はMさん
もう一人は、clubhouseで出会ったHちゃん!まだ20代ですが、とても造園のお仕事を愛しているという感じが伝わって来て、とても元気を貰えます。
勉強熱心ですし、Instagramでの現場の様子を見ていると男性と変わりません。私が初心に戻れます。いつも応援しています。
はるちゃんのInstagramはこちら👇❤️
現場女子のお困りごと
もともと男性の多い職場ですので、女性ならではのお困りごとがあります。
私自身も、困ったことというか不便に感じることがありました。
1.男性に比べると、どうしても体力的に劣ります。
(個人差はあります。)
2.着替えの場所、お手洗いの場所は配慮が必要です。
3.女性だということで、配置される仕事に差があることがあります。
(現場の監督さんや会社の考え方によって大きな差があります。)
それでも、現在女性の土木・造園・建設業に従事されている方は増えてきています。
また、この業界自体が労働者不足なこともあり、女性の積極的な活用を進めています。
「けんせつ小町」ってご存知ですか
「ドボジョ」という言葉もあるのですが、ドボジョは土木に携わる女性の事です。そして、「けんせつ小町」とは、建設業で働くすべての女性の愛称です。建設業連合会が、2014年(平成26年)10月に制定しました。
積極的な女性活用のために、さまざまな取り組みがなされていて、大きな現場では、ユニバーサルトイレ(男女別のトイレ)の導入も進んでいます。
因みに、ドボジョはそれより以前に使われだした言葉で、漫画の題名にもなっているそうです。読んでみようかな。
現場女子の割合は増えている
大手建設会社で働く女性の比率は、全体で約12%、技術職は4%台で増加傾向にあります。女性就業者数が増えることは、建設業での働き方の多様化につながり、職場環境の改善、長時間労働の是正などが進むことが期待されます。
実際に、私のInstagramの方で交流している方の中にも、若い現場女子が多くいらっしゃいます。とても明るくて、元気で、キラキラしていてとても素敵な方が多いです。
若い女性で興味のある方も、女性の先輩がいれば入りやすくなるんじゃないかと思います。
まとめー現場女子の将来
現場に出ている女性の方達にも、職人としてだけではなく他の選択肢もたくさんあります。
私は職人さんとして現場にかかわっていたわけではありませんが、建築の仕事をしていた時に不安だったことがあります。それは「体力的な部分」でした。
この仕事は好きだけれど、この仕事を続けていけるのだろうか。年齢を重ねるたびに不安でしたね。結果的に建築の仕事から造園の仕事へ転職することになります。
その建築の会社で、良かったな。と後々に思っていることがあります。
それは、現場監督としての専門的なことだけでなく、事務・設計・積算・打ち合わせ・軽微な補修。等いろいろな事を経験させてもらえたことです。
その経験が、今フリーランスで仕事をしていくうえでの礎になっているのは間違いありません。
きっと私のように、現場は好きだけれど体力的な不安を感じている方や、出産育児で働き方を見直す必要が出てきたら、その業界の中での自らの新しい関わり方も模索してみてもいいと思いますよ。
応援しています。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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