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#エッセイ

時間が目に見えたら | 浪江の記録 #3

もし時間が目に見えたら、どうなるだろうか。 ゆっくり、早い、それだけの表現ではなくて。 空を流れる雲のように穏やかだったり、嵐みたいに荒れていたり、もしくはずんと、腕を引っ張られるような重みがあったり。 いろんな見え方があるんじゃないかと、思っている。都市によって変わるのだろうか。それとも場所に関係なく、やっぱり一人ひとりによって変わるのだろうか。 というのも、浪江にきてから砂時計がほしいなと思ったのだ。 別に時間を確認するのなら、携帯のスマホでも、タイマーでもいいのだ

心を震わせる文章への憧れについて

はじめましてと自己紹介に代えて noteの世界の皆さんはじめまして。 なんと名乗っていいのかまだ決まっていないので、noteを登録するときにいただいたvast_jacana358というIDをひとまず名前として名乗ろうと思います。 私は大学4年生で、貴重なモラトリアム期間の終盤を過ごしています。学生生活も終盤に差し掛かるなかで社会に出るための就職活動を行うことになったのですが、その中で嫌と言うほど自己分析をさせられました。性格や趣味がどうだったかは置いておいて自分について何度

夏に寂しさと、

こんばんは。 夕方にふと外に出てみると 夏の残り香のようで、 でもまだ秋ではないそんな香りがした。 ボクにはそれを何かに例えることはできないから noteに記しておくよ。 間もなく夏が終わるんだなと思った。 ボクのイチオシのYouTuber 「撮って 笑って 旅をして」 通称「とったび」 日本一周をしたカップルYouTuberだ。 2人の動画にはカップルのありがちな イチャイチャはあまり多くはない。 けれども、観ているとお互いがお互いを想い合う 優しさを感じられる。 これ

せみはキライではない

まだまだ暑いけど朝晩の日差しがだいぶ緩みましたね。 この時期によく目にするのがセミのひっくり返ってる姿。油断してはいけません。死んでいるのかと思いきやいきなりランダムに飛び始めるのです。頭を思いっきりどつかれた経験上、慎重に近づくと静かに天国に召されてる時もあります。   ひっくり返っているその姿。手足を胸の真ん中で組んでいるような姿は短い夏を一生懸命生きてきたんだな、そして短い一生を終えるのだなとセミの一生をしみじみ眺めてます。 私のベランダで。 そう私のベランダ。どうしよ

見えるという当たり前は決して当たり前ではない

私の視力の話をさせてください。 大人になるまで視力2.0で見えないという感覚を知らずにいた 夜、散々読書をしても視力が落ちることはなく 不自由を感じることは無かった 仕事柄、PCを一日中眺めるようになって急に視野が狭くなり 眼科でみてもらうと老眼と言われた その時まだ30代半ばである 眼鏡を作りに店に行くと 店員にそんなはずないでしょーと笑われたが 検査をすると真面目な顔で老眼ですねとひるがえされた そこからメガネが手放せなくなった 仕事用に老眼鏡を作り快適に数年使って

アイスコーヒーと冷やしきつねうどん

近所のアパートが取り壊されていた。 狭い路地裏に、重機が行き交い、ガガガ、ガガガと大きな音を立てている。 建物が取り壊されることなんて、過ぎ去ってしまう日常の一コマにも満たないとても些細なことだ。 こと、東京では、あちらこちらで、ガガガ、ガガガ、が鳴り響いている。 僕は毎日自宅のデスクに座って、2枚のモニターを眺めながら仕事をしては、その、ガガガ、ガガガの前を通りコンビニへ行き、アイスコーヒーと冷やしきつねうどんを買って帰る。 それが僕の日常だ。 ガガガ、ガガガ、が

ハッとさせられた言葉と今後の展望

昨日つぶやきにも書きましたが、ファッション雑誌に連載されていた綿矢りささんのエッセイを読んで考えさせられることがありました。 それは、1日のうちでスマホなどの画面内の世界と、リアルな現実の世界を見ている時間はどちらが多いですか?といったものでした。 スマホはよく見ているけれど、そりゃさすがにリアルな世界を見ている時間のほうが長いだろうと思っていたのですが、昨日1日の自分の行動を振り返った時、思っていた以上に、液晶画面の中の世界を見て暮らしていることに気づかされました。

#19 実感なんかなくても良いのかもしれない

いよいよ明日は引っ越し日です。 シェアハウス・ホステル暮らしと、少し特殊な住環境が続いていたので約4年ぶりとなるんですが、今日になってもまだ「明日引っ越し」という実感が全然ありません(笑) 思い返せば、正月に福岡に行った時も「福岡に行くぞ!」という実感が全然湧かないままフェリーに乗り込んでいましたし、昨年11月に2号店をオープンした時も、「オープンした!」という感じよりも「さて、ここからどうしようか」という気分になっていました。 そう考えると「実感がない」ことは良いことで

【日記】パン屋さんのパートと今日も続くよ看病は

3月2日。木曜日。 今日は午前中からお昼にかけてパン屋のパートがある日。 昨日から体調不良の長男は今日も学校をお休みすることに。私がパートに行っている間は、在宅勤務の夫が様子を見ていてくれることになった。夫が在宅勤務で本当にありがたい。長男は一度月曜日に小児科を受診したのだけど、その後咳が悪化してきている気がして、喘息持ちでもあるので少し心配。改めて再診したほうがいいだろうと、私がパートから帰ってきたあと、午後に小児科に連れていくことにした。 朝はいつも通り次男を小学校

感情の昂りはもうないのかもしれない

「楽しかった」 昨日の出来事 作家が在廊しているとも思わず、思いがけずに遭遇できたから 絵を見れたこと 自然に癒されたこと 帰り道にふと無になる瞬間があった そして自動思考してしまった 今日過ごした楽しかったは「楽しかった」のだろうかと 楽しかったことに違いはないはず そう思っているのに感情は昂ってくれない 小学生の「たのしかった」には確実に負ける 小さい頃の自分には確実に負ける トランプゲームで勝ったり、野球の試合で負けた時の方が感情があった 大人

離婚のイメージって一体。

りゅうちぇる、ペコの離婚の話。 Twitterのトレンドをみて、最初はあんなに仲良しな夫婦でも離婚するのかー、やっぱり長時間一緒にいて、子育てすると環境も変わってきて昔のようにいかなくなってしまったのかと思った。 しかし、本人達のインスタのコメントを読んでみるとどうも様子が違う。よくある価値観の違いとかどちらかのスキャンダル、不倫とかでもない。 以下、りゅうちぇるの「離婚発表」全文。 色々書いてあるが、私は「単純に法的な関係を解消して、いつも通り家族としてパートナーと

通勤という旅

働く皆様、毎日通勤お疲れ様でございます。 電車に揺られて、知らない人の隣に座り、遅延の恐怖に怯えながら、眠い目を擦り、ときが経つのを待つ。 現代の修行ですね。 お勤めご苦労様でございます。勤労感謝。勤労感謝。 そんな私も労働をしているわけでございますが、 職業柄『通勤ラッシュ』に遭遇しない(ことが多い)環境にいるのでたまに出くわしますと 「そうか、これがラッシュか」 と舌をベロベロ巻いちゃいます。 出来ることなら走って逃げたくなりますが、 電車より早く走れるわけもな

子どものスポーツ

こんにちは、小波です。 みなさんのお子さんはスポーツされていますか?昨今では子どものスポーツは、楽しむものというより、競技としての面が強くなっている気がします。 始める時期も低年齢化している傾向にあると感じます。 私の周りでも2歳くらいから始めるというケースも珍しくないです。 息子の習い事も低年齢から始めて、トップアスリートを目指すお子さんばかり。 知り合いのお子さんが小学校4年生でサッカーを始め 「どう?楽しい?」と聞いたら 「小学校4年生でモノを始めるのはもう遅いです

幼い頃のはなし

幼い頃から変わった子だったらしい。 2歳を過ぎれば敬語まで使いこなす、おませな子だったそう。 自宅の天井の角には"イチイちゃん"というお友達が居たらしく母は頭がおかしいと思って病院に行くか悩んだという。 4歳頃になると私は新聞が好きで、毎日読んでいた。 とは言っても内容を理解するわけではなく、ひたすらに、漢字にだけ丸をつける作業をしていた。漢字がとにかく好きで、分からないものは全部読み方を聞いて回るほどだった。 自分で言うのもなんではあるが、勉強はよく出来た方だった。 小学