186. 失敗したことなどないさ。10000通りのやり方が上手くいかないということを確認したんだ。〜トーマス・エジソン〜
みなさんこんにちは。
今回は、アメリカ合衆国の発明家、起業家であり「発明王」と呼ばれるトーマス・エジソンさんの格言について紹介していきます。
トーマス・エジソンとは
トーマス・エジソンさんについてはこちらの記事でも紹介していますので是非ご覧ください。
1847年オハイオ州マイランに7人兄弟の末っ子として生まれました。
少年時代のトーマスさんは、なんでも知りたがる子どもで、有名な話としては、
1+1 = 2
と教えられて、納得することができず、
1つのコップに1つのコップの水を足すと、1つのコップになる。
など、なんでそうなるのかを理解しないと納得できない性格だったようです。
その結果、小学校は3ヶ月で中退し、元教師の母親がトーマスさんの勉強相手になりました。
母は教えるというよりは、出てきた疑問を一緒に考え、百科事典などを参考になぜそうなるのかを一緒に答えを出すという方法でした。
その甲斐もあって、トーマスは元々の好奇心もあり、自分の頭で考える習慣が身に付きました。
12歳になったトーマスは鉄道でアルバイトを始めました。
りんごやピーナッツ、新聞を車内で売る仕事でした。
15歳の時、両親を助けるために、さらに利益を上げようと思いました。
南北戦争が激化したという報道を伝える媒体が当時新聞しかなく、借金を申し入れてまで、新聞を1000部仕入れました。
当時の汽車では新聞は30部しか売れないものでしたが、定価5セントの新聞を25セントであっという間に売り切りました。
100ドル(現在の1万ドル)を手に入れたトーマスは、新聞は儲かるということに気づき、新聞を発行する側に回ります。
発行部数は上り調子だったのですが、ある企業を批判した記事を書いた時に仕返しを受け、新聞は廃刊になりました。
電報通信技術が表れ、新聞販売での大成功を収めたトーマスは、電報技術の習得に明け暮れました。
この電報技術をビジネスに転用するべく力を注いでいましたが、1876年アレクサンダー・グラハム・ベルが電話を発明したことで更に研究にヒートアップしたと言います。
電話に熱中したことで、音に興味を持ち、蓄音機の発明に成功しました。
音の次にもっと明るい照明器具ができないかと考え、1879年に1万回を超える失敗の後に、京都今清水八幡宮から入手した竹の繊維を用いて白熱電球の発明に成功しました。
この音と光の技術を合わせたのが映写機だと言います。
その後は、電池、録音機、扇風機、謄写版、トースタ、ミシン、ラジオなど、84歳の生涯を閉じるまでに、1093件の特許を生み出したそうです。
失敗したことなどないさ。10000通りのやり方が上手くいかないということを確認したんだ。
エジソンさんは数々の発明をしていますが、
その裏ではたくさんの努力をしてきています。
そして、それを失敗と捉えるのではなく、
やり方を確認し、うまくいく方法を確認したのだと言います。
目標を達成するために努力を続けている人は、一つ一つの解釈が違うなと思います。
失敗と思うとそこで終わりですが、
やり方を何度も確認し、それが上手くいくまで続けるという解釈にすると、
全てが一つに繋がっていきます。
何が上手くいき、何が上手くいかなかったのか、
その原因を次の成功に活かすためにどのように改善すればいいのか、
目標が明確で、そのためにどうしていく必要があるのか、
考えているからこそそのような発想になるのだろうなと思いました。
白熱電球の開発にも1万回以上の試行錯誤をし、
京都今清水八幡宮から入手した竹の繊維を用いることが最適だと気づき、
照明器具の開発に成功します。
1879年に日本の竹を使用するというところまで辿り着くことを考えると、
どれだけの試行錯誤が必要なんだと、
上手くいくための努力の影が見えますよね。
何を成したいのか、
そのために何を変えていく必要があるのか、
一個一個明確にしていくことが必要だと思います。
最後に
今回は、アメリカ合衆国の発明家、起業家であり「発明王」と呼ばれるトーマス・エジソンさんの格言について紹介してきました。
仕事や人生においても様々な目標を持って生きている方が多いと思います。
目標を持っていない方もこれから目標を持って生きると、
人生が華やいでいくと思います。
どういう未来にしていきたいか、
どんな人と、どんなことをして、どんな場所に行きたいか、
明確に決めておくと、そのための努力が楽しくなると思います。
そして、目標を持って動いている方も、
その目標を達成するためにどんなことが必要か、
何を改善すればその目標を達成するのか、
失敗ではなく、一個一個確認していくことで、
着実に目標達成に近づいていくと思います。
自分の人生や仕事を通じてどのような理想を叶えていきたいのか、
今の現状と、そのためにどのような改善が必要なのか、
確認しながら進めていくことが大事だなと思ったので、
僕も求めている状態からどのような工夫をすれば目的に辿り着くのかを考えながら実行していこうと思います。
自分のチャレンジする姿と成果で、
人は決めたところから人生を豊かにできるということを証すために、
全ての学びは決めている理想を達成するためだという考え方にしていこうと思います。
全てのチャレンジしている人が、
足を止めることなく一緒に努力できることを願って自分もこのnoteを続けようと思います。
それではまたどこかで。
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