「ジョニィが悪党ではないのですか?」ジョジョ第7部感想振返書
ジョジョの奇妙な冒険第7部~スティール・ボール・ラン~(以下、SBR)に納得できない時間が長かった。
「何をやっていたのか、したかったのかよくわからない」それが読み終えた感想だった。
ジョースター家の運命の消失とともに物語の前提がなくなり、スタンドはより複雑化し、セリフや展開はより抽象的に。私の理解が追いつかなかったのだと思う。
去年の8月には読み終えていた第7部の感想を今さら書いているのはそういう理由からだ。「7部は傑作」との声をよく聞いていただけに、当時は自分の感受性