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カメラ好きなエンジニアです。 時々、ご依頼を頂き写真を提供しています。 Noteで使っ…

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カメラ好きなエンジニアです。 時々、ご依頼を頂き写真を提供しています。 Noteで使っている写真は基本的に圧縮しており、機材本来の性能を訴求するための写真ではありません。ご了承ください。

マガジン

  • 素敵なフィルム写真

  • だいじなこと

  • RAW現像クエスト

    私が探索したRAW現像の世界を纏めたマガジン。 今後どの程度増えるか分からない。 増えないかもしれない。

最近の記事

Images and Words.

最近はnoteを更新するサイクルがめっきり長くなってしまった。 収益化したわけでも「中の人」として更新しているわけでもないし。 マイペースに進めていこう。 行動の頻度そう、noteはマイペースにやろう、と決めている。 一時期、Instagramを毎日更新することを意識し過ぎて義務感を感じ始めてしまった。当時を振り返ると、その時期は、写真の思い入れよりも更新することを重視していた。今となっては、何だか失敗したな、と思うし、自発的かつ自分に閉じる義務感に駆られて本気で物事に取り

    • 光の誘惑

      2024年、カメラにおける私の今年のテーマはライティングである。 でも、そもそもライティングをしようと思った原点は何だったのか。 この記事は、その点について振り返る極めて内省的なものである。 最近の出来事先日、幼少期によく遊んだ田舎に、久しぶりに立ち寄った。 そこには、既に主の亡い家がある。親戚が管理しており今も昔のままの姿を留めており、この春、久しぶりに多くの笑い声が戻ってきた。 この歳になると親戚の集まりと言えば慶事か法事のどちらかである。 あれからもう13年も経つの

      • 光と遊ぶのが少し楽しくなってきた。

        ライティング。 日本語に訳すなら個人的には「光による演出」だと思う。 演出するとは、光を「操る」、即ち意図をもって画角内の光を設計することで偶然性を可能な限り排除し、再現性とは言わないまでも計算された環境を作ることだと思う。 アマチュアとしてカメラを楽しむお気楽な身分としては、色々と遊びながら、回り道を許容しつつ自分が興味を持った順番で知識を広げていきたい。 今回の記事は、光の演出の第一歩としてストロボについて考える。 はじめに前回の記事でストロボに興味を持った話を書いた。

        • ストロボ。

          フラッシュライト、スピードライト、ストロボ、どの単語もだいたい同じものを指しているが、これといった一意の言い方が存在しない、ストロボ。 今回の記事の主役は、クリップオンストロボ。 英語ではElectronic Flashというらしい。 なお英語でflashlightというと懐中電灯を指すらしい。 最近やっとクリップオンストロボ、以降文字数削減のために単純に「ストロボ」と表現する、の面白さが分かってきたので、このタイミングにおいて、これまで私がストロボをどのように扱い、捉えて

        Images and Words.

        マガジン

        • 素敵なフィルム写真
          8本
        • だいじなこと
          2本
        • RAW現像クエスト
          7本

        記事

          久しぶりにインフルになった

          いつ以来か考えても、最後にインフルエンザ(以下インフル)になったのがいつか思い出せない。 恐らく、10年前後はインフルになっていなかった。 もちろん、そのうちの約3年は新型コロナウイルス感染症(以下新型コロナ)対策による行動制限等により結果的にインフル対策も出来ていた。 しかし、それ以前はワクチンを打たなくても幸運なことにインフルにはかからなかった。 それが遂に今年、それもこの年の瀬に、我が家を襲った。 昨年も年末に新型コロナに罹った。 そのときは、まず私が家庭にウイルスを持

          久しぶりにインフルになった

          2023年年末最後の大きなお買い物(だといいな)、RAW現像ソフトはこれにした。

          このソフトを購入した。 発端ことの発端はこちら。 ざっくりいうと、JPEG撮って出し保守本流を自認していた人間が、いつの間にかRAW現像の世界に舞い戻ろうとしていた。武器(RAW現像ソフトウェア)が必要なことは自明であるが、以前使用したフリーソフトウェアは難易度や仕上がりの点で不安が残る。それでは、と貧乏人根性を惜し気もなく晒し出し、折角お金を払うなら、納得がいくソフトを選びたいと考えた。 この記事を起点に、以下の5つのソフトウェアを試用した。 試用ソフト ♡の数で

          2023年年末最後の大きなお買い物(だといいな)、RAW現像ソフトはこれにした。

          RAW現像ソフトをかいつまむ番外編 DxO FilmPack 7

          前回の記事にて、次はPhotoDirectorを試す旨を記載したが、諸般の事情によりPhotoDirectorの試用を諦めた(経緯は末尾に記載)。その変わり、ではないがDxO社のFilmPack 7を試したので、その概要を記事にする。 ”タイムレスな銀塩写真の魅力を再び” ノスタルジーを売り込むキャッチコピーは安易な印象を受ける。 とはいえ、フィルム写真のようなデジタル写真を作りたい自分がいる。 葛藤に葛藤を重ね、ということもなく、寧ろ迷うことなくインストーラをダウンロー

          RAW現像ソフトをかいつまむ番外編 DxO FilmPack 7

          RAW現像ソフトをかいつまむ⑤Luminar Neo

          写真の未来を見つけよう 何だか少しくすぐったくなるようなキャッチコピーだ。嫌いではない。 「近日リリース予定のジェネ変換機能を確保しよう」という言葉が躍っている(2023/11/10現在)。個人的には、過去にLuminar 3を使ったことがあり、本来そこに無かった景色を付け足すジェネ(ジェネレート?)機能はCGを作っている感覚になり好きになれなかった。Luminarはどちらかというとこのような付け足し機能に力を入れている印象である。 私の考えでは、良い写真は足で稼ぐものであ

          RAW現像ソフトをかいつまむ⑤Luminar Neo

          RAW現像ソフトをかいつまむ④DxO PhotoLab 7

          高度なエンドツーエンドの RAW 写真編集ソフトウェア 冒頭からエンジニア魂が炸裂する感のあるフランス発のこのツールが気になる。アクセスしたのは10/31、そう、ハロウィンだ。 ハロウィンと言えば収穫祭、もしくは悪霊を追い払う行事が転じて子供たちがお菓子を求めてさまよい歩くイベントになったと理解しているが、私はといえば性懲りもなくRAW現像ツールを探し彷徨い歩いている。 Webページには、上記キャッチコピーの次に配置されているのが「エキスパートの評価」。正直、こういう場面

          RAW現像ソフトをかいつまむ④DxO PhotoLab 7

          RAW現像ソフトをかいつまむ③SILKYPIX DEVELOPER STUDIO 11 Pro

          画質革命 新たな画像処理技術で今までにない解像感を。 このキャッチコピーの背景は、雪山の(多分)犬。 これまで研いできた爪の鋭さ、自信あり。 そんな自負を感じるSILKYPIX DEVELOPER STUDIO 11。事実、この犬の写真の解像感は素晴らしいし、画の美しさを感じられ、引き込まれる。こんな写真を撮ってみたいと思わせる、このソフトにはプロフェッショナル版(¥22,000)とスタンダード版(¥13,200)がある。 Webページに記載してある黄土色で強調されたフレ

          RAW現像ソフトをかいつまむ③SILKYPIX DEVELOPER STUDIO 11 Pro

          RAW現像ソフトをかいつまむ②Lightroom

          唯一無二の写真編集ソフト このキャッチコピーからは、Adobeの只ならぬ自負、自信を感じる。 Adobe LightroomのWebページにあるキャッチコピーだ。 これは確かに、Webページを訪れた人をキャッチできそうだ。 大きな字で書いてあるのは下記の4つ。あなたは当然Lightroomを選びますよね?と言ってきている気がする。 写真を思い通りの作品に編集 高度な機能が可能にする、自由度の高い写真編集 Lightroomのクイックチュートリアル 最適なプランをお

          RAW現像ソフトをかいつまむ②Lightroom

          RAW現像ソフトをかいつまむ①Capture One Pro

          “写真に命を吹き込みましょう” このキャッチコピーは素敵だ。 Capture OneのWebページのトップにあるキャッチコピーだ。 ただ、私としては、撮影の瞬間、写真に魂が宿ると思う。 上記Webページで、2023/10/1現在、大きな字で書いてあるのは下記の4つ。完全にUXに振っている。 自由に移動できるデザイン 完全な写真ワークフロー Capture One をすべてナビゲート Capture One を複数のデバイスで無料でお試しいただけます では、どんな

          RAW現像ソフトをかいつまむ①Capture One Pro

          RAW現像ソフト、どれが良いの?(切実)

          RAW現像を再開しようかな…なんて思いついてしまった。 RAW現像をするにあたり、数多とあるソフトの中から一つを選ばなければならない。非常にチャレンジングな命題である。 今回の記事は、まずスタート地点。 恐らく各ソフトの使い方やメリット、デメリット等の情報は、YouTubeを漁れば一通り出てくると思うが、自分がどうこだわるか、等独自の観点も入れ込んで検討したい。 プロローグ、のようなもの世の中色んなループがあると思う。 物理的なものでは伊豆半島のループ橋(河津七滝ループ橋)

          RAW現像ソフト、どれが良いの?(切実)

          煩悩の犬は追えども去らず。

          何処へ行くでもカメラを鞄に忍ばせて家を出る。 ふと目に留まる、ありふれた日常を写真に収める。カメラが無くて写真を撮れないと、夜まで引きずる。鞄に戻す労力を惜しみ、カメラを抱えながら歩くこともざらだ。 今年になって、私の機材一覧にLeica M Typ 240とLeitz Summicron-M 1:2/50が加わった。レンジファインダーは、他のシステムとは異なる撮影体験を提供してくれる。 憧れの機器を手に入れ満ち足りた生活をしていたつもりが、数か月ののち、Ernst Le

          煩悩の犬は追えども去らず。

          えくらべ 第二回(Black mist No.05)

          Black mist No.05。 No.5ではなく、No.1に対し半分だけ効果があるので、No.05です。 若干、今更感がありますしWhite mistなんかも気になりますが、Black mistは何も映画っぽい湿り気のある(?)雰囲気を出すだけじゃない、という題目です。 使用したでございます。今回の記事は無駄に語尾を丁寧にしてお伝えいたしております。 まずは、2枚の写真を見ていただきたく存じます。 先週まで出張していたインドで泊まったホテルの部屋であります。 二枚目

          えくらべ 第二回(Black mist No.05)

          Stick It Wrapperが便利だ

          いま仕事でインドにおります。 サラリーマンとしては、海外出張に行く際は、あまり大きくならないサイズのリュックを用意し、手荷物で機内に持ち込むために仕事用PCと趣味のカメラを詰め込む必要があるわけです。道中でお土産を購入して無造作に詰め込むようなユースケースを考慮に入れると、カメラ用リュックは汎用性が低く、普段の通勤等に使っているリュックで何とかしようと企てると、カメラの保護方法が問題になるのであります。 唐突に、目次。 良いの見つけた。わざわざカメラ用インナーケース等を用

          Stick It Wrapperが便利だ